生活デザイン科通信

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【生活デザイン科通信】高齢者福祉体験

家庭総合の授業で、高齢者福祉体験が行われました。
山鹿市社会福祉協議会より講師の先生2名をお招きして、高齢者疑似体験、車いす体験、アイマスク体験を実施しました。

まずは高齢者疑似体験です。二人一組に分かれて、介助される側とする側を決めます。

目が見えにくい白内障の状態を体験するためゴーグルをつけ、加齢に伴う負荷を様々な器具を取り付けて体験しました。新聞をうまくめくれない、字を読んだり書いたりすることが難しい、段差を上り下りするのもとても体力がいることを実感したようです。すべての高齢者がこのような状態ではないことも知りました。

次に車いす体験です。

利用したことがあるという人もいましたが、一人で坂道を上り下りする大変さや、介助される側の怖さ、介助する側の注意事項を細かく教えていただきました。

最後はアイマスク体験です。
全盲の方でも料理をされたり、私たちと変わらない生活をされていることを教えてもらってから体験をしました。

水を飲みたい分だけコップに注ぐ、匂いをもとに食べたいグミを食べる、介助をしてもらい歩くという体験をしましたが、アイマスクで歩くのが一番、怖いという意見が多かったです。

最後に一人ずつ感想を発表しました。

思っていた感覚と違ったことや、実体験と照らし合わせて感じたこと、自分の祖父母に対しての介助が分かったなど、多くのことを学べたようです。実りある体験をありがとうございました。