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SSHの授業

「科学の甲子園」出場

11月13日(日)科学の甲子園熊本県出場校選考会に出場しました。

参加した2年生のメンバーです。

科学の甲子園では、6人1チームで理科、数学、情報の筆記競技と実技競技に挑みます。 

文化祭と時期が重なり忙しい中、放課後の時間を使って直前まで筆記、実技の対策を頑張ってきました。

 

本番直前。校長先生、教頭先生も激励に来てくださいました。

 

試験は非公開で行われましたので、競技の様子はお伝え出来ませんが、実技競技で制作した「シャトルウィンドカー」の走行タイムは、3位まであと1秒足らずの22秒という大変良い結果でした。

参加した皆さん、お疲れさまでした。大健闘でした。

 

 

 

SS国語探究「水俣学連続講座⑤」

11月7日(金)、1年2組グローバル探究コース39名を対象に、第5回水俣学連続講座が実施されました。

講師は熊本学園大学水俣学研究センター長の 花田昌宣(まさのり) 様です。

9月よりスタートしたこの講座も本日で最終回。

今までの学びを振り返りながら、水俣病の課題を「企業・科学者」「市民・漁民」「患者/被害者・法」の観点から改めて掘り下げ、全体像を捉えていきました。

 

(生徒の感想)

5W1Hの観点で見直した時、分かっているつもりで分かっていなかったことに改めて気づきました。当時、伝染病でないことは感染経路がたどれないことからも明白であり、漁師の方々はチッソの排水が原因であることを海の異変から知っていました。チッソという大企業の、高い技術や知識を持っている人たちが引き起こした人災であることを改めて学びました。

 

今後は3月の発表会に向けて9つのテーマを設定し、グループ毎に学びを深めていきます。

 

SS国語探究「水俣学連続講座④」

10月25日(金)1-2組(グローバル探究コース)を対象に、第4回水俣学連続講座を実施しました。

講師は熊本日日新聞社編集局・地域報道本部社会の石貫謹也(いしぬき きんや)様です。

今回は報道機関の立場から、「記者の目線で捉えた水俣」について語っていただきました。

以下、生徒の感想です。

「私は水俣病について探究する前までは、何十年も国や県と闘っている方々が居て、今も苦しんでいる方々がいらっしゃることを知りませんでした。公害の負の部分は知っていましたが、その背後に、『豊かさを追い求める人間』がいたことには気づいていませんでした。今回は記者という立場からのお話を伺う中で、ネットや本で調べただけでは分からない、取材時に石貫さんが感じたこと・考えたことを知ることができ、とても貴重な体験でした。講義を受ける中で、水俣病を終わらせないよう伝え続けることが大切だという思いを強くしました。」

 

 

【科学の甲子園県予選】実技競技の対策

11月13日(日)に実施される「科学の甲子園」県予選に向けて、事前公開された実技競技の対策を考えました。

科学の甲子園は、6人一チームで、数学・理科・情報分野の筆記試験と、実際に「もの」を製作する実技競技に臨みます。

今年の実技競技の課題は「シャトルウィンドカー」の製作。

まずは「シャトルウィンドカー」について調べました。

部品が揃ったら、試作をしていきます。

SS国語探究「水俣学連続講座③」

10月21日(金)、グローバル探究コース(1年2組)を対象に、水俣学連続講座を実施しました。

講師は熊本学園大学水俣学研究センターの井上ゆかり先生です。

今回で3回目となる講座のテーマは「不知火海沿岸漁村の暮らしと水俣病」。

不知火海の海流の流れと被害の分布等、様々な科学的データを元に講義をしていただきました。

以下、生徒の感想です。

「今日の講話の中で印象に残ったのは『中立って何だろう?』という原田医師の言葉です。水俣病認定患者である岩本さんのお父さんが庭先でしゃがんで包丁で魚をさばく写真があります。その写真を見て、熊本県は『症候は認められないか、認められるとしても軽度であった。昭和48年の両親の写真でも起⽴時の姿勢に異常は認められない。
(略)したがって、原告の両親が認定患者であることから、直ちに原告がメチル⽔銀中毒症を発症するに⾜りるだけのメチル⽔銀暴露があったとはいえない』と告げたと聞き、衝撃を受けました」

この連続講座もあと2回です。次回は本校卒業生でもある、熊本日日新聞社の石貫様がご来校くださいます。