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SSHの授業

【SS国語探究Ⅰ】水俣学連続講義①

9月30日(金)

1年2組グローバル探究コース(39名)を対象に、水俣学連続講義の第1回目を実施しました。

講師は 熊本学園大学特命教授 水俣学研究センターの高峰 武 先生です。

事前に高峰先生の著書『水俣病を知っていますか』についてレポートを提出し、そちらを元に講義をしていただきました。

以下、生徒の感想です。

 私達はこれまで、水俣病の長い歴史と、その歴史の中で多くの人が傷つきながらもこの問題に向き合ってきたことを学んできました。水俣病の歴史は決して風化されませんが、歳月が経つにつれ、私達の世代の中には「過去の出来事」という捉え方が強まっていると思います。

 私は今日の講義で水俣病についての自分の考えを持つことが大切であることを学びました。自分の考えを持つことで、未来に繋がっていきます。これからもっと水俣について調べ、理解することで自分の考えは形成されていきます。多面的に物事を見る姿勢を、水俣病に限らず、日常生活の中でも持とうと思います。

 

【SS数学探究Ⅱ】データサイエンス講義

9月26日(月)

2年2組グローバル探究コース(39名)を対象に、データサイエンス講義「財政教育プログラム」を実施しました。

講師は 財務省九州財務局財務広報相談室広報相談第一係長 右田 智也 様 です。

身近な「公共サービス」や「公共施設」などの予算案を行政担当者になったつもりで編成し、意見を出し合い、グループごとに発表、質疑応答を行いました。

ビックデータの活用法を学ぶとともに行政について考える機会になりました。

以下、生徒の感想です。

・日本の歳入、歳出、何に使ってるか、どうやって稼いでいるのかがわかり、勉強になりました。

・今までり前り前に過ごしてきたけど、財務大臣はじめ、様々な人達が色々なことを考慮しながら予算を立てていて難しいことだなと思いました。そして、グループ内でも意見が分かれたので、国民全員が納得できるような予算の作成はなかなかできないと実感しました。

・歳出歳入の割合を通して国の考え方を自分なりに考えることができ、国の財政を知り、理解することができました。

・日本の借金の深刻さがわかりました。日本の財政が、世界的に見て、負担とサービスのバランスが良くないものだとわかり、今後の日本について考える機会となりました。

 

【SS国語探究】水銀フリー講座

9月16日(金)

グローバル探究コース1年生が熊本県環境生活部環境政策課が実施している「水銀フリー出前講座」を受講しました。講師は国連環境計画国際技術センターの本多俊一様です。

講話を通して現在直面している地球規模の課題と水俣病との関連について学び、視野を広げました。

以下、生徒の感想です。 

「目先の豊かさより長期的な結果を考えて動く」この言葉が心に残っています。水俣病も、チッソが汚染水を処理するための1億を削らなければ、その後の埋め立て工事や様々な補償にかかる4000億円を失わず、人々も、また美しい自然も損なわれることはありませんでした。原子力発電やプラスチックの問題もそうです。そう考えると、他人事ではないと思いました。

 また、完全な水銀フリーは難しいものの、環境に優しいことを一つでも毎日行えば、少しずつ小さくても変わることを学びました。

 水俣病を学ぶことは、世界の仕組みや環境問題を知ることにつながるので、グローバルに考える大切さを改めて知ることができたと思います。

 私達は今、水俣学習のプレゼンづくりを行っていますが、熊本と国の関係だけでなく、世界に目を向けて、作成していきます。」

 

菊鹿中学校「プレゼン講座」

R4.9.14(水)

山鹿市立菊鹿中学校の1年生に向けて、本校職員の冨田教諭が「プレゼン講座」を行いました。

 当日はスライド作成のポイントをお伝えしました。また、本校2年生3名が中学生のために「発表の仕方」の動画を作成してくれました。

菊鹿中学校の1年生は、作成したスライドを、10月8日(土)の文化祭で発表するそうです。素敵な発表になるよう、応援しております。

熊大ワクワク研究室訪問参加

熊本大学薬学部を訪問し、 和田 美貴代 特任准教授、薬用植物園技術主任の渡邊 将人様に個人研究についてのご助言をいただきました。

 


参加した生徒の感想

「自分の行っている研究への現実性や、スムーズに研究を進める方法などのアドバイスをいただき、これからの研究の方向性を決めることができました。とてもいい経験になりました。」2年耕さん

「アドバイスをいただき、テーマを少し変えてみようと思いました。学ぶことが多く、とてもいい時間になりました。」2年廣﨑さん

今後どのような研究になっていくのか、非常に楽しみです。和田 美貴代様、渡邊 将人様ありがとうございました。