SSHの授業
R5年度 YSPⅡ研究計画発表会
7月19日(水) 2年生がYSPⅡ研究計画発表会を行い、3年生からアドバイスをもらいました。夏の探究に向けてがんばります。
課題研究の問題発見とテーマの決め方講座
6月23日(木)6限目、理数探究(YSPⅡ)で探究活動に取り組む2年生を対象に「課題研究の問題発見とテーマの決め方講座」を行いました。講師には熊本大学文学部准教授の日高 利泰様をお招きし、研究を進めるうえでの、課題(謎)の設定および検証方法についてお話をいただきました。
生徒を代表して、2年生の境さんから謝辞が述べました。生徒たちは本日学んだことをテーマの設定に活かし、7月19日(水)に予定されている「第2学年YSPⅡ研究計画発表会」でポスター発表を行います。
令和5年度 SSH講演会
5月10日(水)、山鹿市民交流センター文化ホールで令和5年度 鹿本高等学校SSH講演会を行いました。
演題:「古気候学と私~過去から学び未来を知る~」
講師:東京大学大気海洋研究所 平林 頌子 氏(理学博士)
講演の中で、地球科学の研究を目指したきっかけや、採取したサンプルを分析することで過去の気候を知り、将来の気候変動を予測する研究についてお話をいただきました。また、これから探究活動に取り組む生徒たちへ「きっかけは自分の身近なところにある」、「身のまわりのなぜ?を見過ごさないで」、「研究は決して個人プレーではない」とアドバイスをいただきました。
質疑応答では、生徒たちからの「環境悪化を防ぐために大事なことは?」や「研究をする中で特に印象に残っていることは?」など、多くの質問にお答えいただきました。最後に、生徒を代表して2年生の黒田さん(米野岳中出身)から謝辞が述べられました。
YSPⅡオリエンテーション
4月12日(水)、本校剣道場で理数探究(YSPⅡ(YamagaScienceProgramⅡ))のオリエンテーションを行いました。2年生の生徒たちは「課題研究とはどんなものか」、「テーマの設定」、「研究手法」などについて学びました。明日からさっそく課題研究がスタートします。
クロスカリキュラム 地球史その3 日本史×世界史×地学
地学基礎 今年度最後の授業は、「日本史×世界史×地学」で実施しました。
テーマは「気候変動と人類」
まず初めに黒点数の変化から読み取れることについて考えました。
黒点数の増減と太陽の活動状況については1学期に学習しています。
黒点数が少ないことから、地球の気温が低下したことまで考えることができた生徒もいました。
次に黒点数が著しく減少した時期(気温が低下した時期)には、世界・日本でどのような出来事が起きたのかについて、世界史の先生から説明していただきました。
次に日本史の先生から日本で発生した3大飢饉の内容とその対策についての説明をしていただきました。
(*天明飢饉は浅間山噴火も関係しているため、火山の説明もしていただきました。)
46億年という歴史の中で、生物は環境変化によって絶滅または適応することで進化を重ねてきました。
過去を知ることの目的の1つは、未来を予測することです。
過去にどういうことが起きて、どのように乗り越えたのかを知ることで、将来どうしていくべきかを考えるきっかけにして欲しいと思います。
今回は「深める&広げる」クロスカリキュラムになったのではないかと思います。
ご協力していただいた先生方ありがとうございました。