◆上天草高校ブログ◆

上天草高校の『いま』をお伝えします

主権者教育講話

 生徒たちの選挙・政治に関する興味・関心を高め、実際の投票に積極的にかかわろうとする姿勢を養わせることを目的に、全生徒を対象に主権者教育を行いました。

 講師にお招きしたのは、上天草市選挙管理委員会の小島様と木本様。選挙権を持つ意義に、投票の大切さについてお話しいただきました。

 「18歳選挙権」が実現された改正公職選挙法は、平成28年(2016年)から施行されました。つまり、一部の3年生にも選挙権の該当者がいることになります。今回の講演を聴き、選挙権を有する者として、選挙や政治に関心を高めてくれることでしょう。

第12回上天草高校入学式

 入学式が挙行されました。


 式では、校長先生からの新入生へ式辞が述べられました。

 上天草高校は開校12年目の高校ですが、大矢野高校60年、松島商業高校57年、天草東高校39年の伝統を引き継いでいます。これまでの輝かしい歴史と伝統をしっかり受け止め、何事にも積極的にチャレンジする気持ちを養ってください。
 上天草高校の校訓は「叡智、信義、敬愛」。「叡智」は深く優れた知識。「信義」は真心を持って約束を守り、勤めを果たすこと。「敬愛」は、相手を尊敬し、親しみの心持つという意味。これらの校訓を大切にしながら、卒業するときに振り返り、これだけ成長できたと実感できる三年間を送って欲しいと話されました。


 社会では、新型コロナウイルスが就職の兆しを見せません。日常の生活は制限されますが、家族や地域と言った身近な人々とのつながりの重要性は大切です。上天草高校は、「地域意図の挙動による高校教育改革推進事業」に取り組んでいます。「上天草で未来を切り拓くリーダーを育成する」ことを目的に、ビジネスプランを作成し、解決を目指すという探究的な活動を行っています。これらは地域の方々の協力によって成り立っています。この取組を通じて、地域とのつながりの大切さを考えて欲しいと話されました。


 式後は、各クラスでクラス開きが行われました。
 担任の先生からは、自己紹介とともにクラスの経営方針や約束ごとなどを新入生と保護者の皆様に伝えておりました。
 新入生の皆さんも、緊張した表情ではありましたが、真剣に担任の先生の言葉を聞く姿勢が素晴らしかったと思います。
 新しい学校生活がスタートしました。
 上天草高校は頑張る皆さんをしっかりサポートしていきます。
 充実した高校三年間を送ることができるよう、一緒に頑張りましょう。

読み聞かせに行ってきました

3月26日(金)。近隣の中北小学校学童保育室にて、読み聞かせをしました。

事前に何度も練習した甲斐があり、児童たちが良くお話を聞いてくれました。

おみやげに折り紙で作ったミニ本をいただきました。

満開の桜の下で記念撮影。春の暖かさを感じることができました。

チョークアートボランティア

3月26日~27日、大矢野町の洋菓子店「おやつ家 菓音」の店内で、チョークアートを制作してきました。

店主の高橋さんは、大矢野高校時代の卒業生。初回のチョークアートに続き「第2弾も後輩たちに手がけてほしい」とのことでお話しをいただきました。

今回のテーマは『にゃトーショコラのある風景』。

お店では、2月22日から「にゃトーショコラ」の販売が開始されたとのこと。今回のチョークアートはそれにちなんだデザインとなりました。

よく見ると、小さい猫が数匹描いてあります。お店にお越しに成られたら、是非探してみてください。

地域の方々に見守られている上天草高校

先日ホームページ上でも紹介しました横断幕に書かれた「卒業生へのメッセージ」。
このことをテーマに校長先生からお話しをいただきました。

卒業生へのメッセージを書いていただいているのは、大矢野町にお住まいの宮本さんです。
宮本さんは、学校近くの三叉路の横断歩道を朝からの交通指導をされています。
高校生だけでなく、小中学校の児童・生徒も見守る活動を10年前から行っています。

このような横断幕を書かれる理由を伺ったところ
「毎日朝、交通指導していると、高校生や地域の子供たちが挨拶してくれたり、ありがとうございます、といってくれたりする。それが嬉しいし、自分の生きがいです。だから、何かお返しがしたくて、こういう形で、言葉を書いています。」ということでした。
そういう言葉を聞くと頭が下がる思いです。
そして、本校生徒へのメッセージを伺ったところ、
「継続は力なり。何事もあきらめず続けていってください。」とエールをいただきました。

宮本さんをはじめ地域の方々が、君たちを見守り、愛情を注いでくださいます。
日ごろ意識はしないかもしれませんが、そうした多くの大人の支えがあって、今君たちはここまで成長しました。
なぜ、地域の大人たちは、君たちに対して、愛情を注ぎ、温かく見守るのでしょうか。
それは、大人たちが、かつて、子供だったとき、同じようにその時の大人たちによって身持ってもらったからという理由、ただそれだけです。

だから、将来、大人になったとき、ぜひ、この地域の子供たちに愛情を注ぐ地域の大人の一人になって欲しいな、と切に願っています。そうやって、この町はずっと続いていきます。

4月からそれぞれ進級し、新た後輩を迎えることになります。
コロナの脅威はまだなくなる気配を見せませんが、新年度も感染症対策に気を配りながら、充実した学校生活を送ってください。
生徒の成長した姿を楽しみにしていることを伝え、3学期の終業式の訓話を送られました。