◆上天草高校ブログ◆

上天草高校の『いま』をお伝えします

上天草プロジェクトⅠ~フィールドワーク~

 現在、「第7回高校生ビジネスプラン・グランプリ」へ出品するビジネスプラン作成に取り組んでいます。
 1年生を17の班に分け、それぞれ地域の課題を解決するプランを考えました。
 
今回の上天草プロジェクトでは、3つの班が、自分たちが地域の課題と思うことについて解決を目指してフィールドワークを行いました。

 今回のフィールワーク先は次のとおりです。
 ・藍のあまくさ村(藍の村観光株式会社)
 ・上天草市役所企画政策課
 ・上天草市役所産業政策課

 あまくさ村では、商品の開発や販売について教えていただき、上天草市企画政策課では、バスを中心とした公共交通の現状と町づくりについて。産業政策課では、市の特産物やブランドについて、時間をかけて教えていただきました。

 商品の開発や販売についてのインタビュー(あまくさ村)

 

公共交通の現状と町づくりについて(上天草市企画政策課)

 

市の特産物やブランドについて(上天草市産業政策課)

 

ここで学んだことを活かして地域課題の解決につなげていきます。

どこでも「学びの場所」に早変わり

最近の上天草高校の授業に変化が起きています。
2学期からICT情報通信技術)を取り入れた授業が行われています。

なんと『iPad』が導入されました!
教室内でインターネットを活用したいという数多くのリクエストをいただいた中での導入です!

実験の様子を動画で撮影したり、授業の導入部分でインターネットを活用したりと、現在フル回転で活躍しています。

今回は、2年2組普通科特進クラスの様子を紹介します。
「総合的な学習の時間」で取り組んだ、『希望する進学先(上級学校)の情報を集める』ものでした。

これまでだと、情報会計科棟や家庭科パソコン室の使用許可を取るのに大変でした。
これからは、教室や場所を選ばず、タブレットひとつで、そこが学びの場所に変わります。

生徒の方が操作に慣れているようですね。
今度、生徒に操作方法を教えてもらいたいと思います。

 

3年就職・指定校進学激励会

9月16日(月)より「就職選考会(採用試験)」が始まります。
いよいよ就職活動が本格化していきます。

本日の7限目。就職希望および指定校推薦による上級学校への進学を希望している向けて激励会が開かれました。

校長先生からは、
最後まで準備を怠らないこと。
高校生らしい、一生懸命さを伝えて欲しいこと。
第一印象の大切さ。あいさつ身だしなみの大切さ。
上天草高校の看板を背負い、次年度にもつなげて欲しい。
面接試験に挑む、受験生に向けてアドバイスをいただきました。

初日の16日が試験日という生徒もいるようです。
緊張するかと思いますが、次のステージで活躍する自分をイメージして、しっかりと自分の思いを伝えてきて下さい。

受験生頑張れ!

地域協働だより 第2号

 「地域協働だより」第2号が発行されました。

 今回は、文部科学省より指定を受けた20の高校マップを掲載しています。また、今後の上天草プロジェクトについて掲載しています。

 

 全国に先駆けた授業を通じて、地域課題の解決を行っている高校20校。上天草高校は全国の注目の的になっています。

スーパーティーチャー授業

熊本商業高等学校より木庭寛幸先生をお招きし、情報会計科1年の簿記をご指導いただきました。
木庭先生は、熊本県教育委員会から『スーパーティーチャー』として任命された商業の先生です。
木庭先生は、世の中に商業教育の必要性と、特に簿記会計を学ぶのかを生徒に伝え、生徒のやる気を引き出すことをモットーとしています。

他校から先生をお招きした生徒たち。とても緊張しています。
そこで木庭先生。生徒同士で元気にハイタッチをさせて緊張をほどきます。


生徒が笑顔になったところで授業開始です。

木庭先生が用意された資料には、経済と簿記の関連性を示すトピックスや著名人の簿記の有用性などがまとめられた記事がたくさん載っていました。


教科書だけでなく、新聞記事やビジネス本などを活用する木庭先生の授業。生徒の身近なところに経済があるとともに、簿記を知ることでより深く経済を理解することができることをお話しされました。

また、生徒同士で考えや意見を話し合う時間を随時設定することで、生徒は楽しく「考える学び」に取り組むことができました。

『スーパーティーチャー』とは、学習指導面において特に優れた指導力を有し、その実践的指導力に基づき他の教員を指導し助言する教員のことです。
日常的に教育の指導助言や研修を行うことで、県全体の教員の指導力向上を図り、児童・生徒の学力向上につなげることを目的としています。