【マリン校舎】料理に使用した油の鮮度を調べてみよう!! (油脂の酸価測定実験)
令和3年9月9日(木)
皆さんが普段料理で使われる、キャノーラ油やサラダ油は料理に使用したり、空気の触れる場所や光に当たる場所に放置すると品質が悪くなっていきます。油の品質が悪くなると、嫌な臭いがしたり、色が変色したりするほか、人間が食べると最悪の場合、嘔吐や腹痛などの食中毒症状がでる場合があります(^_^;)。
今回の授業では料理で使用した油と開封したばかりの油の新鮮さを試薬を使用して比較しました(*^▽^*)。
左:開封直後の油 右:料理に使用した油
鮮度が悪くなった油は、酸性になるため実験では塩基性(アルカリ性)の薬品を滴下して、ちょうど中性になる液量を調べます(*^▽^*)。
実験器具に塩基性(アルカリ性)の薬品をいれています。
油に塩基性(アルカリ性)の薬品を滴下しています。
今回の実験結果は、料理に使用した油の方が鮮度が悪いという結果になりました(*^▽^*)。
結果をもとに、レポートの作成も行ないました(*^▽^*)
食品系では、実習で商品を実際に作るだけでなく、食品を科学的に分析したりして、食品全般について学ぶことが出来ます(*^▽^*)。