校長室より

校長室よりブログ

ライバルは自分【校長ブログ】

例年に比べ短い夏休みが終わり、今週から2学期が始まりました。1学期は毎日の7時間授業に加え夏休みを短くした取り組みにより、休校に伴う授業時間を取り戻すことができましたので、安心してもらいたいと思います。生徒の皆さんは大変だった1学期をよく乗り越えてきたと思います。自分をほめてもらいたいと思います。
さて、3年生は2学期、公務員試験や大学・専門学校の入試など進路が本格化してきます。進路実現に向け大切な時期となります。試験が迫ってくるにつれ精神的にも苦しい時期となりますが、自分と向き合い落ち着いて望んでほしいと思います。
皆さんは無限の可能性の塊です。しかし、その可能性の力を引き出せるのは自分のみで容易なことではありません。安易な方へ楽な方へ流れてしまいそうな自分との戦いです。自分を信じ、自分に挑戦してほしいと思います。ライバルは自分を合言葉に頑張っていきましょう。

 

天草宝島起業塾発表会【校長ブログ】

天草内の高校5校から18チームが参加し、天草宝島起業塾高校生コースが開催されました。天草の課題解決や地域資源を活かしたビジネスプランを競い合うもので、6日間にわたって開催され、8月2日に最終発表会が行われました。
本校からは6チームが参加し、3年生のチームのプラン名「リアル版 あつまれ あまくさの森」が最優秀賞をいただきました。また、同じく3年生のチームのプラン名「あおさ石鹸」が特別賞を受賞しました。
参加した生徒は起業塾を通して、ますます天草が好きになったようです。また、自分の思いを自分の言葉で伝えるプレゼン力も向上したと思います。
最後に賞を受賞した生徒のコメントを紹介します。「プランを更に磨き上げ地域活性化につなげたい」でした。皆さんの起業を楽しみにしています。参加した皆さんお疲れさまでした。

土坪高校交流【校長ブログ】

土坪高校の朴仁淑(パク インスク)校長先生から、熊本豪雨災害について心配とお見舞いの手紙をいただきました。いつも気にかけていただき感謝しています。
例年、7月中旬には、本校から土坪高校を訪問していました。土坪高校では、熱烈な歓迎を受けるとともに、学校生活やホームスティを通じて韓国の文化に触れ、交流を深めていました。
今年は、感染症対策で訪問交流を取りやめました。交流を楽しみにしていた生徒にとっては非常に残念だったことでしょう。
しかしながら、オンラインでの交流を計画しているところです。新たな手法で、交流が再開できることを楽しみにしています。

天草宝島起業塾高校生コース【校長ブログ】

7月11日(土)、6日間にわたる天草宝島起業塾のカリキュラムがスタートしました。
本校からは、2・3年生6グループ22人が参加しました。
持続可能な天草づくりを目的に天草の豊富な資源を活用したビジネスプランに挑戦するものです。高校生の創造力は無限です。豊かで柔らかな感性でビジネスプランを練り上げ、競い合います。
起業には、顧客、価値、利益、コストなど、考えなければならないことがたくさんあります。プランづくりを通して、問題発見・解決力、企画力、自分の考えを自分の言葉で言える表現力、協調性などが育成されると思います。
コロナ禍では何かとネガティブな考えになりがちですが、新たなビジネが生まれるチャンスともいえます。“ピンチはチャンス”でもあります。
昨年の起業塾では、本校生のプラン“あおさ石鹸”が最優秀賞を受賞しました。今年はどんなビジネスプランができるか、最後の発表会が楽しみです。
このような機会を与えていただいた天草市、ご指導いただきます京都大学の先生方、Ama-biZなど、関係者の皆様に感謝申し上げます。

 

生徒会役員立会演説会【校長ブログ】

先日、新生徒会役員を決める立会演説会がありました。
まずは、会長をはじめとした旧役員の皆さん、1年間、本当にお疲れさまでした。各委員会等と協力しながら、天草高校を盛り上げ多くの成果を残してくれました。その取組に心から敬意を表します。
さて、第76代新生徒会役員の皆さんには、WiTHコロナの学校生活の中で、新たな挑戦に期待したいと思います。高校生のパワーはすごいですし、生徒会が活躍すると学校は活性化します。生徒会が活躍することが天高の伝統であり、主体的な生徒の育成が天高の目標です。生徒が主体となってつくりあげる、これを天草高校の魅力とし中学生や地域・保護者に発信したいと思います。
生徒会役員は重責で、取り組めば取り組むほど課題が出てきます。しかし、人は常に心に課題を持ちながら、その解決を図ることで成長するものです。
忙しい中にあって、人のため学校のためを思い生徒会役員に立候補してくれた皆さんに心から感謝し、エールを送ります。

Let‘s Begin!【校長ブログ】

この言葉から「飛び出せ!青春」を連想される方は、私と同年代でしょう。
さて、学校再開から3週間、マスク着用などの新生活様式を取り入れながらも学校は通常に戻りつつあるなと感じています。長期休校があり、「WITHコロナ」の学校生活であっても今を生きる生徒にとっては一度しかない高校生活です。
高校生活を振り返ったとき、「コロナのせいで・・・」ではなく、「コロナだったけど・・・」と思えるように、やりたいと思うことや楽しいと思うことに熱くチャレンジしていく、そんな天高生であって欲しいと思います。今、どんなことを考えていますか。
Let‘s Begin!

きついけど楽しい【校長ブログ】

これは、1年生に「学校再開から1週間ですがどうですか?」と声をかけた時の多くの生徒の答えです。これまで経験したことのない7限授業に戸惑いながらも、学校再開を前向きにとらえ、笑顔で答えてくれます。
また、「〇〇になりたい」、「大学に進学したい」、「学習と部活動の両立を目指したい」、「コミュニケーション力を身に付けたい」など、それぞれの目標を力強く話してくれます。1年生に延びる可能性を感じます。
意志あるところに道は開ける。頑張れ1年生。

雛鵬、飛翔の学び再開【校長ブログ】

6月を迎え学校が再開されました。マスク姿ではありますが教室に生徒の姿があり、先生の声が響き、通常に戻りつつあることを実感します。
休校の間に大会や学校行事などの中止・延期などもあり、貴重な学校生活を感じることができませんでした。
しかしながら、生徒の皆さんは、自らの目標を見つめ、やるべきことに集中し、学習計画を練り直して取り組みました。与えられた環境の中で、スローガン“求学志成”を実践している姿をたくましく思いました。
これから暑くなり雛鵬にはつらい時期となりますが、夏休みを短縮し、毎日7限授業にして遅れを取り戻します。年度当初には時間は戻れませんが、年度当初の心には戻れます。学校が再開できたことを喜び、天高生としての自覚と誇りをもって乗り越えていきましょう。応援よろしくお願いいたします。

マスクと格闘【校長ブログ】

分散授業も5日目を迎えました。クラスの生徒数が少なく席が離れているため、プリントを配る時も大変なようです。先生方は同じクラスに同じ授業を2回実施で、これも大変なようです。
また、生徒も先生もマスクを着けて授業をしています。マスクを着けているため生徒の表情はわかりませんが、まなざしはわかります。時折笑顔もありますが真剣そのものです。
しかし、大変なのは先生方、マスク着用での授業は、息苦しさもあるようです。しかも短縮授業のため、時間内に教えようと必死に取り組んでいます。これからの暑さはさらにこたえそうです。体育の授業では、体力を高める運動が行われていました。距離を取りながら、組み合うことなく、身体を動かしています。よく晴れた中、暑さを感じながらも、終わった後は、心身ともに軽やかになったようにみえました。
動き出せば変わるようです。

 

環境の変化は成長の機会【校長ブログ】

現在、分散登校により授業を再開しています。今日、授業がなかった寮生や希望者は登校し、学習センターや図書館、Wi-fi環境にある視聴覚室で終日自学に取り組んでいます。
教科書や参考書を広げ、黙々と取り組む姿は真剣そのものです。ともに励ましあっているようにも見えます。
感染防止に努める中で、通常の学校生活とはいきません。決して現状を受け入れているのではないと思いますが、現在の環境の中で、できることに最善を尽くしている姿をたくましく思います。人としても成長していることでしょう。
頑張れ寮生! 伸びるぞ寮生!

学校再開 【校長ブログ】

さわやかな天気にも恵まれ、今日から分散登校で授業が始まりました。いつもの半分の生徒数ではありますが、教室に生徒の姿があり、先生の声が響き、通常に戻りつつあることを実感します。
学校にも活気が戻った感じがします。1年生は先生との面談も行われていました。
感染防止に努めながらも、これまでの休校期間に身に付けた家庭学習力を発揮し、これまでの遅れを取り戻していきたいと思います。新たな学びの一歩を踏み出したように思います。少しずつ慣れていきましょう。天高生、ファイト!

進路検討会 【校長ブログ】

19日・21日の2日間にわたり、3年生の進路検討会を開催しました。一人一人の生徒の進路目標の達成を目指し、進路指導部、3年部の先生方に資料を作成していただき、先生方みんなで今後の戦略について考えました。
現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、学校の臨時休業が実施されています。各種大会や行事、資格・検定試験等も中止、延期等になり、不安は募るばかりです。
しかしながら、進路実現に向け準備や取組は進めていかなければなりません。
受験は団体戦、学校上げて進路実現に取り組んでいきたいと思います。頑張れ3年生。

教育活動の再開に向けて【校長ブログ】

先週、本県の感染状況や緊急事態宣言の解除を受け、県教育委員会から通知があり、準備が整った学校から分散登校や時間短縮等の感染防止の取組を行ったうえで、授業を段階的に実施できるようになりました。
6月の学校再開に向け、家庭学習中心から授業が段階的に実施できるようになったものです。
今回の休校については、3回の期間延期があり、登校日を設置しながらも家庭学習中心でした。その間、部活動大会や学校行事、資格・検定試験の中止・延期などもありました。
長期に渡る休校や先の見えない状況に、不安やストレス、やり場のない思いなどを感じたことでしょう。仕方がないとはいえ、生徒の皆さんには申し訳ない気持ちです。
このような中、生徒の皆さんは主体的に学習に取り組んでいました。笑顔の登校や教室での様子は真剣そのものでした。たのもしく感じたところです。
今回の変更を歓迎する人、戸惑う人などあるかもしれませんが、学校再開に向けた準備期間ととらえ、学校として授業を実施することとしました。
生徒の皆さんも学習計画を練り直して取り組んでほしいと思います。どんな環境でも“求学志成”の精神でいきましょう。
もうひと頑張り、力を合わせ、感染防止、心身の健康維持、学力向上の両立にチーム天高で取り組んでいきましょう。

同窓会から進路支援助成金をいただきました【校長ブログ】

5月12日に本校同窓会 安田公寛 会長から進路支援助成金をいただきました。毎年いただいているものです。同窓生の皆様の母校を思う御支援、御協力に心から感謝申し上げます。激励もいただき、心強く感じました。
有効に活用させていただき、生徒一人一人の進路実現に向け取り組んでいきます。来週には3年生の進路検討会を予定しています。同窓会の皆様、ありがとうございました。

2年生も元気に登校 【校長ブログ】

正面玄関前のキンモクセイにハトが巣をかけていました。これも、コロナ対策で人の出入りが少なくなってきたことからでしょう。ハトにとっては新生活様式なのかもしれません。
さて、今日は2年生の登校日でした。友達と会える喜びや先生方の声が聴ける安心感があるのか、登校してくる様子は皆元気です。また、教室では確認テストに挑む真剣なまなざしがありました。
毎日、時間を決め先生方が掃除に取り組まれ、校舎内・外きれいに整っています。厳しい環境にありますが、雛鵬も雛鳩たくましく育ってくれることを祈っています。

笑顔の登校日【校長ブログ】

本校は、分散及び時間差での登校日を設定しており、本日は1・3年生の登校日でした。マスク着用での登校は大変だと思いますが、皆一様に笑顔であいさつをしてくれ、その姿に元気をもらいます。
各学級では、健康観察の後、課題の返却・配付、家庭学習に向けての連絡などが行われています。また、今日は教科の授業や確認テストも行われました。
本校では、感染防止対策に取り組むとともに生徒の学びの保証や心身の健康の保持に取り組んでいます。
プリントでの連絡・指導に加え、各家庭の情報通信環境にも配慮しながらICTを活用した健康観察や学習にも取り組んでいます。
先生方は、解説動画の配信にも取り組んでいます。また、生徒からICTを通じて質問や相談を行い、それに先生方が応えたりしています。さらに天高体操の取組も加わりそうです。各学年、各学級、各教科、それぞれの工夫が見られ、感謝の気持ちになります。
先が見通せない不安やもどかしさがありますが、目標を見つめ、やるべきこと、できることに集中し、もうひと頑張りしましょう。保護者の皆様、地域の皆様、引き続きご協力をお願いします。

誠実であれ ~卒業式・式辞より~

どんな社会となっても社会人としてまず大切なことは人として誠実であるということです。常に人格を磨き実践する人であってほしいと思います。社会の一員として、良好な人間関係を築き、責任を果たしてほしいと思います。また、持続可能な未来の社会づくりSDGsにも取り組んでほしいと思います。
誠実であれと申しましたが、皆さんは、この天草高校でこれを学んできました。それは、三綱領「正大」「剛健」「寛厚」です。天高での学びがきっと皆さんの歩みを支えてくれることでしょう。天草高校はこれからも皆さんを応援しています。卒業生一人一人の前途に幸多かれとエールを送ります。

主体的であれ ~卒業式・式辞より~

社会の変化に流されることなく、自分の可能性を信じて大きな夢に向かって挑戦していくことが大切です。ややもすると私たちは流れに身を任せ楽をしようとする傾向があります。しかし、これからの社会は簡単に答えが見つかるものではありません。むしろ答えがないかもしれません。大切なことはより良い人生を目指し、主体的に自らの力で考え抜き、粘り強く試行錯誤しながらも問題解決を目指していくことです。これが、これからの社会人に求められるものであり、AIの時代にあっても人として求められる力なのです。

皆さんは無限の可能性の塊です。どんな社会人になるかどんな未来を創るか、志を高く持ち自分で自分を成長させることです。自分の生き方を見つけ大切にしてください。それが個性です。

本校の教育スローガン「求學志成(求めて学べば、志は成る)」や皆さんの入学とともにスタートしたSSHでの学びが、きっと皆さんの歩みを支えてくれることでしょう。新たな時代の担い手として活躍することを祈っています。

全ての方々に感謝 ~卒業式・答辞より~

3年生となったこの1年間は、入試に向け不安と焦りの連続で、心身ともにつらい日々が続きました。しかし、不安を解消するには、ひたすら勉強に励むしかないと決意し、少ない時間を有効活用する努力をしました。図書室や進路室で資料を探したり、講演会の講師の方に質問したことにより、自分に必要な情報を能動的に吸収する力が身に付きました。受験シーズンはとても苦しく辛かったですが、大学受験を通して大きく成長することができました。

共に卒業する皆さんへ
個性豊かで笑顔が絶えない仲間たちのおかげで毎日がとても楽しかったです。日常の些細な出来事一つ一つがかけがえのない思い出です。いつも笑顔で接してくれてありがとう。辛いとき励ましてくれてありがとう。うれしいとき自分のことのように喜んでくれてありがとう。みんなに出会えて本当に良かった。3年間本当にありがとう。

私たちの可能性を心から信じ熱意を持って指導してくださった先生方へ
「天高生はまだ伸びる」この言葉に何度も突き動かされました。推薦入試の対策では志望理由書を提出すると、びっしりとコメントが書かれて戻ってきました。私たちが諦めそうなときでも決して妥協せずに私たちを導いてくださいました。何事も最後までやり抜く力を身に付けることができました。私たちは自信をもって天草高校を巣立つことができます。

今日まで支えてくれた家族へ
この18年間いつも私たちのことを一番に考えてくれてありがとう。もっと感謝の言葉を伝えるべきだったと後悔しています。いつも変わらず温かく迎えてくれる家族の存在は私にとって大きな支えであり原動力でした。18年間本当にありがとう。まだまだ心配や迷惑をかけるかもしれませんが、これからも私たちの成長を見守っていてください。

コミュニケーターを目指して【校長ブログ】

先日、熊本大学理学部長をはじめとする各分野の先生方にお集まりいただき、SSH運営指導委員会を開催しました。委員会の中では、5班の生徒発表を受けて指導・助言をいただきました。
生徒発表は、「地質と災害の関連性」、「よりおいしい野菜を簡単に低コストで」、「藻バイオ燃料で天草を元気に」など、どれも天草地域の課題についてサイエンスの視点で研究したものでした。
特に面白く感じたのは、地球温暖化をテーマにした二つの班の発表があり、一つは温暖化の防止について、もう一つは温暖化した場合の農作物の提案でサトウキビ栽培についてでした。その豊かな発想に驚きました。
運営指導員の先生方からは、発表力や探求力の向上からSSHの取組が一段階向上したとの評価をいただきました。また、地域におけるサイエンスのコミュニケーター(発信者)を目指そうというエールもいただきました。
教えられた知識を憶える学習ではなく、答えのないテーマに豊かな発想で臨む生徒の姿に無限の可能性を感じました。

マラソン大会考 【校長ブログ】

 先日、第87回を数える伝統のマラソン大会が開催された。卒業生にとっては、走る距離もさることながら、地域の方々の応援や休憩所でのお菓子や果物もよき思い出である。
 このマラソン大会の歴史をひも解いてみると、第1回大会は昭和5年6月10日、「時の記念日」の行事として始められ、中学3、4、5年生は富岡往復の54Km。1、2年生は二江廻りの32Kmであった。競走の方法としては頑健の生徒は個人競走とし、大部分の生徒は何人かでグループをつくり団体競走で実施された。この54Kmマラソンが昭和21年まで続けられたが、食糧事情や物資不足の関係で54Kmは無理であろうということで、全員が二江廻りの32Kmとなり、男女共学後、女子は城川原・御領廻りコースとなった。時期については、6月10日は梅雨の時期でマラソン実施の時期としては適当でないということから、昭和38年から11月23日に変更となり、さらに、平成13年から2月に実施することとなったようである。
 距離や実施時期が変わっても、マラソン大会を頑張った自信がその後の人生の大きな支えとなっているのは変わらない。

サスティナブル(持続可能)【校長ブログ】

科学部が研究する「地球温暖化による海面上昇予測」が国内外で高い評価を受け、国立研究開発法人科学技術振興機構主催のコンクールであるSDGsアワードにおいて、次世代賞を受賞しました。自治体、企業、大学、高校が幅広く応募する大会で、高校としては全国唯一の受賞でした。
テーマである海水準の変動については3年生が学術的な研究を行い、それを引き継いだ2年生が研究を更に進め、地域社会や他校との連携、情報発信に努めていましたが、今回の受賞はこの取組が認められたものです。地球規模でのテーマであり、世界全体の課題である環境問題に関心をもち、「サスティナブル」持続可能な社会づくりに積極的に取り組む生徒を誇りに思います。学校全体としても「サスティナブル」に取り組んでいきたいと考えています。

雛鵬たちよ、今こそ飛び立て!【校長ブログ】

本日、寒い中にも緊張感があふれ、清掃がいきとどいた校舎玄関前において、センター試験出発式が開催されました。既に進路が決まっている3年生が作成した横断幕が数多く掲示され温かい雰囲気の式となりました。先生方や1・2年生、保護者の皆様にも見送っていただきました。この日に合わせ、全教職員からの寄せ書きも贈られたところです。
3年生は、明日からの試験に向けこれまで精一杯努力してきました。先生方とともに保護者の皆様、育友会の皆様に支えられ取り組んできたところです。これまでの頑張りに敬意を表するとともにセンター試験では最後の最後まで自分を信じ、力を発揮してほしいと思います。
さて、本校玄関前に架かる橋は図南橋といいます。この図南は中国の古典『荘子』にある言葉で、鵬が豊かで理想の地である南に向かって天高く羽ばたくことを意味しています。
雛鵬に例えられる本校生にとって、大きな志をもちこの図南橋を渡り向かうセンター試験は、まさに生徒一人一人の夢をかなえ、未来への扉を開き、無限の可能性につながるものです。3年生雛鵬の飛翔を祈ります。

生きる力【校長ブログ】

昨日、天草市民センターにおいて「税に関する作品等表彰式」が開催されました。
本校は租税教育講演会の開催や税に関する作文の応募など、これまでの取組が評価され租税教育推進校として、感謝状をいただきました。また、本校の1年生が税に関する作文で、天草税務署長賞を受賞しました。
表彰式の中では、本校生が代表として作文の発表を行いましたが、その内容は素晴らしいものでした。
消費税増税について、その複雑なシステムについて数学的に分析するとともに、店舗や消費者への影響を感性豊かに表現していました。情報を正確に読み取るとともに、判断の根拠や理由を明確にしながら自分の考えを述べたものでした。また、よりよい社会づくりに貢献していきたいという気持ちも込められていました。
これからの社会は、情報化、グローバル化が急速に進展し、加速度的に変化していきます。そのような中にあっても、人間ならではの感性を働かせ、よりよい社会の創り手となる力が育っているのを感じた表彰式でした。

受験シーズン到来【校長ブログ】

3年生が受験シーズンを迎えています。公務員試験やAO入試、推薦入試がはじまり、それぞれ願書の作成や小論文の練習、面接の練習等に取り組んでいるところです。

これまで一生懸命に頑張ってきた3年生だけに、十分に力を発揮してもらいたいと思います。

さて、世の中には、“求めた者だけが達成できる”という原則があります。そのためには、まず、志を高くもち、強く願望することです。将来の自分の活躍している姿がカラーでイメージ出来るくらいに強く思うことです。そして、目標達成に向けひたむきに努力することです。現実的には、来る日も来る日も地道に学習に取り組むことです。“千里の道も一歩から”、毎日の積み重ねこそ大切です。

そして、ここぞという時には、プラス発想や積極的な思考など、前向きな心の持ち方が大きく影響します。面接時には、カラーでイメージした自分の姿を自信をもって伝えて欲しいと思います。

天草高校には、新たな自分を見つけ、目標に向かい努力し、成長する環境があります。天高での学びを力に、自信をもって試験に挑んで欲しいと思います。

 

文化祭を終えて【校長ブログ】

万葉集最後の歌から引用したテーマ「春栄~いや重け吉事~」のもと、全日制・定時制力を合わせ、感性あふれる盛り上がった文化祭ができたように思います。また、文化祭には、夜空に浮かぶ中秋の名月のように、個性が際だち、若者の輝きを放ち、皆を温かくするパワーがありました。「楽しむときはとことん楽しむ」天高の伝統の中で、主体性が育っているのを感じました。

お昼には、育友会・同窓会の協力を得て3年生合格祈願餅つきを行っていただきました。さらに、文化祭の中では「夢の途中」「エール」「栄光の架け橋」「ともに」など、3年生の進路実現を応援するメッセージがあふれていました。受験シーズン本番を迎える3年生にとっては、力強い追い風を感じたことでしょう。

最後に皆で校歌を歌いましたが、校歌にあるように1・2年生は命の潮の高鳴りを感じ、3年生は希望に燃えた文化祭であったように思います。

これからも雛鵬が力強く飛翔するよう、チーム天高で応援していきたいものです。

 

3K・人生を動かす歯車【校長ブログ】

これは、ある研修会でうかがった言葉です。講師によると『 “3K”は、「きつい、きたない、きけん」ではなく、「心、言葉、行動」の3Kである。そしてこの3Kは一体で、どの歯車から回しても3つの歯車はまわり、人生を動かす。また、使わないと錆びる。潤滑油は人や集団と関わることである。』ということでした。

さて、本日、茶道部の練習におじゃましました。文化祭に向けて真剣に練習している中で、美味しいお菓子を頂戴し、お手前をいただきました。短い時間ではありましたが、お茶を点ててくれた生徒のあいさつや作法、立ち振る舞いに、凝縮された心と言葉と行動を感じました。美味しいお茶と同じように清々しい気持ちになりました。この心のこもったおもてなしやコミュニケーション力が、きっと自分や周りの人の人生を動かす歯車になるのでしょう。

 

進路検討会【校長ブログ】

8月下旬、一人一人の生徒の進路目標を把握し、各担任、教科担当者が2学期以降の学力向上、進路指導につなげることを目標に、2・3年生の進路検討会を開催しました。

2年生については、2学期から本格化する就職・進学に向けての学習のスタートに当たり、生徒たちの意識付けと教員としての情報共有に取り組みました。一人一人の生徒の良いところを伸ばし、弱点の補強など具体的なアドバイスについて確認を行ったところです。

3年生については、今年度3回目の進路検討会でした。三者面談を終え、勝負の夏を乗り越え、2学期の進路指導に反映することを目的に開催しました。

今後、受験に向けた出願書類等の作成、面接の練習、試験など受験シーズンを迎えます。この検討会をもとに一人一人の進路プランを作成し、進路実現に向けて支援していきたいと思います。

検討会に向け、3年部・進路指導部を中心に時間をかけて資料を作成していただきました。熱心に検討いただいた先生方に感謝します。

 

地域貢献3【校長ブログ】

先日開催された天草宝島起業塾において、本校は最優秀賞と優秀賞を受賞しました。

最優秀賞は「Sea Jewelry (あおさ石鹸)」です。天草の特産品である「あおさ」の効用に着目した商品開発です。しかも、これまで捨てられていた商品にならないあおさを活用しようというもので、経済的な効果も期待できます。優秀賞を受賞したのは「自然の対決でみんなを笑顔に!」です。これは、熊本から天草への移動時間が長いのを長所として捉え「クイズで対決しながら楽しむツアーの開発です。どちらも、天草の課題を解決しようという思いが込められています。また、どちらも2年生文系の生徒の取組です。1年生時に学んだASⅠの授業の「天草学連続講義」がこの研究につながっています。このように、学校全体で柔軟な視点、挑戦するスピリッツ、プレゼンテーション力がついてきているのを嬉しく思います。

 

地域貢献2【校長ブログ】

先日、「社会を明るくする運動天草市推進委員会」委員長 中村五木 様からお礼状をいただきました。本校が同運動に全校をあげて取り組んだことからです。また、同運動標語コンテストの最優秀賞として本校2年生の生徒の作品が選ばれました。

「差しのべた その手が繋ぐ 笑顔の輪(ループ)」

感性の豊かさを感じる素晴らしい作品です。

また、同大会においては、本校生徒が天草に関わる研究発表も行いました。天草についての熱い思いを伝えることができたと思います。これからも、少しでも地域貢献ができるよう取り組んでいきたいと思います。

 

地域貢献【校長ブログ】

天草の地にある天高として、天草にこだわり、天草の地域活性化に少しでも貢献できればと常に考えています。生徒達もその気持ちは同じで、地域の行事やボランティア等には積極的に参加しているところです。

先日、この地域貢献の一つとして、サイエンスアカデミーを開催しました。本校生が地域の小中学生に科学の面白さを伝えるものです。本校SSHの一環として取り組んでいます。

「せっけんづくり」、「割れないシャボン玉」、「ダイラタンシー」、2020年から小学校にも取り入れられる「プログラミング」の4講座を開講し、約120人に参加いただきました。

実験を中心に科学の面白さだけではなく、理論についても学べるよう生徒達が工夫してくれました。

この事業は募集をかけるとすぐ定員が埋まってしまう程好評で、参加者は「おもしろかった」「楽しかった」「また参加したい」とみな笑顔でした。今後も工夫を重ね、小中学生の好奇心や関心・意欲を高めることができればと考えています。

 

響きあう心【校長ブログ】

先日、金賞受賞記念合同演奏会及び天草吹奏楽祭が開催され、本校吹奏楽部も参加させていただきました。天草は吹奏楽が大変盛んで、毎年、優秀な成績を収める小学校・中学校との合同演奏会が開催されています。本校吹奏楽部もこのような基盤のもと熱心に活動を行っており、本年度も九州大会出場はならなかったものの9年連続金賞受賞、九州大会代表選考会出場と頑張っているところです。

今回は、3年生は課題曲最後の演奏会であり、1・2年生に部活動を引き継ぐ会でもありましたが、合同演奏する中でお互いが響きあい音楽を楽しむ機会ともなったようです。また、伝統の天高サウンドを日頃からお世話になっている保護者、市民センター、地域の皆さんに聞いていただく良い機会ともなりました。

吹奏楽部は、パート練習など日々の練習を重ね、いつも質の高い演奏を披露してくれます。学校行事はもちろんのこと野球部の応援でも盛り上げてくれました。

3年生はこれから進路実現に向けて頑張りますし、1・2年生は吹奏学部を引き継いでいきます。これからの活躍を祈るとともにこれまでの頑張りに敬意を表したい思います。

 

 

体験入学を終えて【校長ブログ】

8月1日(木)は猛暑でしたが、昨年を大きく上回る参加者を得て体験入学を実施しました。本校の生徒が中心となり、会の進行から参加者の案内を務めてくれました。

参加した中学生は皆さん笑顔で、「体験授業が楽しかった」、「学校紹介ビデオがおもしろかった」と満足してもらえたようです。

先生方も体験授業では、工夫を凝らし、興味を引く題材に取り組んでいただきました。また、暑い中、駐車場係など、支えていただいたことにも感謝します。

体験入学では、本校の歴史と伝統、優れた進路実績、文武両道の部活動、生徒が主体となり楽しむときはとことん楽しむ学校行事、探求心と表現力を養うSSHの取組など、本校の魅力を伝えました。

また、私は本校の何よりの魅力は、天草の地にあること、天草の人に囲まれているということであると考えています。豊かな自然環境に恵まれ、人情豊かな生徒、保護者、教職員、地域の人々に囲まれて学校生活が送れるということです。普段は気に掛けないことかも知れませんが、安心で、落ち着いていて、学習に集中できる環境にあるということが何よりなのです。だから、天高では生徒一人一人の学力が伸び、人材が育つと考えます。

本校は、これまでも天草にこだわってきました。SSHの各研究テーマは天草についてのものであり、ボランティア活動をはじめとして地域貢献にも積極的に取り組んできました。天草の元気づくりにつながればと考えています。

これからも、地域の期待と信頼に応え、多くの中学生に入学していただけるよう魅力の創造とその情報の発信に取り組んでいきたいと思います。

グローバル・リンク・シンガポール世界大会【校長ブログ】

本校科学部の「グローバル・リンク・シンガポール世界大会」への出場に際し、御声援、御支援をいただき誠にありがとうございました。

大会は、令和元年7月26日(金)から29日(月)まで、シンガポールの南洋工科大学キャンパスで開催され、これまでの取組と練習の成果を存分に発揮し、堂々とした研究発表を行うことができました。

残念ながら賞をいただくことはできませんでしたが、各国代表の質の高い研究内容とプレゼンテーション力、英語力に直に接し、新たな課題や目標を見つけるなど、次につながる貴重な経験を積むことができました。

また、同大会内で開催されたポスターセッションでは、参加した1・2年生4人が、他国の参加者に積極的にコミュニケーションを取り、研究内容を伝え共同研究を呼びかけることができました。

さらに、参加者交流の場である前夜祭においては、日本を代表してハイヤ節を披露するなど文化の発信にも努めたところです。

大会参加を通して、生徒達は大きく成長するとともに研究に対する意欲が一層高まりました。学校としても大きな一歩を踏み出すことができたと考えております。皆様方の御声援、御支援に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

知事表敬【校長ブログ】

7月5日(金)に科学部のグローバル・リンク・シンガポール2019出場についての知事表敬を行いました。知事からいただいた激励の言葉を紹介します。

 

つくばScience Edge 2019での探究指向賞の受賞、誠におめでとうございます。天草高校のスーパーサイエンスハイスクールには、大きな期待を寄せています。

今回、科学部の研究発表が、権威ある大会で認められ見事な賞を手にされたことを、大変うれしく誇りに思います。

日本代表として、7月26日からシンガポールで行われる「Global Link Singapore2019」に参加されることは、県内初の快挙であり、胸を張って大会に臨んでください。

また、テーマも50年後の熊本の海水準を予測する研究であり、環境問題の解決に向けても大変有意義な研究だと思います。

1、2年生のみなさんも、ぜひ先輩方の研究を引継ぎ、天草高校に新たな伝統を築いてください。

皆さんの活躍は、県内の高校生の自信と誇りにつながります。シンガポールでの素晴らしい発表と今後のさらなる活躍を期待しています。

 

期待値を超える【校長ブログ】

これは、今年度の進路指導部のスローガンです。既成概念にとらわれず、積極的で前向きな姿勢で挑戦することを目指しています。

生徒にとって進路希望の実現は、最大の目標です。本校では、進路指導部を中心に全職員で進路指導に力を入れています。

その一つが、進路カレンダー「雛鵬プラン」です。進路指導の具体的目標や取組の意味を各学年や職員間で共有しています。さらに、新大学入試に対応できるように1・2年生用は改良しています。

次に、教科指導力の向上にも取り組んでいます。各教科・科目において入試問題や模試の分析を行い、生徒へのフィードバックに反映させています。

また、情報満載の進路資料「求学志成」の作成・配付、進路ニュースの発刊、進路検討会・学力検討会の開催、生徒・保護者対象の進路講演会の開催なども行っています。

生徒の皆さんには、保護者・先生方の期待値を超えて欲しいと思っています。そうすれば次の舞台が用意されています。そしてそれを超えていくとまた次の舞台が用意されています。一つ一つを実現していくことが飛躍のチャンスです。天高で、人生の種を播き、しっかり根を張り、葉を茂らせることができるよう取り組んでいきます。

 

天高の伝統・生徒会【校長室より】

先日、生徒会選挙があり、新生徒会長・副会長が決まりました。

天高の伝統の一つにこの生徒会の活動があります。諸行事での生徒会の主体性とリーダーシップを発揮した言動は正に本校の伝統です。

最近では、生徒会が主体となって開催した体育大会がありました。種目の変更や応援合戦、事故防止対策の実施など、大会を盛り上げてくれました。また、新たな取組みとして目安箱の設置など、学校を良くしていこうとする活動を行いました。さらに、学校を代表して南部九州インターハイの会議に出席し、大会推進の一役を担ってくれました。自分のことだけでも大変ですが、他人のため学校のためにと頑張ってくれたことに敬意を表したいと思います。

しかしながら、生徒会役員は重責です。取り組む程、課題が出てきます。しかし、人は常に心に課題を持ちながら、その解決を図ることで成長もします。この経験は、何物にも代え難い経験となることでしょう。世の中が求めているのは、変化が激しい中で、受け身となるのではなく、積極的に行動する人であり、協働できる人です。生徒会の経験が感性を一層豊かにしてくれたことでしょう。

生徒会が活躍する学校は活性化します。高校生のパワーはすごいです。生徒が主体となってつくりあげる学校、これが天草高校の伝統であり魅力です。

「何かできることはないか」と立候補してくれた新生徒会役員には、本校の伝統である生徒会がますます活性化することを期待したいと思います。今後、グローバルな視点での活動があるかもしれません。

 

教育実習を終えて【校長室より】

先日、本校での教育実習を終えた大学生から、お礼の手紙をいただきました。その手紙には、次のようなことが書いてありました。「思うような授業が出来ずに悩んだ」、「生徒とのコミュニケーションを取る大切さを学んだ」、「生徒が自力で答えを出せるよう生徒主体の授業づくりを工夫されていた」、「教師という仕事の責任や大変さを学んだ」などです。高校生の頃にはわからなかった先生方の仕事ぶりを感じたようです。

また、「生徒の笑顔と声から教員の仕事のやりがいを感じた」、「いつの日か教員として母校天草高校に恩返しができるよう頑張ります」などもありました。忙しい中にも充実した日々を過ごし、教師になりたいという思いがさらに強くなった教育実習だったようです。

この手紙を読みながら、教師も生徒も常に学び続ける学習者という立場では同じであることを改めて感じました。学び続けると常に新たな課題に直面しますが、成長もしていくことでしょう。

フランスの詩人ルイ・アラゴンはこう書いています。

“教えるとは希望を語ること 学ぶとは誠実を胸に刻むこと”

同窓会中京支部に感謝【校長室より】

先日、同窓会中京支部総会・懇親会に出席させていただきました。遠い地にあっても同窓生が集い、毎年開催されていることに感激しました。中京支部の皆様には、母校の学習面・部活動面等での活躍ぶりを大変喜んでいただきました。また、科学部の世界大会出場に対して寄付金をいただきました。さらに、寄せ書きもいただき、「世界へ羽ばたけ」「母校の誇り」「歴史をつくろう」「応援しています」「後輩の活躍がうれしい」「ノーベル賞めざせ」「グローバルな天草高校」など、心温まる激励の言葉が書かれていました。今後も「天高で学んでよかった」と言っていただけるよう取り組んでいきたいと思います。中京支部の皆様ありがとうございました。

 

 

 

 

 

チームワークの勝利【校長室より】

6月9日(日)に開催された熊本県定時制通信制総合体育大会において、本校生が上位入賞を果たし、女子剣道競技2人、男子バドミントン1人、女子バドミントン2人の計5人が県代表として全国大会に出場する快挙を成し遂げました。

また、女子バドミントン競技においては、シングルス・ダブルスのポイント制で争う団体の部で優勝し、優勝旗をいただきました。

体育の授業等で切磋琢磨し、熱心に練習に取り組んだ成果が出ました。

素晴らしい活躍です。

また、ともに練習で汗を流し、大会会場で生徒に声援を送る先生方の姿にも感動しました。

生徒の皆さんの活躍にエールを送りたいと思います。

高校総体・総文祭を終えて【校長室より】

先日、高校総体・総文祭が開催されました。

各会場を回らせていただきましたが、どの競技においても一生懸命の姿があり、よく頑張っていました。

文武両道をモットーにする天高生は、限られた時間の中、学習との両立を図り、これまで一生懸命に練習に取り組んできました。

勝負の世界ですから、勝ち負けはありますが、強豪に怯むことなく、自分を信じ仲間を信じ、挑む姿に感動しました。

校歌にある「沸きて流るる剛健の生命の潮の高鳴り」を感じました。

本大会を目標に日々練習に打ち込んできた天高生を誇りに思います。

もう一つ感動したのが、応援です。

部員の応援はもちろんですが、多くの保護者の皆様に応援いただきました。

各会場で天高を応援する声が響いていました。

また、多くの卒業生が応援に来てくれていたのもうれしく思いました。

忙しい中にあっても、後輩を思う気持ちを強く感じました。

天高の伝統はこうやってつながっていくのでしょう。

この応援に選手も感謝の心を一層強くしたことと思います。