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職員エッセイ

今だから伝えたいこと~天高からのメッセージ(13)~

*色*

こんにちは。3年1組担任、保健体育科の藤本です。天草高校に勤務して3年目になります。この伝統ある天草高校を卒業しました。

勉強に部活動などを通して、成長できたと思います。

皆さんは目標をもって生活できていますか?

 

私自身、今年度3つの目標を立てて生活しています。

① 3月1日の卒業式にクラス42人笑って卒業をすること。

② すれ違った生徒に声をかけること。

③ 部活動において全国大会に出場すること。

 

難しいこともありますが、意識をして生活をすれば、変わることを実感しています。

日々、生徒の皆さんの元気な姿を見られることが嬉しいです。

様々な場面で考え、悩み、落ち込む人もいると思います。しかし、人生は長いです。

ストレスコントロールをして日々充実させてほしいと思います。

 

私は、悩んだり、落ち込んだりした際には、音楽を聞きます。ハジメノヨンポというグループの「色」という曲をよく聞きます。

その歌詞の中に、

人生とは なんなのか 捉え方は 十人十色 

自分なりの答えはそれぞれ 正解も不正解もない

見つけ出して これが自分の色と 胸を張って 誇りたいから

歩いてく 明日へ

 

聞いてみてください。そして、各々の色を出して何事にも頑張ってほしいと思います。

 

次は体育科の長田先生にバトンをお渡しします。

今だから伝えたいこと~天高からのメッセージ(12)~

*自分の選択*

 

こんにちは。今年度から保健室にいます、鍋島です。

天草高校は母校。懐かしい校舎で過ごしていると高校時代の思い出が蘇ります!

 

さて、いきなりですが私には大切にしているモットーがあります。

それは「物事はすべてプラスに動いている!」という考え方です。

私は元々ネガティブ人間・・・。失敗が怖くて、先を考えすぎるあまり(失敗のシナリオで)、挑戦できないことや選択を躊躇してしまうことがよくありました。大学進学や、就職するのか臨採するのかなど、たくさんの選択をする中で、「失敗した~泣」と後悔したことも数知れず。しかし、時を経て思うのは、あの選択がないと、今でも付き合いがある友人に会えていなかった、尊敬できる恩師、先生方にも会えていなかった、今目の前にいる天草高校の皆さんとも会えていなかった・・・ということです。あの日あの時はたくさん悩みましたが、「すべて今の自分にプラスになっているな、あの選択は間違えていなかったな」と思えるようになりました。

言霊という言葉があるように、考え方、捉え方ひとつで心がすーっと楽になります。 

 

今年はコロナ禍で色々なことに制限がかかり、窮屈だなあと感じるときもあると思います。また特に3年生の皆さんは、大きな選択をしている最中だと思います。きつかったことも、何年後かには笑って話せるようになりたいですね。

自分が選んだ道!きっとプラスに動いていますよ!!!

 

(そんなことを言いながらも、悩むことは多々あります。息抜きしながら、お互い頑張りましょうね。)

 

この写真は、帰ろうかなと思ったときに、きれいな夕焼け空が見えたので思わず撮りました。これも天草高校に赴任しないと見られなかった景色ですね。

 

 次は、OBつながりということで、体育の藤本先生お願いします!

 

今だから伝えたいこと~天高からのメッセージ(11)~

*たまには時間をかけて*

 こんにちは。坂本先生からバトンを引き継ぎました、3年国語科の下田です。
先日新聞を読んでいると、興味深い記事を見つけました。とある男性の方がチャイ(インド式のミルクティー)の淹れ方を教えるというものだったのですが、その記事の最後のほうに「1杯のチャイを淹れるのに7分かかる。でもその時間こそが心にゆとりをもたらすのです。」という男性のコメントが記されていました。素敵な考えだな、と思うと同時に、自分自身にもそういえば似たような経験があったことをふと思い出しました。
 私は昔から家の近所やら旅先やら1人でどこそこ歩き回るのが好きでした。特に目的もなく周りの景色をぼんやりと眺めながらゆっくりと歩くのです。そうすると、その時々の空気や匂い、川のせせらぎや虫の鳴き声、季節の植物など、普段ならば気づかずに終わってしまいそうなものを、全身で感じ取ることができました。また、不思議なことに、そうやって歩いていると気持ちがすーっと落ち着き、穏やかな気持ちになったのです。今になって振り返ると、これが「心のゆとり」だったのでしょうね。
 高校生の皆さんは、限られた時間の中で勉強に部活と日々を慌ただしく過ごしていることと思います。そしてコロナウイルスの影響で例年通りとは言えない生活を送っていることと思います。そのような中で、たまには時間をかけて何かに取り組んで「心にゆとり」を持たせてみませんか?散歩したり、飲み物を淹れてみたり、本を読んだり、それぞれの生活に合わせた形で構いません。一人でゆっくり取り組んでみると、それまで見えなかった新しい「何か」に出会えるかもしれませんよ。
 最後に、私がここ天草で例の散歩をして出会えた景色を皆さんにご紹介して終わりにしたいと思います。こんな不思議な夜空に出会えたのも時間をかけて散歩したおかげだと思います。それでは皆さん、ごゆるりと。


 次は養護の鍋島先生にバトンを渡します!

今だから伝えたいこと~天高からのメッセージ(10)~

 約2週間と短い夏休みも終わり、天草高校では、今週月曜日から2学期が始まりました。残暑と言うには暑すぎる毎日ですが、生徒は元気に勉強に、部活動にと励んでいます。

 そんなみなさんへの天高職員リレーメッセージは、これからも続きます。

 2学期のトップバッターは、今年5月に新米パパとなった坂本先生です。

 では、お楽しみください。

 

*心が変われば…*

 中村先生からバトンを引き継ぎました、坂本祐輔です。野球部の顧問をしていますが、練習試合に行くとき、必ず相手の高校の野球部の監督に名刺を渡します。生物の教員ですので、肩書のところに「野球部監督」、「生物」と書いてしまうと、「私は生物です。」と言っているみたいで名刺の作成には気をつけています。

 さて、ちょうど1年前の夏、非公式ではありますが、「天高runner’s」という集団を結成しました。この集団は、ランニングをしたいという私と周囲の先生方とで夜にランニングをするというものです。大会を目指しているわけでもなく、ただ自分の体を鍛えるために週2回ランニングを行いました。中には「12年ぶりに走る。」と言っていた先生が後々「走らないと調子が出ない」と言うようになりました。最初の一歩は重たいものですが、きっかけがあり、その行動を継続していたら、それが習慣となり、人格が変わるものですね。野村克也監督も言っていましたね。先生たちも仕事だけでなく、体づくりなどの自己研鑚(趣味?)も意欲的に行っています。皆さんも2学期の始まりをきっかけに、何かを始めてみたらどうでしょうか。人格が変わり、人生が変わるかも。

 次は、そのrunner’sで仲良くなった、同級生の下田先生にバトンパスします。

 

 

 

今だから伝えたいこと~天高からのメッセージ(9)~

  コロナ禍の今だからこそ、生徒に向けて職員からメッセージを送りたい!という思いで休校期間中の5月21日から始まったこのリレーエッセイ。約2か月半で9人にバトンが繋がりました。順調ですね。

 天草高校は、本日1学期の終業式で明日から夏休みです。

 その1学期最後を締めくくるのは、若手のホープ!中村先生です。

 では、どうぞお楽しみください。

 

*夏休み、有効活用!* 

 天草高校、3年部、英語科の中村です。

 毎日暑くて嫌ですね。年を経るごとに暑くなっている気がします。

 今年の夏休みは2週間と非常に短いですが、授業がない分、普段はできないようなことにチャレンジできますよね。やりましょう!

 思い出しました。私は高校2年の夏休みに、毎日朝と夕方に筋トレを続けてしていました。当時、プロジェクトXという番組のDVDを部活動で見たのですが、荒くれ者の集まりだった西脇工業という学校を、全国区の駅伝強豪校に変えた渡辺先生という方の生きざまに感銘を受け、家に帰るや否や筋トレを開始しました。渡辺先生が、長距離選手の弱さが、上半身の貧弱さにあると見抜いたシーンでビビッと来たのです。

 

 

 腕立て、腹筋、背筋を数十回やるだけの単純な筋トレでしたが、40日続けるのは地味にきつかったですね。ですが、夏休み明けの部活動で先輩から、「中村、胸筋がついたんじゃない?」と言われたときに、すさまじい達成感を感じました。

 やりましょう!高校生の皆さんは、身体も頭も感受性もどんどん伸びていく時期です。冷房の効いた部屋でねまっているだけではもったいないですよ!3年生の皆は、無論、1,2,3、勉強ですね!

 次は、坂本先生のメッセージです!