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2020年6月の記事一覧

今だから伝えたいこと~天高からのメッセージ(5)~

*ある新聞記事より*

 宮部(日本史)です。学校が再開されて1カ月がたちました。学校中が、授業が受けられる「喜びに満ちた」生徒の顔であふれている・・・ような気がします。さて、5月初旬の話になりますが、ある新聞記事(投稿)が気になりました。

  1人暮らしの私は、政府から配布される布マスクが届くのを心待ちにしています。スーパーへ買いに行ってもマスクは品切れだし、年で指が動かないので自分では作れません。配布されるマスクがいらないという人がうらやましい。というのも、私、1枚しかない使い捨てマスクを洗いながら大事に使っているからです。そのマスクは今年1月、インフルエンザがはやったころ、病院の玄関先に置いてあったもの。それを毎日、顔との間にガーゼを挟んで着用しています。けば立ってきましたが、せきエチケットが大切だと思って。今どきの体温計も品切れなので、昔の水銀体温計で体温を測っています。今の時代、私は落ちこぼれなんだと思いますよ。 (熊本市西区、女性、82) (『西日本新聞』5月5日(火))

  アベノマスクには「小さい」「2枚では足りない」「届いても使わない」など多くの批判がありました(自分もその一人です)が、このおばあちゃんのように一日千秋の思いで待っている人もたくさんおられたのでしょう。そして、けばだっても1枚のマスクを大切にして、水銀の体温計を使うこの女性に、貧乏性で我慢強かった亡き母の姿を思い出して、不平不満ばかりの自分を反省しました。また、この記事を見て、「おばあちゃんに使ってほしい」とマスクが続々と新聞社に送られてきたそうです。人との距離を保つことが義務付けられたソーシャルディスタンスの中でも、人のぬくもりを感じられました。

 さて、次回は田上先生(物理)から、うれし楽しいお話があると思います。

今だから伝えたいこと~天高からのメッセージ(4)~

*パラレルワールド*

こんにちは、もうすぐ年男の辻 伸吾です。3年2組副担、数学を担当しています。

 2月末からのコロナ禍の影響で、特に3年生は十代の一番濃い時期を「自粛」という規制でストレス溜まりまくりだったのではないでしょうか。私の教師生活35年で、このような事態は初めてです。ただ、この事態は全人類平等です。今後を濃い素晴らしい人生にするか、しないかはあなた次第!

 ところで、「パラレルワールド」という言葉を聞いたことがありますか。現在の世界と平行していくつもの「ワールド」が存在し、それぞれの「ワールド」に自分(あなた)がいるのだが、自分を取り巻く環境は違う。という話です。どの「ワールド」に自分の身を置くのかは自分の考え方や行動で決まり、それによっていろいろな「ワールド」に移行することができるのだといいます。今がその時期ではないでしょうか。ベストな「ワールド」に向けて、今何を考え、何をするのかであなたの未来は決まります。

 

 今こそ、この逆向に立ち向かう時です。天高生、頑張れ!全職員がみんなを応援しています!

 次回のメッセージは宮部先生です。おたのしみに。

 

今だから伝えたいこと~天高からのメッセージ(3)~

*葦*

はじめまして、4月1日に天草高校にやってきてもうすぐ2か月経ちますが、はじめまして「リオ・オリンピック金メダリスト内村航平………」、間違えました「内村幸平」です。

 

 今回「今だから伝えたいこと」ということですが、かの有名なパスカル先生はこんなことをおっしゃっています。

   「人間は考える葦である」

人間は孤独で弱いが、考えることができることにその偉大さと尊厳があるということです。

これからコロナのワクチンや特効薬などが開発されるまでは行動の制限があったり、一つ一つの行動に前よりも責任を持たなくてはいけない状況が続くと思います。

そういう状況の中で自分の感情を優先した行動をとってしまうと、後々後悔するということが必ず出てきます。なので何かをするときは行動したあとのことを考えて行動してほしいと思います。

 スターウォーズのマスターヨーダは

   「考えるな、感じろ」

 

とおっしゃってますが、これはあくまでも映画の中の話ですので現実ではしっかり考えた上で行動しましょう。

コロナに負けず頑張りましょう!!

次は辻先生です。よろしくお願いします。