福祉科日誌

2020年8月の記事一覧

にっこり 2学期スタート

 2学期が始まりました。令和2年7月豪雨の被害を受け、本校には多くの声援や支援物資を頂きました。生徒たちに、夏休み期間に頂いた支援物資の紹介し、一緒に中身の確認をしたり実習で使用するものの整理等を行ったりしました。生徒たちは、様々な経験を通して、多くの人に感謝するとともに、日常のありがたさを感じているようでした。

 本日の授業で2学期の目標を聞いたところ、生徒が心温まる目標を書いていたのでご紹介します。「あたり前があたり前じゃなくなって、何もかもが不安なままだけど、私達のために色んな方が支援してくださっているから、今できることを一生懸命頑張り、その支援を無駄にしないよう日頃の勉強などをまじめに頑張る。今があることに感謝する。」 生徒たちは周囲に感謝し、今できることを精一杯頑張ろうとしています。周囲に感謝できる心が、本当に素晴らしいと感じました。

支援物資の確認・整理 メッセージ(雑巾)

施設介護実習、お世話になりました(福祉科)

新型コロナウイルス感染症及び7月豪雨災害の復旧の中、福祉施設での介護実習を無事に行うことができました。

ご協力いただきました介護施設・事業所の皆様、お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。

昨年度末から休校期間が続き、学校での学習も思うように進まず、生徒たちにとっては不安の多い実習となってしまいましたが、短い期間で多くの気づきや学びがあったようです。職員の方の丁寧なご指導やご助言をいただき、生徒は充実した学習を行うことができました花丸

そして1年生がお世話になりました協立クリニックの利用者様から手作りのマスクと雑巾をいただきましたハート心温まるプレゼントをありがとうございました。学校の復興に活用させていただきますキラキラ

また、校内での代替実習も並行して行いました。

実習室の片付けや雑巾の作成、介護チャレンジ教室などの学習を通して、多くの学びを得ることができましたひらめき

 

 

 

熊本県介護福祉士会様よりいただきました!!(福祉科)

7月の豪雨災害により、福祉科の介護実習施設は浸水し、現在3階の総合学習室を仮実習室として使用しています。

そのような中、介護福祉士会会長様、副会長様がお越しになり、熊本県介護福祉士会様より、実習の授業で使用する布団やタオル、靴などの物資を届けてくださいましたキラキラハート

これらの物資は、福祉科の授業で活用させていただきますひらめき

感謝の気持ちを忘れず、今まで以上に学習に励みます 鉛筆

本当に、ありがとうございました!!

 

 

 

介護チャレンジ教室♪(福祉科1・3年生)

3年福祉科介護福祉類型の生徒が、1年福祉科の生徒を対象に介護チャレンジ教室を実施しましたグループ

内容は「車椅子の支援」と「杖歩行の支援」ですキラキラ

新型コロナウイルス感染症や施設実習、豪雨災害など、十分な学習時間と環境が整わない中、3年生は1年生へどうやったら「わかりやすく」「楽しく」学習できるかを考え、丁寧に準備を進めてきましたひらめき

「車椅子の支援」

①車椅子の各部位の名称

②車椅子の安全点検

③坂道・段差の移動支援

「杖歩行の支援」

①杖の名称と長さの確認

②二動作歩行と三動作歩行、支援の方法

③歩き方(平地・階段)

 

1年生は3年生から、支援の方法だけでなく、利用者様への声のかけ方や支援の根拠などを教えてもらいました。「3年生が優しく、丁寧に教えてくれたので、わかりやすかった。」「次の実習では今回の学びを生かしてがんばります!」という意欲的な感想が多くありました。3年生も「わかりやすく伝えるために工夫した。」「復習になった。」という感想があり、双方のよりよい学習の機会になりました花丸

 

豪雨災害後の学習環境を整えていくにあたり、多くのボランティアの方にご協力いただきました。ありがとうございました。