定時制日誌

進路講演会

11月20日(水)

 今回、熊本県立図書館の主任主事の青木道子さんから、キャリア形成のお話をしていただきました。本校のご出身の青木道子先生は、ご自分の中学時代から高校にかけて悩んできたことや自分の進路について考えてきたこと、また、「知らない」ではなく、「知ること」は自分を守ることになる等々、多くのお話をしていただきました。

生徒たちは、自分と重ね合わせながら真剣に聴いていました。以下は、生徒たちの感想を一部掲載しています。

                                                                                 花丸【感謝の言葉】花丸

【1年感想】

「シロクマが北極で生きることを選んだように私たちも自分の行きやすい場所を~のような話をいただいて、スゴく心が楽になりました。

私は今まで、みんなとは違う道を選んで自分らしくいれる場所へいくことを逃げだと思い、自分を責める時も少なくなくて、自分はどうして周りと同じように生きられないんだろうと思っていたんですけど、今日の話を聴いて、自分らしく生きられる場所に行くことは別に悪いことではないと思えました。

【2年感想】

 今日の講演を聴いて思ったことは何でもできることは今のうちにやっておいたほうが、将来の自分の武器になるのかなと思いました。

 私は今進路のために、ずっとなりたかった夢を捨てようかとスゴく悩んでいます。なので、今の私にはスゴくほしかった体験や情報を聴けて良かったです。

【3年感想】

 僕も、中学時代など不登校ぎみで自信をなくし、色んな事のやる気が完全消失していました。ですが、先生のお話を聴いて、自分も興味のある事に専念して取り組んでいこうと考えることができました。お話のなかで武器のなるというお言葉が救いになりました。今回はありがとうございました。

【4年感想】

 私は、いま進路のためにずっとなりたかった夢を捨てようかと、すごく悩んでいます。ですので今の私にはスゴくほしかった体験や情報を聴けてよかったです。本当にありがとうございました。

【商業科】令和6年度(2024年度)熊本スーパーハイスクール(KSH)エンパワーメントハイスクール(特別講座①)

令和6年(2024年)11月18日(月)2限目に、駒澤大学経済学部教授吉村純一氏による「消費文化から見るマーケティング」と題して特別講座が開催されました。

講演では、マーケティングの4P等基礎的な内容を分かりやすく解説いただき、4Pをいかに組み合わせるかが企業の腕の見せ所であるとお話しいただきました。また、マーケティングは現代的なコミュニケーションであり、4Pを中心とする戦略を組み合わせながらブランドの物語を提供し、消費者はそれを購買すること、消費文化によって、選ばれるブランド(物語)は異なり、企業は消費文化を理解し最適のブランドを作り出そうと日々マーケティング活動を実施 している等、時代に沿ったとても興味深い内容を、動画を交えながらお話しいただきました。

最後に、代表生徒からお礼の言葉を述べ、終了しました。今後の商業の学習に大いに活かすことのできる貴重な学びとなりました。

 

【生徒の感想】

① マーケティングについて学んだこと

 ・ マーケティングがあるからこそ私達のもとに来ることが分かりました。

   流通だけでなく価格まで関わっていて、深くまで生活に関わっていて、もっとマーケティングを学びたい

   と思いました。

 ・ 消費者によって4Pが変わって行くのを初めて知りました。

 ・ 時代に合わせたマーケティングが必要なのだなと思いました。

② 一番印象に残ったこと

 ・ カフェどっちが好きの話です。同じカフェでも商品に違いがあったり、ソファと椅子など同じものを

   提供していても周りのもので差別化させているのは面白いと思いました。

 ・ 万人受けではなく、狙った人に向けることが人気の秘訣につながっているのが勉強になった。

 ・ それぞれのお店やカフェによって戦略が考えられているのを初めて知りました。お話を聞いていると

   確かに心当たることがあったのでこれはこういう売り方をしたいからこうゆうふうにしているのだと

   納得がいきました。

 ・ 現代の課題や顧客一人ひとりに合わせたマーケティングが現代では大切なのだとわかりました。

   また、内装や音楽、椅子一つ違うだけでも顧客などの印象も変化していくと知りこれからお店などを

   見るときの観点が変わりました。

③ 今後、商業の学びにどのようにつなげていきたいですか

 ・ 今回受けた内容を熟知し今後の授業に向けて発揮したいと思いました。

 ・ 自分はこれから商品開発を行っていくので顧客の要望や現代の課題、外国人などに対してなどいろんな

   ことを大切にしていこうと思いました。

 ・ snsなどを活用して現代の人にあったマーケティングを見つけていきたいです。

 ・ ソフトウェア活用の際、売上や時期を見て計算するので参考にしたい。

④ その他

 ・ 4Pが凄く大事なのだと感じました。アマゾンやNIKE、色々な会社が使っている戦法なのだと理解

   しました。私が会社を経営した際には絶対参考にします!

 ・ 授業だけでなく、これから生活していく中ですべて大切なことだと思いました。

 ・ アマゾンのCMを見ることたまにあったけども、そんな感動的なCMを多く出しているとは知らなかった

   ので、今度他のCMも調べて見てみようと思った。

   

芸術鑑賞会 「津軽三味線 あべや」

令和6年度(2026年)10月18日(金)、本校第1体育館で芸術鑑賞会を行いました。

今回は、音・舞・笑 新感覚邦楽エンターテイメント「津軽三味線 あべや」によるライブを楽しみました。

  

 

まず、お面を付けた法被姿のきつね五人衆が会場裏手より出囃子に合わせて登場です。そして、三匹は本校有志というサプライズで開幕しました。

阿部金三郎・阿部銀三郎兄弟による正統派の確かなテクニックによるジョンガラ節やオリジナル曲『嵐』の迫力満点の演奏と共に会場からのリクエスト曲の即興演奏も楽しみました。

 最後には、たくさんの生徒や先生が壇上にあがり、ソーラン節の振り付けのレクチャーを受け、見事に揃った演奏と踊りに拍手喝采で幕を閉じました。

交流会では、ゆうあい中学校・定時制生徒の質問にお答えいただきました。

 

【生徒感想より】

▶ 津軽三味線の音と響きがまだ耳の奥で鳴っています。3本の弦であのような心をふるわせる音が奏でられるとは、おどろきです。今夜は皆で協同することを学び、今日の目標に近づきました。「あべや」をみんなと一緒に楽しむことです。成功です。

▶ 演奏会ありがとうございました。兄弟対決と『嵐』の演奏が特に印象的でした。兄弟対決は銀三郎さんの勇ましさや金三郎さんのテクニックにおどろきました。ソーラン節も楽しかったです。

▶ 元々、三味線の音が好きだったけど、今回の鑑賞会での迫力のある演奏を聞いて、とても楽しい時間を過ごすことができました。途中のお話や民謡もすごかったです。本当にありがとうございました。

令和6年度 第9回水まち水前寺 にぎわい祭り

10月27日(日)に戸井の外公園(熊本市中央区水前寺)で行われた「第9回水まち水前寺 にぎわい祭り」に本校太鼓部がオープニング演奏として参加しました。今回は1、2年生のみの少ない人数での参加でしたが、気迫に満ちあふれた迫力ある演奏を披露し、演奏が終わった際には大きな拍手が沸き起こりました。これからも日々の練習に励み、より良い演奏となるよう頑張っていきます!

令和6年度 避難訓練

令和6年10月21日(月)4限目に避難訓練を実施しました。

20時31分に訓練火災を知らせる放送が流れた後、生徒・職員は速やかにグラウンドに集合、点呼・人数確認をした後、最初に消防署より講話がありました。避難の際のポイントは「おはしも」―おさない(押さない)・はしらない(走らない)・しゃべらない・もどらない(戻らない)―というキーワードを意識し動くことが大切だそうです。また消火器は通常、火元の3m~6m、15秒~20秒で使用可能で、火災による死因は火よりも一酸化炭素中毒(煙)によるものが多いとの紹介がありました。

次に消火器の使用説明と消火訓練がありました。各学年代表1名が実演をしてくれました。

最後に松中教頭先生から講評がありました。いざ火災が発生した場合を日頃から想定し、本校のどこに消火器・消火栓があるのか確認してほしいとのことでした。安全に避難をするために、出火場所の確認→移動経路の確認→初期消火の徹底を心掛けてほしいという内容でした。

今回は有事の際の生徒の動線を確認することにもなり、大変有意義な訓練の機会になりました。