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ジビエ講習会
10月31日(土)マルコーフーズ(株) 様 を訪問し、シカの解体、シカ肉を使った調理を行いました。夏休みに一度、地域林業研修(2年生)で訪問していますが、3年生は今回が初めての見学でした。
3年生はこれまで、シカの観察から罠の設置までを実践しています。今回は、罠で捕獲後の学習をメインに研修を行いました。普段の生活では、肉となって陳列されている様子しか見たことがありませんでした(3年生の感想)。皮剥から解体まで一つの肉として加工される工程を見学することができたことは、貴重な経験になったと思います!!
解体後は、東京でシェフとして働いてらっしゃる佐渡様のご指導の下、シカ肉のワイン煮・シカ肉の角煮・シカ肉の麻婆豆腐を作りました!!!料理の途中に栄養学、料理の基礎・基本なども教えていただき、大変勉強になりました。
泉分校では、農林作物を野生鳥獣から守るために活動を行ってきました。その中で、狩猟をするとなると最後は命をいただくことになります。今回は最終段階の加工される段階を学びました。一つ一つの命を大切にもう一度、自分達が学習を見つめ直すことができた研修だったと思います。
青少年の飲酒防止に向けて
10月29日、薬物乱用防止教育として、益城病院の 松永 哲夫 先生をお招きして『青少年飲酒防止に関するアルコール関連問題』と題した講演を行っていただきました
身近にある酒やタバコ、昨今 世間を騒がせている薬物に関する講演で、生徒たちの関心も高いようでした。また、松永先生の軽妙な語り口と普段目にしない写真もあって、どんどん引き込まれているようでした
講演を聞いて、『できることを何とかやっていく“勇気”、できないことをあきらめる“心のゆとり”、できることとできないことを見分ける“知恵”』の大切さがよく分かったと思います
また、松永先生に指摘していただいたように、泉分校の環境が『健康』に良いことも、改めて実感したことでしょう
松永先生、大変有意義な講演をしていただき、ありがとうございました
竹飯ごう調理
先週作った竹の鍋を使い、カレーを作りました!!!はじめに、自分達が作った竹の鍋に合わせて、かまどを組みました。それぞれ、工夫を凝らして(熱のこもり具合、鍋と火の距離など)レンガを積んでいました
かまどを組み終えたら、食材と火の準備です3年生ともなれば、調理、火起こしはお手の物!!!具材を鍋に入れ、火にかける「鍋の底が燃えないだろうか」「本当にできるのか」など、この時が一番緊張していた
火にかけて20分、少しぐつぐつしてきました。竹も燃えることありません。
火にかけて40分、ご飯の水分がなくなり良い具合!!カレーも野菜に火が通ってきた感じです!!
途中、竹に火が付くこともありましたが、その時はかまどから離して、地面にこすりつけ鎮火しました
火にかけて60分、ご飯も炊きあがり、カレールーも煮詰まり良い感じに完成です!!
初めて、竹を使って調理をしましたが失敗することなく完成させることができました
竹の学習は泉分校では1年次から行ってきました。一輪挿しや竹とんぼ、タケノコ料理、竹竿を使った釣り、木工作品の制作を行ってきました今回の実習で、竹が調理器具になるとを学びました!!今後も竹の有効活用に向けた活動を行っていきます!!!
*火を入れすぎるとこのようになります。
矢山岳植物調査④
今回は調査と言うよりは採取をメインに行ってきましたそれはなぜか??矢山岳の植物の標本を作るためです!!前回、ピックアップした植物の中から10種類ほど選び、採取を行いました。
そして、学校に戻り、1枚1枚丁寧に新聞紙に挟み乾燥させていきます約1ヶ月ほど乾燥させて完成となります週1回程度、新聞紙を交換し、カビが生えないように管理をしていきます!!!
*10月上旬とは違った植物たちが咲いていました(左写真はツルニンジン)
罠設置講習会
講師にくまもと☆農家ハンターの稲葉様を招き、箱罠の設置講習会を行いました!!
はじめに、ICTやIoT機器(カメラ)を使った狩猟方法について講義をしていただきましたICTやIoT機器を使うことで、見回り時間の削減、獣の動きを観察し、効果的な防除に繋がることを教えていただきました
その後、箱罠の設置を行いました前回、設置場所を決めていたので、スムーズに行うことができました
設置後に、カメラを設置して今回の講習会は終了しました!!これまでも、カメラでシカやイノシシの観察は行ってきました。そのデータを使って出没頻度の多い場所に設置したので、捕獲できると思います!!!
*今回は森の中で授業をしました泉分校ならではの授業だったと思います!!!