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相手の心とコミュニケーション
今日は、1・2年生の文化コミュニケーション事業の第2回の様子をお知らせします
まず、柏木様から「人間関係で工夫していることある?」との問いを考えてみることから始まりました。ペアで話してみた後、柏木様が意見を求めましたが、なかなか発言してくれる生徒がいません
次に、「ケンカしないようにするための工夫だったら?」という自分が実践していることを伝え合いました。その一つ一つに対して、「じゃあ、こんな場合はどうしてるの?」と柏木様、亀井様が提示したパターンに、対処する方法を考えていきました。その都度、相手の問いには、様々な意見が出ました。「マジにならない」「イライラしても距離を置いて落ち着く」など、性格や、その場の雰囲気などを読み取り、相手とうまく関わっていくことの多様な方法について考えました
そして「提案する人・提案される人」など、2方向の人間関係で交渉するスキルについて実践していきました。「お昼ご飯に友人を誘うが、どんな提案をしても断られたらどうするか」という実践では、何を提案しても誘いに乗らなかった相手が「おごってあげるから寿司食べよう」と言ったらスムーズに交渉成立した場面もありました。最後まで交渉がうまくいかない場面もありました
最後に「夜市でモノを売る」という場面を想定し、講師の皆さまや分校の職員に対して、「どんな商品で、誰がどんな役割をすれば売れるか?」といった実践をしました。売る商品やパフォーマンス、声かけ、商品説明など、様々な工夫がありました。1回目にはどのグループも買ってもらえませんでしたが、2回目には購入してもらえる場面もあり、それぞれの長所や性格を生かして販売につなげることができたようでした
今回も、様々な人間関係の在り方について考え、工夫する場面がたくさんあり、あっという間の2時間でした
相手の気持ちと場面に合わせて。
12月9日は、文化コミュニケーション事業の第2回目が行われました
今回も、柏木陽 様、亀井純太郎 様、坂口佳乃子 様、藤野未波 様に泉分校までお越し頂きました
なお、1・2年生と3年生は別に行っています。
まず3年生では、卒業を前にしてどんな心境なのかを語り合いました
意外と様々なことを考えているようでした
次に、「何としてでも椅子に座り続ける柏木様を、やりとりで退いてもらう」をやりました
簡単そうに感じますが、なかなか攻略するのが難しいお題です
挑戦者は、亀井様と相談しながら作戦を練ることも出来ます。相談している間は、別のトークが続きます
「そこに座りたいんで、退いてくれませんか」→「何で?嫌だよぉ」
「ここは女性専用車両ですので、ご移動をお願いします」→「女性専用は時間指定でしょ」
「強盗だ!手を挙げろっ!・・・・そのまま立ってくれませんかぁ?」→「強盗らしくないよぉ」
「体験入部をやるのでちょっと来てくれませんか」→「君の案で良いから、見に行かなくても良いよ」
なかなか苦戦しています
だんだんプレッシャーが高まっていきます
亀井様と入念な打合せをして・・・、
「お前が作ったその椅子、壊れているから(師匠の)僕が直してやるよ」→「いや、いいです」
師弟関係を言い漏らしてしまったようです
見ている側も、次の攻略のヒントを探りますが、なかなか難しいです
「戦闘だ!すぐに配置につけ!」→「トイレから離れられません。僕はもういいので、先に行ってください」
結局、誰も柏木様を攻略出来ませんでした。やはり難しかったですね
続いて、何に対しても「そうじゃない方が良いんですけど・・・」と言う「バートルビー」の役を亀井様にやってもらいます
どうすれば心を開いてくれるかを、チームで考えました
そっと語りかけようとしたり、様々な手を使ってみましたが、もうあと一歩のところでうまくいきませんでした
相手を交渉で動かすことの難しさをよく感じたかと思います
次回はどんなことをするのか、今から楽しみですね
今年はどんなことをやるんだろう?
文化コミュニケーション事業は、1・2年生と3年生とを分けて実施しています
前回は1・2年生対象の時の様子をお知らせしましたが、今回は3年生の様子です
3年生にとって、今の環境は入学以来慣れ親しんだ級友らと過ごせている状況です
しかし、卒業後は、それぞれが違った新たな環境の中に飛び込んでいくことになります
そこで、まず将来の不安をみんなに話してみました
話す中で、現在の自分の課題に気付かされた3年生もいました
次に、これまでとは異なった新たな環境でも、自分を表現できるように、とグループで様々な場面を想定した劇を行ってみました
例えば、「宝くじで3億円当たったら?」・「10年後に再会したらどんな会話をするか?」などです
個人やグループで考えて話すうちに、自分の考えがクリアになったり、他者との違いを感じたり、より伝わる方法は何かを感じたりする場面もたくさんあったようです
次回も積極的に取り組んで、成長につなげてくださいね
楽しいコミュニケーション
今年も、演劇百貨店店長の柏木陽様をはじめ、亀井純太郎様、坂口佳乃子様、藤野未波様の4名に遠路はるばるお越し頂き、体験をとおして、コミュニケーションについて学びました
1年生ははじめてですが、2・3年生の中には柏木様たちとの学びを楽しみにしている分校生もたくさんいます
分校生の歓迎する気持ちを代弁するかのように、窓から見えるイチョウがきれいでした
「コミュニケーション」というと、言葉を用いたものがすぐに思いつきますが、今回は言葉を使わずに行う様々なコミュニケーションをやってみました
やっている方も、見ている方も、みんなニコニコでした
楽しみながら、同じテーマの表現をしても、表現が各グループで違っていて、「自分が意図したいこと」と「相手に伝わったこと」との差が生まれることや、より強く「自分の意図を表現すること」の大切さや難しさがよく分かりましたね
様々な活動をしながら、考えを揺さぶれながら、少しずつ学びを深めていったようでした
次回の文化コミュニケーション事業は、12月に予定されています。楽しみですね
地域林業実践体験研修③
地域林業実践体験研修は3日目、最終日です
この日は、林業の課題である鳥獣害対策を考える研修です
午前中は、漫画『罠ガール』の作者である 緑山のぶひろ 様と、株式会社イノPの 稲葉達也 様にご講演いただきました
お二方とも、実際に鳥獣害対策に取り組んでいらっしゃるため、リアルな生の声を、そして鳥獣害対策に対する熱い思いを、聞くことが出来ました
緑山 様から研修に参加した3校に『罠ガール』を寄贈して頂きました。ありがとうございます。
そして、参加したみんなで記念撮影
午後は、マルコーフーズ 様 でジビエ処理について学びました
シカの解体の様子を見せてもらいましたが、あっという間の解体に驚いたようでした
生きていた動物が肉として解体していく様子に、様々なことを考えたようです。
研修を全て終え、閉校式です
3日間の学びを振り返り、1人1人に修了証が渡されました
3日間の研修は、大変有意義であり、楽しかったようでした
研修でお世話になった皆様、森林組合の皆様、県南広域本部の林務課の皆様、誠にありがとうございました。
学んだことを、学校生活だけでなく、卒業後にも活かしていきます
地域林業実践体験研修②
地域林業実践体験研修の2日目です
朝から第一索道の平野 様 から、刈払機の仕組みや事故について学び、実践を行いました
この日は雨模様であるため、実際に草を刈ってはいませんが、身体の使い方や留意点を丁寧に指導していただきました
以前、授業で刈払実習は行いましたが、何度も学んで、正しい使い方を身体に覚え込ませたいですね
昼からは、チェーンソーの使い方を指導していただきました
2年生はまだチェーンソーを使った実習をしていないので、基本的なことから1つ1つ教えていただきました
きちんと刃をあてていないと危険である動画を視聴し、基本の大切さを実感しました
最後に、伐木プロフェッショナル の皆様に、チェーンソーの技術を見せて頂きました
手際の良さとすごい技の連続に、驚くばかりでした
この日は、林業において欠かせない刈払機やチェーンソーのことを、じっくり学ぶことが出来ました
地域林業実践体験研修①
8月17日から、2年生対象の「地域林業実践体験研修」に参加しました
今回も、芦北高校や南稜高校の生徒さんと一緒に参加し、一緒に学びます
初日は、まず開講式の後、林業の概要や森林組合などについて学びました
午後は、製材所の山口商店 様 と 水俣木材市場 様 を訪問しました
市場での木材の販売と木材加工の現場を見学し、午前中の林業に関する学びを深めることができました
はるか遠くの人に「自分」のこと伝えよう
1年生が「みどりの時間」(総合的な探究の時間)に、
大阪市立敷津小学校 5年生の皆さんと遠隔交流しました
当初は、田植え体験について語る予定でしたが、先日の台風で田植えは中止に・・・
25期生の1年生8人は何を伝えるか話し合い、泉分校の紹介をもっと丁寧にすることに決めました
事前の準備では、緊張や不安も混じりながらも、一人ひとりが一生懸命に説明資料の作成
伝える言葉を選んで、何度も繰り返し練習を行っていました
さて、いよいよ本番。敷津小学校の皆さんの元気いっぱいの様子に、泉分校の1年生はニコニコ
一生懸命準備したスライドにも、小学生から拍手が
交流する時間には「ユニバ!!」「たこやき!!」といった楽しげな声がどこからか聞こえてきました
それから、自作のお面を自慢げに見せてくれる小学生たち
とても素敵な経験になりました
1学期「みどりの時間」で「自分を語る」ことに取り組んできた1年生たち。
自然体で素直な気持ちを伝える小学生に、楽しく温かい気持ちになりました
是非、第2回をやりたいですね
敷津小5年生の皆さん、ありがとうございました