分校生活
10月に、3年ライフコースの「フードデザイン」の授業で、和菓子講習会を実施しました。講師に、川尻の天明堂店主である北川和喜 様をお迎えし、和菓子の実演と練り切りを体験しました
最初にわらび餅の実演をしていただきました。わらび粉と砂糖(和三盆)に水を加えて加熱されました
徐々に粘り気が出てきて、あっという間にグミのように固まっていきました
そこからが力勝負です。透明感がでるまで木べらで混ぜながらしっかりと加熱していきます。全員(見学しに来た職員も
加熱できたら、きなこにまぶして出来上がりです
特別に出来たてを試食したところ、その美味しさにみんな言葉が出ませんでした
わらび餅の美味しさに驚きつつ、次は練り切りについて学びます
最初に北川様が練り切りで見本を作ってくださいました。目の前できれいな鯉があっという間に出来上がっていきます。手早く10分程度でみるみるうちに本物の鯉のように仕上がっていく熟練の技に釘付けでした
次は体験です。「コスモス」と「みかん」の2つに挑戦します。まず、北川様の見本を見ました
あっという間にできあがっていきました。花びらの形や大きさ、切れ目の入れ方みかんの筋の付け方など、あまりにあっという間に出来ていくので、見ていれば自分にも出来そうな気がしてきます。しかし「次はみんなの番だよ」と言われると、本当に上手にできるのか不安になってきました
いざやってみようと、餡を手に乗せます。練り切りの餡は意外と固く、おそるおそる何度も触っていると形がくずれてしまいます。北川様のようにはとても上手くいきませんでしたが、みんな無事にピンク色のコスモスと、皮を向き始めた状態のみかんを完成させることができました
練り切りを完成させることができ、とてもワクワクして達成感を感じたようです
北川様からは、わらび粉が貴重であること、和三盆などの高級な糖を使用して本物に触れて学ぶことの意義、技術を学び伝えていくことの大切さについても学びました
9月に店舗訪問した経験も含め、北川様から多くのことを学びました。その学んだことを、今後の学習につなげていきたいです
1月10日の始業式の後、学校農業クラブと生徒会の新旧役員の引継式と任命式を行いました
始業式とは異なり、司会進行も生徒が行います
まず、旧役員に橋口校長から労いの言葉をかけてもらいました
橋口校長の話を聞きながら、これまで頑張ってきた活動を振返ると、晴れ晴れとした表情になりますね
退任する学校農業クラブ会長の森くんと、生徒会長の本吉くんの挨拶がありました
そして生徒が入替わり、新役員が整列しました
新役員には、任命の辞令が橋口校長から1人1人に手渡されました
こうして、欠席者を含め、学校農業クラブ役員7人、生徒会役員5人が新たに任命されました
続いて、新学校農業クラブ会長の池田さんと、新生徒会長の寺川くんが挨拶をしました
これまでも、学校農業クラブ役員や生徒会役員は、学校生活の充実のために多くの努力を続け、時間を割いてきました
退任する役員も例外ではなく、みんなの学校生活の充実の陰には、みんなの信頼を得た役員たちの頑張りがありました
新役員には、そんな脈々と続く先輩たちの気持ちを、ぜひ引き継いで欲しいと思います
3学期が始まりました
朝からホームルームや大掃除を終え、学生ホールに集合して、表彰式と始業式を行いました
まず、2学期の終わりに実施したクラスマッチの表彰です
1位・2位の3年生チームと、3位の1年生チーム、MVPの岩木くんが表彰されました
続いて、10月に実施された熊本県高等学校弁論大会で最優秀賞(1位)の森田くんと優良賞(4位)の吉海さんの表彰です
森田くんは12月に出場した九州大会の表彰も行われました
そして、10月にマウンテンバイク部が出場した、セキアヒルズカップの表彰です
クマコースの男子ソロの部で2位の寺川くんと3位の本吉くんです
一生懸命に頑張った成果が表われた人は、嬉しさもひとしおなことでしょう
表彰を終え、始業式を始めました
校長訓話では「次への準備」の大切さについて、よく考えることが出来ましたね
校長訓話を終え、校歌を流して始業式を終えました
始業式で気持ちを新たにした分校生もいることでしょう。短い3学期ですが、日々を思う存分充実させてくださいね
新年の最初の1週間が終わります
泉分校の生徒昇降口には立派な門松が、来客用玄関には鏡餅があり、まだお正月の雰囲気が残っています
花壇に行くと、以前1年生が定植をした球根が発芽していました
球根の位置が浅かったのかもしれませんが、よく日に当たっていたからかもしれません
なおサクラの花芽は、全然まだでした
来週は、昨日までのような良い天気になるそうです
朝晩の寒さは強いですが、天気の良い日の昼は、ホッと出来る時間もあります
平日の冬休みは、今日でもう最終日になりました
新学期は3連休明けの1月10日(火)です。みんなが元気に登校することを待っています
昨年9月に3年生のライフコースの生徒たちが食に関する企業に見学に伺いました
日本の調味料の代表である「味噌」、調理器具の代表である「包丁」、日本のお菓子「和菓子」の製造現場です
まず、味噌の製造工場の現場は氷川町宮原の「ヤマタみそ醤油」様を訪問しました。社長の田河様から一つ一つの工程や道具について説明していただきました。大豆を蒸す時期や、麹菌(こうじきん)を扱うことの難しさ、古くも現役で使われている機械や道具の数々に触れ、手間暇かけて作られていることを目の当たりにしました。まだ残暑が厳しい時期だったため、職人さんたちは汗を垂らしながらの作業であり、味噌づくりの大変さを感じることができました
次に熊本市川尻の「熊本市くまもと工芸会館」様を訪問し、包丁を作る現場を見学しました。厚さ5cm程の鉄の棒を、熱して叩いての繰り返しにより、20分ほどであっという間に包丁の厚みになりました。職人さんが全身の力を使って鉄を叩いている姿は、とても迫力がありました
最後に熊本市川尻の「北川天明堂」様を訪問しました。和菓子の製造現場では、たくさんのお菓子を一つ一つ丁寧に包装したり、立ち仕事で真剣に働いている職人さんの眼差しに触れることができました。店主の北川様からは、菓子職人になったきっかけや、菓子作りにおけるやりがいや苦労、店舗運営についてお話を聞くことができました
日常で触れる食に関するものづくりを見学し、自分たちが手に入れるまでの過程を知ることができました。また、職人さんたちのものづくりに対する熱い思いに触れることができました
2年生の「家庭総合」の授業で、保育士出前講座を実施しました。講師として、宮原慈光保育園から入山眞佐美先生、鏡第二保育園から田嶋綾子先生をお迎えし、保育のこと、子どもの発達や遊びについて学びました
講座の始めに手遊び歌をしました。分校生は少し恥ずかしがりながらも、先生方に合わせて、みんなで手遊び歌をしました
その後『はらぺこあおむし』のパネルシアターをしてくださいました。音楽に合わせて物語が進み、それに合わせて先生方がパネルを動かしている様子に、高校生の生徒たちも興味を持って聞いている様子でした
それから、保育の重要性、子どもとの関わり、実際の保育現場でのやりがいや苦労について、先生方の実践を踏まえながら講義していただきました
最後に、子どものおもちゃを体験することができました。木でできた二段構造のパズルや、牛乳パックで作られたバネの付いたおもちゃ、ストローをくっつけて動くように作られたおもちゃや、色とりどりのブロックを自由に組み合わせて作るこまなど、さまざまな種類のおもちゃを紹介していただきました。実際に触って遊んでいると、いつの間にか夢中になってしまう生徒もいました
先生方の話を聞いて、「自分の幼いころの記憶を思い出して懐かしい気持ちになった」「自分も子どもができたら、手作りのおもちゃで遊んであげたい」などの感想を述べる生徒もいました
今日の学びを活かして、子どもと適切に関わることや、子どもにとっての保育の重要性について、改めて学んでいきたいですね
今日は、2022年の大晦日です。今年も1年間ありがとうございました
2022年はのべ34万を超える方が、このホームページへ遊びに来ていただきました
2020年が年間17万弱でしたので、実に2倍を超える方々が泉分校に関心を持たれ、ホームページを訪ねて来ていただいています。大変嬉しく思います
今後も、泉分校の特色ある教育活動や、分校生のニコニコ笑顔、豊かな泉町の四季の様子をお伝えしていきます
2023年も泉分校をどうぞよろしくお願いします
12月22日、恒例の冬のクラスマッチを行いました
3年生にとっては、卒業前最後のクラスマッチです
3年生と言えば、体育祭で二連覇を果たすぐらいの「運動大好き集団」で、中でもサッカーに最も熱が入ります
しかし、今まで一度もサッカーがクラスマッチの種目になったことはありませんでした
今回は待望のサッカーが予定されていました
ところがこの日は天候が悪く、予定ならばサッカーではなく、バスケットボールに・・・・、なるはずでしたが、生徒会と体育科の「粋な計らい」で、フットサルを行うことにしました
熱い戦いが続きましたが、やはり3年生チームどうしの決戦が、見応えがありました
熱戦が終わった後は、ご覧の通り。死力を尽くしました
優勝は、もちろん3年生です。MVPは大量得点をあげた3年の岩木くんでした
サッカーではありませんでしたが、フットサルができて良かったですね
2年ライフコースの「フードデザイン」の授業で、米粉インストラクターの河野京子さんをお招きし、米粉講習会を行いました。米粉を使ったシフォンロールケーキを作り、それに一人ひとりデコレーションをしました
今回は、メレンゲの気泡性を活かして膨らませた生地を使ってケーキを作ります
モコモコツヤツヤのメレンゲに仕上げたら、卵黄の生地と合わせてオーブンに入れます
焼き上がったケーキは、とてもふわふわできめ細かく、しっとりとしていました。端っこを少し味見。その美味しさにみなこっそり笑顔になっていました。その生地を冷やし、生クリームのホイップとイチゴを入れてロールケーキにし、デコレーションに入ります
生クリームをきれいに塗ることにこだわり、イチゴを飾りつける段階でまた色々とアイデアが出てきて、なかなか進みません。イメージを形にすることの難しさを感じながら、ようやく完成させることができました
それぞれのアイデアあふれるケーキに仕上げることができました。デコレーションしたケーキは持ち帰って家族に食べてもらったようです。「美味しくて、家族みんなで取り合いでした」など、美味しく食べることができたようです
河野様の明るく優しいお人柄に触れ、丁寧に御指導いただいたおかげで、なんとか完成させることができました。米粉で美味しいケーキが出来ることに感動し、また、自分のアイデア込められたケーキを完成させることができ、生徒たちはとても達成感を得ることができたようです。今日の学びを活かし、米粉を使った様々な調理にも挑戦していきたいですね
行事予定カレンダー
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
30   | 1   | 2   | 3   | 4   | 5   | 6   |
7   | 8   | 9   | 10   | 11   | 12   | 13   |
14   | 15   | 16   | 17   | 18   | 19   | 20   |
21   | 22   | 23   | 24   | 25   | 26   | 27   |
28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   | 3   |
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