泉分校生の生活
冬の泉路を駆ける
1・2年生の長距離走の授業がありました
先日、第1回の様子をお知らせしましたが、それから何度か行い、そろそろ慣れてきた頃でしょうか
特別に寒いわけではありませんが、V字坂を使ってしっかりとアップを行います
少しずつ冬らしくなってきましたが、沿道には、わずかに紅葉が残っていました
準備をしてスタートです
1回目の覇者・森田くんが快調なスタートを切りました
その他の分校生も頑張ります
全員、無事に完走しました
整理運動をし、総括を聞き、体育の授業を終えました
走り終えて、次回の目標タイムを考えた者も多かったですが、ただ「頑張ろう」だけではなく、アップの仕方を考えたり、ペース配分を考えたりすること、体調を整えること、そして疲労を取ることも、長距離走の大切な学びですね
お腹も心も、郷土の味で満たされる
3年生のライフコース「フードデザイン」の授業で、講師に、五家荘にお住まいの高尾扶佐子様をお招きし、郷土料理講習会を行いました
今回は、ジビエ肉を使った「鹿南蛮」、地域で食べられているヤーコンを使った「きんぴら」、味噌にゆずの皮を混ぜ込み、今が旬の里芋をゆでて和えた「味噌よごし」を調理しました
例年、高尾様がシカ肉に下味をつけて準備してくださいますが、今年は下処理から挑戦してみよう、ということで、シカ肉のすじを取るところから始まりました。すじを取るのに苦戦しましたが、なんとか終わり、赤ワインに漬け込みました。その後、衣を付けて油で揚げ、味付けした出し汁をかけてカツ丼にしました。少しの時間しか漬け込んでいないのに、臭みも少なくて美味しく作ることができました
ヤーコンのきんぴらは、シャキシャキとした食感で、少し濃いめに味付けされており、ごはんととてもマッチしていました。里芋の味噌よごしは、里芋の皮をむき、ゆがくのに時間がかかりましたが、柚子を練り込んだ味噌をつけて食べると、里芋のねっとり感とよく合って美味しかったです
高尾様の山奥での暮らしの工夫を聞いたり、シカ肉の下処理の大切さや、食材をより美味しく食べる知恵について教えていただきました。また、高尾様の明るいお人柄にも触れたりして、とても楽しく、心地よい時間を過ごすことが出来ました
卒業後に泉を離れても、郷土の味を忘れずに過ごしていきたいですね
大切な手入れ
2年生の「森を守る」の授業で、チェーンソーを分解してメンテナンスを行いました
泉分校の授業では、チェーンソーを使った授業も行っています
チェーンソーのような道具を使うからには、安全に使わなければなりません
そのためにも「手入れ」は大切ですね
みんなチェーンソーの構造を理解しながら、丁寧な実習をすることが出来ました
これからも実習で使う道具を大切にしていきましょう
相手の心とコミュニケーション
今日は、1・2年生の文化コミュニケーション事業の第2回の様子をお知らせします
まず、柏木様から「人間関係で工夫していることある?」との問いを考えてみることから始まりました。ペアで話してみた後、柏木様が意見を求めましたが、なかなか発言してくれる生徒がいません
次に、「ケンカしないようにするための工夫だったら?」という自分が実践していることを伝え合いました。その一つ一つに対して、「じゃあ、こんな場合はどうしてるの?」と柏木様、亀井様が提示したパターンに、対処する方法を考えていきました。その都度、相手の問いには、様々な意見が出ました。「マジにならない」「イライラしても距離を置いて落ち着く」など、性格や、その場の雰囲気などを読み取り、相手とうまく関わっていくことの多様な方法について考えました
そして「提案する人・提案される人」など、2方向の人間関係で交渉するスキルについて実践していきました。「お昼ご飯に友人を誘うが、どんな提案をしても断られたらどうするか」という実践では、何を提案しても誘いに乗らなかった相手が「おごってあげるから寿司食べよう」と言ったらスムーズに交渉成立した場面もありました。最後まで交渉がうまくいかない場面もありました