2019 学校生活

2019学校生活

1年次「お金の教室」

 1月20日(月)、1年次「家庭基礎((消費生活分野)の授業では、肥後銀行より弘島様を迎えて「お金の教室」が行われました。1年次生は、成人年齢引き下げに伴い19歳で成人を迎えます。今回は、社会的自立を支援することを目的として金銭管理について学ぶとともに、銀行のお仕事についてもお話をしていただきました。

 講話では「お金は、節約し、計画的に賢く使い、自分の成長のために使うことが大切。長い人生において、結婚や出産、教育、住宅購入などさまざまなライフイベントで多くの費用がかかる。ローンやクレジットでは、しっかり自分で考えて自分の生活に合わせた使い方をしてほしい。これから天草や熊本、日本を背負っていく若いみなさんが16歳という早い段階で学ぶことで、自分で生活できる術を身につけることができる。」と述べられました。

 生徒を代表し、上揚くんが「早い人で、2年後には社会人となる。今後も、お金の使い方について学んでいきたい。銀行の仕事についても知ることができて勉強になりました。」とお礼の言葉を述べました。

 

 

3年次 選択 フードデザイン「郷土料理講習会」

 1月15日(水)、3年次 フードデザイン選択者20名を対象に「郷土料理講習会」が開かれました。熊本県海水養殖漁業協同組合から9名を講師にお招きしました。
 はじめに養殖業についてお話を伺いました。「養殖の魚は、産地や品質も保証され人気となっている。魚離れが進む中で、まずは地元の人に魚のおいしさを知ってほしい。今日は、失敗を恐れずに魚さばきをやってみましょう。」とあいさつがありました。その後、ブリと鯛の魚さばきのデモンストレーションを見学しました。あっという間に魚をさばく職人技に圧倒されていました。

 調理では、5班に分かれて2人で1匹の鯛をさばきました。3枚に下ろし腹骨の部分を取り除いたあと、刺身用に皮を引きました。皮を引く作業が難しかったようですが、各班、講師の先生に包丁の使い方などアドバイスをいただきながら、鯛の刺身を作ることができました。他にも、ブリのたたき、ブリのマヨネーズ焼き、潮汁、にぎり寿司、カルパッチョ、ブリのあら煮が完成し、魚料理をおいしくいただきました。卒業前に自分が生まれ育った天草の食文化を知ることができ、貴重な経験となりました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年次 選択 食文化 「もちつき実習」

 12月23日、3年次「食文化」選択者による「もちつき実習」を行いました。

 日本の風物詩である年末の餅つきも核家族化が進み、家庭で餅つきを行うところは減っています。そこでボウルで簡単にできる餅つきの方法を知ってもらい、日本の食文化の良さを再確認してほしいとの思いを込めて、毎年授業で取り組んでいます。

 生徒たちは、ボウルに入れた、ホカホカのもち米をすりこぎで搗(つ)き、「腕が疲れた」「もう限界」と言いながら、とても楽しそうな表情をしていました。「丸めるの難しい」「やわらかい」等とワイワイはしゃぎながら、最後にはできたてのおもちを美味しそうにほおばっていました。

  

 

18・19は、センター試験

 1月18日(土)・19日(日)は、大学入試センター試験です。本校は、9名の生徒が受験します。

 16日(木)には、激励会が行われました。中島校長から「受験会場の周囲の人と比べることなく、答案用紙としっかり対話をしてほしい。何より元気に受験会場へ行ってほしい。」と励ましの言葉をいただきました。受験生を代表し、吉浦くんが「これまで支えてくださった家族や先生方に感謝したい。仲間とともに精一杯頑張りたい。」と力強く決意の言葉を述べました。

 9名のみなさん、2日間頑張ってください!