2019 学校生活

カテゴリ:講演会

性教育講演会

 12月19日(木)、天草中央総合病院助産師・友尻様を講師に迎え『「性」について考える~男性と女性、妊娠と出産、性感染症を予防し、命をつないでいくということ』と題し、性教育講演会を実施しました。

 講演会では、助産師のお仕事、出産の瞬間の動画を視聴するとともに、人工妊娠中絶、性感染症についてのお話を聞くことができました。わたしたちの命は、300×300000000分の1で、選ばれたいのちであり、生を受けて未来がある私たちは、自分も人も大切に過ごすことが大切。一方で、国内や県内での人工妊娠中絶の件数、特に若い人の望まない妊娠が多いことを知り、「産む」か「産まずに人工妊娠中絶をする」、どちらの選択も難しい選択であるから、妊娠や出産を喜んで迎え受け入れてもらうためには、パートナーとの意思確認や自分や相手を大切にした行動を取る必要があることも教えていただきました。性感染症や性に関する相談機関についてもご紹介いただきました。

 生徒を代表し、2年次猪股さんが「出産の映像や産まれても何らかの原因で亡くなったり、元気に産まれても長く生きることができない赤ちゃんがいることを知った。そういう話を聞き、自分が今、元気に生活できてることに感謝し、自分を大切に生きていこうと思った」と感謝の言葉を述べました。

 

 

 

 

 

ネット社会を賢く豊かに生きる

 11月21日(木)、戸田俊文氏を講師に迎え、「ネット社会を賢く豊かに生きる生徒の育成と保護者の役割」と題し、人権・情報LHR講演会を行いました。

  講演会の中で、インターネットやSNSの便利さや良いところもある一方で、使い方や言葉の行き違いで苦しんでいる中高生がいるという話をしていただきました。

 「トラブルに遭わないため、日頃から『表現力』・『コミュニケーション力』・『想像力』を高めること」、「スマートフォンなしでも付き合いができる人=現実世界の相談相手を持つことが大切」、「学校生活の中でさまざまな体験を重ね、社会に出てからもいろいろな物事を多角的に見つめて物事を判断できる人になってほしい」と述べられました。

 最後に、1年次村田さんが「インターネットやSNSは、便利なものであるとともに、使い方ひとつでとても危険なものになると改めて実感することができた。現実世界での相談相手を作ることやSNSの使い方などを、これからインターネットを使用する際に今日学んだことを活かしていきたい。また、日常生活でも相手を思いやった行動をしたい。」とお礼の言葉を述べました。