2019 学校生活

性教育講演会

 12月19日(木)、天草中央総合病院助産師・友尻様を講師に迎え『「性」について考える~男性と女性、妊娠と出産、性感染症を予防し、命をつないでいくということ』と題し、性教育講演会を実施しました。

 講演会では、助産師のお仕事、出産の瞬間の動画を視聴するとともに、人工妊娠中絶、性感染症についてのお話を聞くことができました。わたしたちの命は、300×300000000分の1で、選ばれたいのちであり、生を受けて未来がある私たちは、自分も人も大切に過ごすことが大切。一方で、国内や県内での人工妊娠中絶の件数、特に若い人の望まない妊娠が多いことを知り、「産む」か「産まずに人工妊娠中絶をする」、どちらの選択も難しい選択であるから、妊娠や出産を喜んで迎え受け入れてもらうためには、パートナーとの意思確認や自分や相手を大切にした行動を取る必要があることも教えていただきました。性感染症や性に関する相談機関についてもご紹介いただきました。

 生徒を代表し、2年次猪股さんが「出産の映像や産まれても何らかの原因で亡くなったり、元気に産まれても長く生きることができない赤ちゃんがいることを知った。そういう話を聞き、自分が今、元気に生活できてることに感謝し、自分を大切に生きていこうと思った」と感謝の言葉を述べました。