理科部ブログ
皆既月食観察会
11月8日(火)月に地球の影がかかって欠けていく皆既月食の観察を行いました。
望遠鏡や双眼鏡で月を見るとクレーターまではっきり見えました。
生徒たちは「ぎゃんキレイ」と美しい月を一緒に眺めながら天体ショーを楽しみました。
部分食(月が徐々に欠けていきます)
皆既食(暗く赤い月になりました)
部分食(満月に戻っていきます)
干潟へGO!第3弾 荒尾干潟探鳥会&海岸清掃
10月8日の世界渡り鳥の日にちなんで、10月10日(月)に荒尾干潟で探鳥会が開催されました。
心配していた天気も回復し、理科部の生徒たちが元気に参加しました。
秋の渡りは春のように多くないので、広い干潟に点々といる小さな鳥を歩いて探します。
係留してある船にキアシシギを1羽見つけました。
波打ち際にも小さなチドリ類がトコトコ走っていました。左がメダイチドリ右がシロチドリです。
冬羽は違いが分かりにくくて見分けが難しいです。
モズやセグロカモメも観察できました。季節は冬に向かっていることを実感しました。
野鳥観察の後はみんなで海岸のごみ拾いです。
風は強かったですが、暑くも寒くもない心地よい季節にみんなで干潟を歩いて、清掃活動をしてすがすがしい気持ちになりました。
夏休みわくわく実験教室「岱志塾」
夏休み恒例の岱志塾が今年も行われました。
荒尾市内の小学生4~6年生を対象に高校生が先生となり、体験学習を行います。
理科では「ふわもち!?スライム研究会」と「学べ!干潟生き物クイズ&自分だけのアンモナイトを作ろう!」、2つの体験を実施しました。
まずは普通のスライムを作ります。
次は理科部の研究成果「ふわもちスライム」です。
ふわふわもちもちのびーる感触をみんな楽しんでいました。
干潟クイズでは景品のお菓子をめざして皆で楽しみながら干潟の生き物について学びました。
クイズをやっている間に固まった石こうアンモナイトにそれぞれ好きな色をつけて持ち帰りました。
高校生は小学生からいろんな反応が返ってくることに戸惑いながらも、子どもたちとの交流を楽しんでいました。
高校生・小学生それぞれに夏休みの楽しい思い出の1ページになったことと思います。
書道の様子です。書道パフォーマンスを実施しました。1.5m四方の用紙に大きな筆で迫力のある字を書いていました。
干潟へGO!第2弾 干潟に棲む生き物を探そう!
6月17日(金)の部活動で荒尾干潟の生きもの観察に行きました。
長靴を履いて、潮の引いた干潟を歩いて生きものを探します。
干潟は夏真っ盛り!
無数にある穴からカニが出入りして、貝を踏まずに歩くのが不可能なほど生きものがたくさんいました。
生徒たちは小さなカニやゴカイ、マジャクの幼体やテッポウエビなど次々と生きものを捕まえていました。
イシガニとガザミ(ワタリガニ)の子どもです。
この日一番の大きなガザミが大暴れ!
食べたらおいしそう?!
荒尾干潟はたくさんの生き物が暮らす場所であることを改めて実感しました。
干潟へGO!~春の渡り鳥を見に行こう~
4月30日土曜日、新入部員と初めての野外活動で理科部が荒尾干潟で春の渡り鳥の観察を行いました。
北風が冷たかったですが、お天気も良く、気持ちよく海岸を歩きました。
渡り鳥がなかなか見つからず、歩いて探すと最も小さなシギ「トウネン」を新入生が見つけました。
距離を取って、望遠鏡と双眼鏡で観察します。
潮が引き始めるまで待っていると、南の方からシギ・チドリの群れがやってきて、干潟の地面を突ついてえさを探し始めました。
メダイチドリ(中央)とハマシギ
シロチドリがカニを捕まえたようです
ミユビシギが浅いところに小さな魚を運んできました。逃がさないようにしてるのかな
チュウシャクシギも長いくちばしで何か捕まえたようです。何度か落としたり拾ったりしていました。
コアジサシもホバリングしながら魚を探していました
この時期、渡り鳥たちが南のオーストラリアやニュージーランドから旅の途中で荒尾干潟に休息にやってきます。
荒尾干潟でおなかいっぱいして、あと1ヶ月もすると繁殖地のシベリアやアラスカに旅立っていきます。
やっぱり実際に生きている姿を観察するといろんな発見があって面白いですね。
荒尾干潟の豊かな自然を満喫することが出来ました。