【理科部】荒尾干潟へ行こう!~ 春の渡り鳥の観察 ~

4月28日(金)、理科部で荒尾干潟に渡り鳥の観察へ行きました。

荒尾干潟では本格的な春の渡りのシーズンが始まり、1000羽以上の渡り鳥が干潟をにぎやかにしています。

潮が少し引き始めた干潟にシギやチドリがカニやゴカイを探して地面をつんつんつついていました。

シギ・チドリは保護色の茶色っぽい鳥が多いですが、望遠鏡や双眼鏡を使って鳥の種類を見分けます。

オオソリハシシギ、チュウシャクシギはくちばしが長くて見分けやすい鳥です。

キアシシギが走ってえさを探す姿がよく見られました。

コアジサシのオスが魚をくわえて求愛する「キッキイッ」という高い声がよく響いていました。

最後は貝殻を拾ったり、カニを見つけたり、久しぶりの干潟を歩いて楽しみました。

日本の干潟は埋め立てて開発が進んでしまっている所が多く、数千kmを渡る鳥たちにとってたくさんの生き物がいる荒尾干潟は貴重な休息場所です。

希少な生き物に触れて、貴重な荒尾干潟を少し知ることができました。