工業系列日記
1年次 工業技術基礎 創作タワーコンテスト
1年次の選択科目の一つである工業技術基礎において、創作タワーコンテストを行いました。
このコンテストは10cm四方のケント紙を糊を使用せず切り折りだけでタワーを作成し、そのタワーの高さを競うものです。
生徒らは一度試作を行い、その試作品の改善点を考察し、本番の作成に取り組みました。
タワーの高さは75cm近くに及ぶ作品もあり、教員の予想を大きく上回りました。
タワーを作成した後はその過程を用紙にまとめ、班ごとにお互い発表し合いました。
各班の代表は全員の前で発表を行い、質疑応答なども行われました。
この授業を通して、試行錯誤しながら課題を追求していく課程や、その課程を人に伝えていくことの重要性などを学んでもらえればと思います。
デザインレビュー2021に高校生レポーターとして参加しました
3月 13 日(土)・14日(日)の 2日間、全国各地の大学・大学院、専門学校、高等専門学校で建築を学ぶ学生達と作品が福岡に集まる『デザインレビュー2021』が開催され、14日の午後から九州の各地域で開催されたオンライン視聴会に本校から2名の生徒がレポーターとして参加してきました。
審査ではまず約300作品から予選を通過した64作品が審査され、さらに選ばれた上位9作品のプレゼンテーションが行われました。さらに審査員からの質疑応答を経て最終審査が行われ、最優秀賞や審査員賞が選定されました。プレゼンテーションや審査過程を視聴することで、上級学校への進学を意識するとても良い機会となりました。
今回このような機会を下さったJIA日本建築家協会九州支部の方々や、デザインレビューの運営の方々に心より感謝申し上げます。
建築現場見学会
2月2日(火)の3,4限目に工業系列(建築)を選択している2年次を対象とした建築現場の見学会が行われました。
まず校内でご協力いただいた建設会社様から、会社の概要や施工管理・安全衛生管理などの話がありました。また説明の中で本校の卒業生とテレビ電話を利用しリアルタイムで質問できる時間を用意して頂きました。
生徒からは「どうやったら御社に就職できるか?」「どんな資格を持っているのか?」等の質問が挙がり、卒業生からは「上級学校に進学して施工管理技士や建築士の資格に挑戦するといい」とアドバイスを頂きました。
説明を受けた後は現場の昼休みを利用し、学校の目の前にあるドラッグストアを見学しました。4班に分かれて施工管理をされている方から説明を受け、疑問に思う所を質問し理解を深めることができました。
現在は工事中ですが、春にはオープンするとのことです。完成が楽しみです。
小・中学生の”夢”体験講座「オリジナル木工品作り」
12月5日(土)に菊陽町中央公民館にて、菊陽町青少年健全育成町民会議主催による、
小・中学生の”夢”体験講座「オリジナル木工品作り」を実施しました。15名の小・中学生の参加がありました。本校では建築を選択している生徒9名が準備から開催まで取り組みました。
参加者は申込の際に選んだ作品を、のこぎりや玄翁(とんかちのこと)、紙やすりを使い、完成させていきました。完成後は皆さんとても喜んでいただきました。このような機会を通じて、木やものづくりに興味をもってもらえるとうれしいです。
建築実習2年 木工機械実習の様子
建築の実習では手作業だけでなく、機械を使用した木工の実習も行われます。
床や机の上に置いて使う大型の木工機械の使い方を、マニュアルを用いて説明を受けている様子です。
インパクトドライバー(電動ドライバーの一種)を練習している様子です。
デュアルシステムで、体験学習のお手伝い!
本校では、学校以外の事業所で年間を通して現場実習を行うデュアルシステムがあります。3年次の一部の生徒は『課題研究』または『総合的な学習の時間』の中で行っています。建築系列では、「国指定重要文化財 江藤家住宅」の修理工事の設計・監理を担当されている、株式会社文化財保存計画協会でお世話になっています。
さて、11月24日、25日は、大津南小学校(3年生、4年生)の江藤家住宅修理現場見学会および塗壁等体験学習が行われました。それまで体験学習の事前準備をしていましたが、現場の職人さんと一緒に当日のお手伝いもしました。
子どもたちは、元気いっぱい楽しそうに土壁を塗ったり、木材を削ったりしていました。
大津町の歴史や文化財だけでなく、建設業そのものにも興味を持ってくれるとうれしいです。
道具を配っています
子どもたちに土を配ります
次の班の子どもたちのために道具を洗ってます
自分たちもやってみました
最後は後片付けです
今回は、教えてもらう立場から、子どもたちの学習の手助けという逆の立場になりました。そのことで多くの得るものがあったと思います。
デュアルシステムもあと数回、ラストスパートです!
コロナ×避難所(工業系列建築)
工業系列建築の7名の生徒で、「コロナ×避難所」をテーマに研究を進めてきました。
その研究の一環として、避難所運営マニュアルを作成しました。
翔陽モデル(避難所内に学校にある屋外用テントを活用し、校内にあるもので飛沫を防ぐことができないか)を元に、
避難所に何人受け入れることが可能かを算出できる算定式をつくりました。
熊本県工業高等学校生徒研究発表会に参加します。
建築実習3年の様子 その後
建築実習3年の様子のその後を紹介します。
コンクリートベンチの型枠を外し、側面の穴にモルタルを練って詰めいている様子です。
スチレンボードで1/100の住宅模型を作っている様子です。
建築工事の一番最初に実施する水盛りやり方の様子です。
建築実習2年の様子
建築実習2年の様子を紹介いたします。
椅子の透視図(パース)を書いている様子です。
材料実験の1つである篩い分け試験を行っている様子です。
建築実習3年の様子
建築実習3年の様子を紹介をいたします。
コンクリートベンチの型枠を組み立てている様子です。
スチレンボードという建築模型の材料をカッターで加工している様子です。
測量の工程の1つである水盛り遣り方をしている様子です。