工業系列日記

2018年12月の記事一覧

出前授業「土工事」がありました(工業系列建築)

12月10日()、朝9時から12時まで、熊本県鳶工業組合連合会の方々においでいただき、「土工事」の授業をしていただきました。当日は寒波によりかなり冷え込んでおり、みんな完全防備で授業に挑みました。

内容は、実際に使用されている道具(建設機械)を使い、基礎やり方出し~床堀~埋め戻しまでを見学しました。レベルやトランシットを使って測量する時の合図の仕方や、バックホーを使って床堀や埋め戻しをするプロの技に、「スゴイ!」とか「カッコイイ!」という声が上がっていました。

今回は、普段の授業で見ることのできない実際の作業の様子を見ることができ、建物をつくる過程が具体的にイメージすることができました。また、将来の仕事を考える良いきっかけとなったので、これからしっかり進路選択をしていきたいと思います。

 

  鳶工業組合連合会の皆さまには朝早くから準備をしていただきました。




  レベル出し


  値切りも見学しました



  機械の操作と、穴の正確さにビックリ!!

 


  バックホーの操作も体験させていただきました。

 

「ぬりかべワークショップ」のお手伝いをしました

 11月29日()、30日(金)の午後、大津南小学校の3年4年の児童対象のぬりかべワークショップが実施されました。これは、現在修理中の国指定重要文化財「江藤家住宅」の工事現場で地域学習として行われたものです。翔陽高校工業系列(建築)の生徒たちは、その補助として活動しました。

 

  ※3年生の2人は、土壁にする枠の製作からお手伝いをしました。


 

   

 ※始まる前に、泥の準備をします。


子どもたちに渡します。

  

 

 ※子どもたちは熱心に、そして楽しそうに塗っていました。



※最後の仕上げは、高校生もやりました。この壁は、今後の現場見学会などで活用されるそうです。

当然、後片付け・道具洗いもしました。




子どもたちの学習のお手伝いをしただけではなく、高校生も工事現場の様子や建物の見学、職人さん(左官)の技のすごさを体験することができました。またこのような機会があれば是非参加したいと思っています。