工業系列日記
第16回熊本県高校生ものづくりコンテスト(電子回路組立部門)
6月16日(日)、玉名工業高校で開催された「第16回熊本県高校生ものづくりコンテスト(電子回路組立部門)」に工業系列電気電子3年の永野君が出場し、銅賞を受賞しました!!
ちなみに、工業系列電気電子としては6年ぶりの入賞です!!
また、本校からは「旋盤作業部門」と「自動車整備部門」に工業系列機械から参加し、「自動車整備部門」では銀賞を受賞しました!!
今後は自分たちの進路に向け、頑張っていきましょう!!
授業風景 建築製図
本校で行っている建築製図の授業の紹介をします。
まず1年次では「工業技術基礎」の講座を選択している生徒のみ、少しだけ製図を行います。
次に2年次になると将来を見据えて建築の講座を選択できるようなり、木造の基本的な図面の課題を行います。
そして3年次になると専門的な図面やパソコンで作図を行うCADの課題を行います。
始めは1年次の工業技術基礎の建築製図です。課題は平屋建て木造住宅のトレースです。基準線が書いてある図面に図形の切り欠きが施されたテンプレートという定規を使い作図を行います。生徒らは初めての作業に戸惑いながらも集中して取り組んでいる様子です。
続いて2年次の建築製図です。これは軒先周りの詳細図を書いている写真です。2年次からは真っ白な紙からスタートします。各課題を通して部材の名称を覚え、建物に必要な図面一式の書き方を覚えることができます。
最後に3年次の建築製図です。これは木造2階建て平面図を書いている写真です。3年次では他に木造の各伏図や鉄筋コンクリート造3階建ての図面も書きます。また実習ではパソコンを使用し作図を行うCADを取り入れております。3年次では2年次で習得した知識を応用することが求められ、社会に出ても適用する人材を育てていきます。
熊本県建設企業の魅力発見フェア
6月13日(木)の午後からグランメッセ熊本展示ホールにて県内建設企業の生の情報や魅力を発信する展示会が行われました。本校の建築を選択している生徒67名と建設業に興味のある電気、造園の生徒6名の計73名が参加してきました。
まず建設重機のICT技術を説明するプレゼンテーションを聞きました。重機の自動化が進み操縦席に人がいなくても工事が行えるようになる未来が間近に迫っているようです。
次にワークウェアファッションショーを見ました。工事現場で働いている方の負のイメージを払拭すべく、作業着メーカーの方は若い人が普段着にしてもオシャレに見えるデザインの作業着を販売しているそうです。会場ではプロのモデルやスタイリストの方の着こなし方を間近に見ることができました。
後半は各企業ブースを周りながら企業の方の話を聞いたり、瓦や配筋の体験をしたりしました。3年生は具体的に就職を意識していることもあり、企業の方と熱心に話し込んでいる姿を度々見かけました。2年生はまだ建設業のイメージが沸いていないためか戸惑っている姿も見かけましたが、重機の座席に乗ったり落下防止の安全帯を付けたり等、体験を中心に充実した時間を過ごせたようでした。
授業風景 1年次 工業技術基礎
本校では1年次を対象とした工業技術基礎という科目を行っています。
2年次になる前に機械、電気電子、建築の3分野から1つ選択することになるため、その選択を判断する材料となるよう、9つの班に分かれてローテーションで実習を行います。
旋盤
手仕上げ
溶接
原動機
電子制御
電気工事
木工
「
住宅設計
工業数理
第1種電気工事士16名合格(合格率89%)
電気電子系では「3つの資格」取得を目指して取り組んでいます。今回は二つ目の資格である第1種電気工事士に2年次全員がチャレンジしました。
今年度は、10月7月(日)に筆記試験、12月8日(土)に技能試験が行われ、2年次16名(うち女子2名)が合格しました。合格率は全国平均で33%程度といわれていますが、本校は89%という高い合格率でした。
第2種電気工事士試験を経験しているとはいえ、内容が多岐にわたり、高校生にとってはかなり難しい資格試験です。しかし、生徒たちは一つのチームとなって教えあい、楽しみながら勉強に取り組めたので良い結果が出たのだと思います。
現在は、3つ目の資格取得に向けて取り組んでいます。
合格した生徒たち 正門並びに展示されたパネル