授業風景 建築製図
本校で行っている建築製図の授業の紹介をします。
まず1年次では「工業技術基礎」の講座を選択している生徒のみ、少しだけ製図を行います。
次に2年次になると将来を見据えて建築の講座を選択できるようなり、木造の基本的な図面の課題を行います。
そして3年次になると専門的な図面やパソコンで作図を行うCADの課題を行います。
始めは1年次の工業技術基礎の建築製図です。課題は平屋建て木造住宅のトレースです。基準線が書いてある図面に図形の切り欠きが施されたテンプレートという定規を使い作図を行います。生徒らは初めての作業に戸惑いながらも集中して取り組んでいる様子です。
続いて2年次の建築製図です。これは軒先周りの詳細図を書いている写真です。2年次からは真っ白な紙からスタートします。各課題を通して部材の名称を覚え、建物に必要な図面一式の書き方を覚えることができます。
最後に3年次の建築製図です。これは木造2階建て平面図を書いている写真です。3年次では他に木造の各伏図や鉄筋コンクリート造3階建ての図面も書きます。また実習ではパソコンを使用し作図を行うCADを取り入れております。3年次では2年次で習得した知識を応用することが求められ、社会に出ても適用する人材を育てていきます。