11月5日(金)
南稜祭ではボランティア部も学習室を1部屋をお借りして展示を行いました。
ボランティア部では「1人1企画」をモットーとして部員1人1人が関心のある活動について活動計画案を作成しながら取り組んでいます。そこで、各部員が取り組んでいる活動について1枚ずつまとめたものを展示しました。合せて、献血や骨髄バンク、臓器移植提供に関する資料、指文字や点字、災害ボランティア活動に関する資料等を並べて「ご自由にお取り下さいコーナー」を設置しました。
また、「免田ライオンズクラブ」さんのご協力をいただきながら「あさぎりレオクラブ」として活動しています。そこで、「ライオンズクラブとは」、「レオクラブとは」とまとめたものも展示しました。
ボランティア部では、熊本ナマステの会(事務局:人吉市)の「ネパールに学校を贈ろう運動」に協力しようと、書き損じ葉書、エコキャップ(ペットボトルのふた)、牛乳パックの収集活動に取り組んでいる部員がそれぞれいます。この運動は平成4年度に人吉市立第一中学校の生徒会とPTAにより始められました。そこで、熊本ナマステの会からお借りしてきたこれまでの運動の歴史をまとめたパネルを展示するとともに、「ネパールの子ども達写真展」を開催しました。
「令和2年7月豪雨」によって被災したくま川鉄道の少しでも早い復旧を願って、昨年度9月から募金活動に取り組んでいる部員がいます。そこで、くま川鉄道の災害時の写真とくま川鉄道が事業を開始したときの写真を展示しました。
また、現在ボランティア部で手話や点字の勉強会を開けたらと考えている部員もいます。そこで、点字タイプライターや点字盤、手話辞典を展示しました。
「熊本スマートドライバー運動」(事務局:T1パーク事務局)とは、安全運転や事故防止を、交通規制や取り締まりによってではなく、ドライバーの思いやりによって実現する運動で、熊本県出身の放送作家である小山薫堂さんが発起人となって展開しています。ボランティア部でも今後この運動に協力したいと考えています。そこで、過去のイベントで寄せられた安全宣言を展示し、動画を上映して、安全運転を呼び掛けました。
ボランティア部では救急法の学習にも取り組んでいます。昨年度の南稜祭では「三角巾による傷の手当て」について学習し、今年度の南稜祭では「搬送」について学習しました。そこで、この2つの動画を上映しました。
今回の南稜祭では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために本校生徒のみの観覧とはなりましたが、全校生徒がクラスごとに展示を見に来てくれました。
募金ケースに募金を入れてくれる生徒、エコキャップの重さ当てクイズに答えてくれる生徒、点字タイプライターや点字盤を体験してくれる生徒、熊本スマートドライバーの法被を着てくれる生徒もいて、大盛況でした。
11月3日(水・祝)
南稜高等学校の地元である「あさぎり町堀之角区」の「ひかり子供会」の「子供神輿」に手伝いとして4人のボランティア部員が参加しました。
団扇や鳴り子を持って「わっしょい、わっしょい」と大きな声を出しながら盛り上げたり、外に出て来られた地域の方々の頭を獅子舞の頭で噛んだり、疲れの見えてきた子ども達に変わって神輿を抱えたりしながら、地域を練り歩きました。
終了後には、町長さんや区長さんを始め、地域の方々と一緒にバーベキューを楽しみ、親睦を深めました。