11月4日(金)
ボランティア部では、今年度6月3日(金)に熊本県立劇場において開催された「熊本県高等学校総合文化祭」のステージ部門において、「令和2年7月豪雨」に関連した活動についての報告、青少年赤十字の取組に関する報告、救急法の実技の披露を行いました。
そこで、南稜祭のステージ部門では、その報告を兼ねて、救急法の実技に関する部分のステージ発表を行いました。
11月20日(日)
堀之角・今井地区コミュニティーセンターで開催されたあさぎり町堀之角区の住民の方々の「支え合いマップ作り及び救急法講習会」において、ボランティア部員を含む本校生徒2人が、救急法及び幼児安全法の講師を務めました。
テーマは「身近な救急法」。救急法の内容からは「回復体位への体位変換」、「毛布を使った保温と搬送」、「本結びの結び方と解き方」を取り上げ、幼児安全法からは「ハンカチとストッキングを使った傷の手当と腕の固定」を取り上げて、多くの実技を交えながら進めていきました。
終了後には「高校生によるスマホ相談会」を開設し、住民の方々の「通知を消去したい」、「アプリを消去したい」、「カレンダー機能をうまく使いこなしたい」という御質問に一つ一つ答えていきました。
11月5日(土)
3年振りに一般公開日が設定された南稜祭において、ボランティア部は展示部門とバザー部門に取り組みました。
展示部門では、「熊本スマートドライバー」の交通安全宣言コーナー、「ウンスンかるた」体験コーナー、救急法体験コーナー、高齢者擬似体験コーナー、点字体験コーナーの5つの体験コーナーを設置しました。
「熊本スマートドライバー」の取組は、放送作家の小山薫堂さんが発起人となって首都高速道路で始まった「東京スマートドライバー」の取組が全国に広がったもので、自発的な安全運転を促進しています。ここ人吉球磨地域の皆様にも交通安全の意識を高めていただけたらと、今回は来場者の皆さんに会場で記入していただいた「私の交通安全宣言」を広用紙に貼り並べました。
「ウンスンかるた」は、室町時代にポルトガルの船員達から日本に伝えられた、現在のトランプに似た遊びが、日本で作り変えられたものです。以前は全国で遊ばれていましたが、遊戯物が一切禁じられた寛政の改革の後は、ここ人吉球磨地域だけに伝わるものとなってしまいました。ボランティア部も、地域活性化を願って、人吉市加治屋町通りで年1回開催されている「ウンスンかるた大会」に出場しています。
救急法体験コーナーでは、上球磨消防組合から訓練用人形とAEDトレーナーを借用して、心肺蘇生とAEDの使用について体験するコーナーを設置しました。ボランティア部では、校内にAEDを使用できる人が少しでも増えてほしいという思いから、上球磨消防組合に依頼して希望生徒を対象に毎年度「普通救命講習」を開催しています。
ボランティア部では、ご高齢の方々の不自由さを体験しながら優しい言動について学ぼうと、高齢者擬似体験セットを用意し、他校のボランティア部の人達とも一緒に学習に取り組んでいます。今回は、来場者の方々にも装具を装着して体験をしていただきました。
点字体験コーナーでは、点字板とタックテープを用意し、来場者の皆さんにはタックテープに御自分の氏名を点字で打っていただいたものを持ち帰っていただきました。ここ人吉球磨地域にも視覚障がいにより点字を使ってコミュニケーションをとっている方がおられます。本校には福祉に関心がある生徒が多くいますので、現在学んでいる点字を通して視覚障がいのある方とも交流をしたいと考えています。
バザー部門では「レモネード・スタンド」を設置し、レモネードの販売を行いました。炭酸割り(氷あり、氷なし)、水割り(氷あり、氷なし)、お湯割りの5種類から選べるようにし、代金の代わりに募金を募金ケースに入れていただくようにしました。用意していた126杯のレモネードは売り切れてしまい、13,803円の御寄付が寄せられました。この御寄付は、免田ライオンズクラブを通して「レモネードスタンドinふくおか」に届けられ、小児がんの子ども達の支援に役立てられます。
11月4日(金)
ボランティア部では今年度、南稜祭のICT動画部門において、幼児安全法の動画の作成に取り組みました。
ハンカチを使った手の甲や指の傷の手当、ストッキングを使った頭の包帯、ストッキングと古新聞紙を使った骨折した前腕の固定を取り上げました。
作成した動画は、11月4日(金)の南稜祭1日目に体育館で全校生徒に披露されました。