南稜祭Weekの動画です!
トマトで農業革命~甘いミニトマトを見分けるためには
研究概要を説明します。写真は実際に大会にエントリーしたときのものです。
砂糖水につけるとトマトは3種類の動きをします。
これがトマトの糖度と深い関係があることが分かりました。
浮くトマトは甘みが少なく、沈むトマトは甘いのです。
砂糖水の密度とミニトマトの糖度の関係を研究しています。
南稜高校産トマトは糖度6以上の物が多く、市販のトマトに比べ甘いのが特徴です。
これを収穫後に糖度測定して、
サラダに甘いトマト
スープに甘さ控えめなトマト
と言う風に用途別に販売したらいいのではないかと考えています。
協力頂いた総合農業科の先生方にお礼申し上げます。
今回は優秀賞でしたがさらに研究を進めていきます。
科学部は、小さな疑問を科学的に解決したり、科学の知識を使って物を制作したりする部活です。
今年度は
①ラベンダーから精油を精製する
植えた直後のラベンダー
ラベンダーの花乾燥
②南稜高校産トマトの6次産業に向けた取り組み
実験材料のトマトの栽培の様子
糖度測定実験の様子
実験結果の発表(ZOOMを使った作品出品)
を行っています。
本年度は横田基金から助成を受け、微生物培養セットを購入することができました。
雨滴の中の微生物採取やブドウの木の常在菌を活性化する方法を計画しています。
現在器具の使い方の練習中です。早く正確に測定できるように頑張って練習を重ねています。
ぶどうの木の常在菌を確かめるため、寒天培地を作成しています。慣れない作業で戸惑いながらも実験の準備を進めています。
《科学部》
科学部の活動は、火曜日と木曜日の週二日を基本としています。文化祭や大会前は毎日活動することもあります。
少ない人数ですが、いろいろな実験を行いながら、今年は三福田や圃場の定点観察をメインに楽しく活動しています。
また、文化祭ではステージ発表や展示発表をし、日々の活動報告をしています。
<最近の成績>
平成24年度 熊本県生徒理科研究発表会 化学部門 部会長賞
平成25年度 熊本県生徒理科研究発表会 化学部門 優秀賞
平成26年度 日本土壌学会 高校生ポスター部門 優秀賞