水高diary

【芸術鑑賞】清和文楽を鑑賞しました

10月17日(月)午後、本校体育館で芸術鑑賞を行いました。雨の中、山都町(旧清和村)の清和文楽館から10名のスタッフが人形や三味線を持ってきて、舞台をつくり演じてくださいました。

まず清和文楽や人形について解説していただき、代表生徒が実際に3人1組で人形を操作しました。その後、演目「傾城阿波の鳴門」を鑑賞し、人形浄瑠璃の生の迫力を体感しました。最後に文化委員長が謝辞を述べ、図書副委員長から花束を贈呈しました。

今回は、事前に10月12日(水)と13日(木)に伝統芸能や清和文楽、演目のあらずじについて学習し、当日の鑑賞を迎えました。

公演は同じ内容を2回行っていただき、全校生徒の半数ずつ体育館で鑑賞しました。鑑賞しない時間帯では、経験してきた伝統芸能について振り返り、文化の伝承について自分達が何をすべきか討議しました。

ほとんどの生徒にとって初めての清和文楽の鑑賞だったようで、貴重な経験になりました。

清和文楽館のみなさん、ありがとうございました。

〈生徒の感想〉(一部抜粋)

・人形や三味線、太夫が一体となっていてとてもすごかったです。

・まるで人形が人間のように動く様子がなめらかで引き込まれました。

・実際に人形を持ってみると重く、腕がきつくなりました。3人で合わせるのが難しく、ミスなく演技するプロの方々はすごいなと思いました。

・人形のつくりがとても細かく顔の表情なども自由に動かすことができて感情も表す事ができて驚きました。

・声色や足音などで迫力を感じて、とてもおもしろいなと思いました。

・子どもの声や大人の女性の声の演じ分けがとても上手で上演に熱中することができました。

・三味線の音色も語り手の方と息が合っていて物語の雰囲気を強くしていました。

・事前学習や当日学習で、水俣にもたくさんの伝統芸能があることを初めて知り驚きました。

・実際に山都町に行き、もう一度見てもう少し人形浄瑠璃について知りたいと思いました。

 

 

↓事前学習の様子