【機械科】課題研究発表会が行われました
1月16日木曜日の1,2時間目に機械科3年生による課題研究発表会が行われました。
当日は、評議員の皆様や3年生の保護者の方も観覧くださいました。
機械科1年生と機械科2年生も、実習で学んだ技術の応用例を実際に見ることができる絶好の機会のため、
しっかりと見ていました。
今年は4班の報告がありました。
1班目はBBQ(バーベキュー)コンロの製作です。使わないときの収納スペースを小さくするために脚部分を内部に収納する構造にした工夫が見られました。
2班目は、アイデアロボットの製作です。10月に行われたアイデアロボット大会用に製作したリモコン機を実際に動かしました。今年はリモコン機は最軽量ボディでマイコンを用いた自律機を活用して8位入賞しました。3年生は「来年は優勝を目指してほしい」と後輩に託していました。最後のメイキングビデオは、秀逸でした。
3班目は、廃材を利用した電動機の製作班でした。日中友好植林事業のおいて中国の高校生徒とものづくり体験を行いました。エコ電カー大会では準優勝、水中ロボット大会では全国4位、EVスクーターの研究で九州大会で最優秀賞、公益財団法人産業教育振興中央会と公益社団法人経済友会主催の専門高校生徒の研究文・作文コンクールで最優秀賞、全国産業教育フェア新潟大会で奨励賞 など全国レベルの研究を発表しました。
4班目は箱罠の研究でした。水俣では年間300頭以上の猪が捕獲されています。これらの猪は農作物を食い荒らしたり、被害が増えています。そこで軽くて強い箱罠の製造方法をプロの猟師に学び、地元猟友会の方から猟について学び、狩猟免許を取得することで、命の大切さを学ぶ取組でした。最後は箱罠の実演も行われました。
後輩からはいろいろな質問が飛びだして、3年生は一生懸命に説明するなど、とても暖かい雰囲気で会は終了しました。ご参観くださった皆様ありがとうございました。来年も面白い研究がないか、模索しています。面白いとか、実物を見てみたいと思われた方は随時見学できますので、学校に御連絡ください。