【防災】水俣市総合防災訓練
令和2年11月15日(日)水俣市総合防災訓練が行われました。
参加者は、水俣市職員、水俣警察署、消防団、3区自主防災組織、自治会、水俣市保健所、水俣市社会福祉協議会、水俣高校、水俣高校インターアクト部(ボランティア)、水俣高校PTAです。
【避難所開設・避難者の誘導と受付】
避難所開設、水俣市職員が担当。新型コロナウイルス感染症対策で、手指消毒、検温、マスク着用。避難行動要支援者への対応。ペット同行避難者への対応。受付で動物アレルギーがあるか確認。
【避難者の様子】
消防団、3区自主防災組織もぞくぞくと集合
【避難者とビデオ視聴】
【ビデオの内容】
平成28年熊本地震 「熊本地震を学び次の災害に備える」
災害に対する自助力アップ「くまモンの必殺3手 とめて・ためて・きめて」
【物資輸送訓練の支援(備蓄品:段ボールベット、簡易畳、間仕切り)】
県トラック協会の輸送トラックが到着。物資を階段で3階に運びます
【避難者と段ボールベットの組立ての様子】
段ボールベットを組み立てが出来るのか?
段ボールベットの寝心地は、良いのか?
簡易畳の居心地は、良いのか?
【ペット同行避難者への対応】
初めてペット同行避難者への対応を重視した避難所開設・運営訓練がありました。ペット避難の講習会とワークシート研修ペットは、ゲージに入ることは、出来るのか?お座りのしつけは、出来るのか?今回、犬2匹での体験で、2匹とも紙おむつを着用。
水俣高校の防災担当よりワークシートを元に、ペット可避難所運営に向けての課題について皆で考えました。
7月の豪雨や台風10号の時にペット同行避難のニュースとなり、荒尾市、熊本市担当の方々と、運営や悩みを取材し、ワークシートを作成しました。
ペット用ゲージを人吉の「やまの子犬やさん」に5台借り準備しました。簡易テント等も準備しました。
そこで大切と感じたことに、自分のペットがケージに入ることが出来るのか?吠えないか?飼い主のマナーはどうか?今回、同行避難を見据えた練習を家庭や講習会で日頃から行なうことが必要と感じました。
まだ、水俣市にはペット可の避難所はありません。行政、民間、ボランティアが協力体制を作り、開設に向けて進もうと感じました。