学校生活

カテゴリ:建築科

【建築科】1年生未来の匠を育む! 伝統の「ほぞ穴加工」に挑む、熱き修練

 水俣高校建築科では、日本の建築を支える伝統的な「大工の技」を本格的に学びます。今回ご紹介するのは、建築科1年生による「ほぞ穴加工」の実習。これは、二つの木材を隙間なく、そして強固に繋ぎ合わせるための、まさに"大工の魂"が宿る重要な技術です。

伝統を受け継ぐ、本物の技術との出会い
 初めて手にするのは、古来より受け継がれてきた職人の道具「のみ」。生徒たちはまず、先生によるデモンストレーションに真剣に集中します。道具の正しい使い方、安全で効率的な作業手順はもちろん、一本の木に向き合う大工としての基本姿勢まで、熱心に学びを深めます。

ぎこちない一歩から、確かな自信へ
 初めての「のみ」加工は、誰もが最初は緊張し、金づちを叩く音も控えめです。しかし、そこは建築科。生徒たちは、先生のきめ細やかな指導と、隣で真剣に技術と向き合う仲間の姿から刺激を受け、作業のリズムは徐々に軽快に、そして確かな力強さを増していきます。木くずが舞う実習場に響く、リズミカルな金づちの音。それは、単に木を削る  音ではありません。それは、彼らがひたむきに精度を追求し、己の技術と向き合う「修練」の証。その真摯な姿は、まさに伝統の職人芸を習得せんとする「求道者」そのものです。

単なる技術ではない、「大工の魂」を宿す
 建築科では、この実習を通じて、生徒たちは単なる知識や技術以上の「ものづくりへの情熱」や「大工の魂」を宿し始めています。手を動かし、木と対話することで、生徒らは日本の建築文化の奥深さを体感し、未来の建築家としての道を、力強く、そして誇りをもって歩み始めているのです。
 水俣高校建築科は、あなたの「ものづくりへの夢」を、確かな技術と情熱で未来へと繋ぎます。 ぜひ、私たちと一緒に、次世代の建築を担う匠を目指しませんか。

 ぜひ、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。

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【建築科】【WCP】水俣高校で、本物のプロと挑む「神社復興プロジェクト」

 社会で即戦力となる技術を高校生のうちに水俣高校建築科では、教室での座学だけにとどまらず、「Wood Connect Project(WCP)」として、実践的かつ社会貢献性の高いプロジェクトに挑んでいます。現在、3年生が取り組んでいるのは「塩釜神社復興プロジェクト」における、御本尊を祀る観音開きの建具製作です。この特別な学びを支えているのが、ものづくりマイスターの皆様。日本の伝統建築技術を知り尽くした「本物のプロフェッショナル」による直接指導が、生徒たちの技能を飛躍的に高めています。
 マイスターの「神業」を間近で学び、大きく成長!
 先日行われた第三回目の技術指導では、いよいよ建具の最終工程である「組み上げ」に挑みました。生徒たちは、マイスターの方々が繰り出す卓越した技術を目の当たりにし、驚きつつも、その「神業」を吸収しようと真剣そのもの。はじめは緊張していた生徒たちも、回を重ねるごとにマイスターと打ち解け、今では積極的に質問や会話を交わしています。このプロの現場に近い環境で、技術を習得するだけでなく、社会人としてのコミュニケーション能力や積極性も同時に身につけているのです。

 「世界に一つだけ」の建具が形になる感動
 丁寧に加工してきた「ほぞ」と「ほぞ穴」を組み上げる瞬間は、まさに感動的です。寸分の狂いもなく直角に組み上がった建具は、生徒たちが自ら設計した世界に一つだけのデザイン。この建具には、技術指導への感謝、そして塩釜神社復興に携わる方々の強い想いが込められています。

 水俣高校建築科では、このような貴重な社会貢献プロジェクトを通じて、座学では決して得られない確かな技術力、深い達成感、そして社会で通用する自信を生徒たちに提供しています。「将来、ものづくりに関わりたい」「手に職をつけたい」と願う中学生の皆さんへ。水俣高校建築科で、本物の技術を学び、地域社会に貢献する誇り高き建築人を目指しませんか。

 ぜひ、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。

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【建築科】2年生が「テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣」を彩る和紅茶用上がり台の製作を開始

 来る令和7年11月1日(土)・2日(日)に開催される、食と農を通じて持続可能な未来を考える世界的な祭典「テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣」を彩る重要なアイテムの製作が、水俣高校建築科2年生の手によりスタートしました。

 特に2日(日)にエコパーク水俣で開催されるスローフードマーケットと同時開催の「九州和紅茶サミット in みなまた」において、水俣名産の香り高い和紅茶を提供するための「上がり台」を、建築2年生が主催者からの依頼を受け、心を込めて製作しています。

 製作に使用する木材と合板は、大会の成功と地域への貢献を願う地元企業様から全てご提供いただきました。生徒たちは、この温かい期待と想いを真摯に受け止め、未来へ繋ぐ「ものづくり」として、本日より本格的に製作に取り組んでいます。専用の機械で正確に切断・加工された木材は、「超仕上げ鉋盤(かんなばん)」により表面が鏡のように滑らかに美しく仕上げられます。これは、提供された地元木材の持つぬくもりと木目を最大限に活かすための丁寧な作業です。さらに、のこぎりや鑿(のみ)といった手道具を駆使し、熟練の技で加工を進めています。

全員が「大工技能士」の確かな技術者集団

 製作に携わる建築2年生は、なんと全員が若くして「大工技能士」の資格を持つ、確かな技術者集団です。生徒らはプロの技術者としての自覚を持ち、正確性、迅速性、そして安全を徹底しながら、提供企業の想いと大会成功への熱意を胸に、一つ一つの工程を責任もって進めています。

 水俣の豊かな自然と再生への強い想いが詰まった「テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣」。生徒たちが製作するこの上がり台は、地元高校生と企業、そして食文化が一体となった「おもてなしの心」を形にするものです。和紅茶を楽しむ際、生徒たちの技と想いが詰まったこの上がり台にもぜひご注目ください。大会の成功に向け、最後まで情熱を注ぎ完成させます。

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【建築科】資格と実力で未来を拓く! 1年生が培う「社会で生きる力」

 本校建築科では、将来社会で活躍するための「確かな専門技術と、それを支える人間力」を徹底して育てています。

 確かな実力を証明する「資格」への挑戦

 現在、建築科1年生は、専門分野の基礎となる「トレース技能検定」の実技対策に夏から熱心に取り組んでいます。週末の検定本番を目前に、生徒たちは真剣そのもの。正確で迅速、そして丁寧に描く技術を追求し、製図用具を自在に操るプロの基礎技能を身につけています。苦手な課題にも自ら挑む高い意識は、将来の専門職としての自覚の表れです。この検定合格をゴールとするのではなく、社会で通用する「揺るぎない実力」を育成する貴重な機会と捉えています。

専門教育が育む「将来に役立つ3つの力」

 この資格対策を通じて、生徒たちが大きく伸ばしているのは、製図技術だけではありません。それは、将来、どのような分野に進むにしても必ず必要となる「生きる力」です。

難解な図面を読み解く「読解力」:複雑な情報を正確に把握し、論理的に理解する力。

長時間集中し続ける「集中力」:目標達成のために粘り強く取り組み続ける精神力と習慣。

図面を見る人の立場になる「想像力」:他者の視点を理解し、質の高い仕事を提供する意識。

 これらは、建築家にとって不可欠であると同時に、社会人として求められる「課題解決能力」の土台となります。一本一本の線に「命」を吹き込むように取り組む姿勢は、単なる技術習得を超え、仕事への真摯な向き合い方を学んでいる証です。

経験こそ、未来を支える力

 水俣高校建築科での経験は、机上の知識に留まらない「経験こそ力」という揺るぎない自信となります。今後さらに専門性を増す製図課題も、この基礎力があれば必ずや乗り越えていくでしょう。

 ぜひ、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。

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【建築科】【WCP】プロの技術を体感!塩釜神社復興プロジェクトで「本もの」に触れる

 水俣高校の建築科では、ただ設計図を描いたり、教科書で勉強するだけじゃない、未来の建築を担うプロの技術を学ぶことができます。
 現在、建築科では「ものづくりマイスター」の指導のもと、塩釜神社の建具(たてぐ)を製作する貴重なプロジェクトに挑戦中です。
・「本もの」を知るからこそ機械のすごさがわかる
 本日行われた第2回目の実技指導は、なんと学校を飛び出し、マイスターの工場(こうば)で実施されました。
生徒たちは、伝統工法である組子(くみこ)の加工を先に手作業で体験済です。手作業で木材を寸分の狂いもなく組むことが、どれだけ難しくて、どれだけ集中力のいる作業かを知っていたからこそ、工場で初めて建具製作専用の機械を目の当たりにしたとき、「すげえ!」「なるほど!」と驚きの声が上がりました。これは、単に機械がすごいという感動じゃなく、手加工の難しさを知っているからこそ、プロの技術と機械の正確さ、効率の良さを心から理解した瞬間です。
・本気の技術が自分を成長させる
 マイスターの迷いのない手際と、技術の核心を突く分かりやすい説明は、生徒たちの学びへの集中力をグッと高めました。建築科の先生たちも見たことのない専門機械がありと、学校では味わえない本気の現場での学びは、みんなの技術と意識を大きくグレードアップさせています。
 現在、生徒たちは神社の復興に関わる人たちの強い想いを背負い、「最高にいいものをつくろう」という責任感と意気込みを持って作業に奮闘しています。水俣高校建築科で学ぶことは、技術だけじゃありません。「プロの仕事の進め方」「本ものの現場の空気感」「社会の役に立つものづくりの責任感」これら全てを実践的に学ぶことができます。

 「将来、自分の手で何かを生み出したい」「一生ものの技術を身につけたい」と思っている人は、水俣高校建築科で、未来の自分の可能性を広げてみませんか?

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