学校生活

カテゴリ:探究活動

【総探】2学年探究スタート!

今年も2年生普通科と商業科の生徒82名が探究活動に取り組みます。今年はどんなポスターができあがるのか、楽しみです。探究活動のポスター作成の基本レクチャーを昨日、国立水俣病総合研究センターの丸本倍美先生にしていただきました。

探究活動といっても、ポスターの作り方は?どんなことを書いたらいいの?ポスターとスライドの違いは?など分からないことが多いですよね。そんな基本を先輩たちのポスターを参考にしながら、大変分かりやすく教えていただきました。先生には来週からもアドバイスに来ていただきます。

2年生はこれから1年間かけて探究活動に取り組み、ポスターを作成し、3月に発表を行います。ぜひとも自分自身のなぜ?知りたい!伝えたい!という思いを大事に取り組んでほしいと思います。

レクチャーの様子

【総探】日本OECD・大阪大学主催SSIシンポジウムに参加しました!

皆さん5月に広島で開かれるG7サミットを知っていますか?その関連行事として、日本OECDと大阪大学が中心となって、持続可能な社会のために地域で活躍する中高生を集めたシンポジウムが開かれました。水俣高校からも2年生の牡蠣調査班と水俣条約班の5名が発表を行いました。

今回のSSIシンポジウムは「誰一人取り残さない未来」を作るために、日本各地(栃木、広島、東京、大阪、福島など)の中高生がどのような活動に取り組んでいるのか、紹介するものでした。

本校からは、水俣病の歴史的な背景とそれに伴う地域課題、克服のために水高生が取り組んでいる取り組みをオンラインで発表しました。

牡蠣班も水俣条約班も先輩から後輩に受け継がれてきたプロジェクトなので、水俣で私たちが行っている取り組みについて今回のシンポジウムで少しでも知ってもらえたら嬉しいです。

 

【総探】【WCP】祝★企業賞受賞!SDGs Quest みらい甲子園

3月18日(土)に熊本県立劇場にてSDGs Quest みらい甲子園熊本県大会のファイナルセレモニーが開催されました。県下高校のエントリーチームのうちファイナリストに選出されたチームが一同に介し、授賞式に参加して各チームのSDGsアクションアイデアについて意見交換を行いました。ファイナリストは県内12チーム、うち3チームが本校からの選出!本校のファイナリストは普通科の「水俣カヌー班」「水俣食べる通信班」、建築コースの「Wood Connect Project」です。授賞式では、「Wood Connect Project」チームが企業賞(東海大学賞)を受賞しました!地元の山林に着目した取組を評価していただきました。今大会は生徒にとって取組の発信の場となるだけでなく、他校の発表を聞いて見聞を広め、探究活動への理解を深める良い機会となりました。

【総探】校内成果発表会ベストプレゼン賞

3月10日(金)に校内成果発表会を実施しました。2年生を中心に、総合的な探究の時間や各学科の取組について発表を行いました。各学科で取り組んできた活動の成果を発信する場となりました。自分たちの探究活動がSDGsのどの目標に関連しているか提示しながら、独自に集めたデータの分析結果をグラフで示したり、活動の様子を写真や動画で紹介したりなど、どれも興味深い発表でした!

今年度は生徒に1人1台配布されているタブレットを使用し、ポスターやスライドなどの資料を作成してオンライン配信という形で発表を行いました。発表を聞いている生徒たちも資料を見ながら真剣な様子で発表を聞いていました。

ベストプレゼン賞に選ばれた班のポスターと発表動画は以下のリンクからご覧ください。また、今回の探究活動については地域の方々に多くのご協力をいただいた班がありましたので、こちらのページにてお知らせします。ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

 

ベストプレゼン賞

星第1位

カヌーでゴミ0大作戦 in 水俣川

08 ポスター.pdf

嶋田渚、濵田キララ

星第2位

みんな見たくなっちゃう!ウェブサイトの作り方

30 ポスター.pdf

上田さくら、塚本紅音、山下敬人、生嶋音羽、髙木麻砂

星第3位

いま、日本があぶない!~イノシカハンターズの挑戦~

※一部、狩猟の映像が流れますのでご注意ください。

27 ポスター.pdf

川元瑞輝、吉田実生

星第4位

フィジカルコンピューティングによるプログラミング教育の実践

28 ポスター.pdf

設樂歩夢、野﨑義貴、渕上芽衣

星第5位

聖地巡礼と地域活性化

04 ポスター.pdf

濱村竜信、山口祥明

 

地域の方々にご協力をいただいた班の発表

高校生がつくる水俣食べる通信

24 ポスター.pdf

濱洲ひなの、松原歓奈、山内結花、山岡千華、吉田遥姫

ご協力

・水俣食べる通信代表 諸橋賢一 様

スイーツ開発で水俣をより良くするために

25 ポスター.pdf

中村早希、森日芽、江口采那、六車希空、窪田夢香

ご協力

・(有)ONITSUKA日昭堂 店長 鬼塚憲幸 様

プレゼンテーションテーマ一覧

 

【総探】SDGsマップアプリは来年度に続く!

3月14日に今年度最後のSDGsマップアプリ開発ワークショップが行われました。慶應義塾大学植原先生のご指導のもと、水俣市のSDGsの取組みを普及するために、スマホ用アプリの開発を1・2年生16名で続けてきました。通信環境がうまくいかず、プログラミングがうまくいかないこともありましたが、どんなアプリを作ればたくさんの人に使ってもらえるだろうという目標をもって取り組んできました。開発はまだ途中ですので、来年度も継続します。

来年度はアプリの改良を行い、夏ごろにアプリを使ったイベントを計画・実行したいという野望を持っています。今年度メンバーの多くが来年度も継続してくれることになりました。4月以降には新メンバーも募集して、新体制で再スタートします!ぜひ新一年生で興味がある人は参加をお待ちしています。

【総探】KSH・ポスターセッションとステージ発表にて大活躍!

3月4日にグランメッセ熊本にて、熊本県下の探究活動を行っている高校生が一堂に集う発表会が開かれました。ポスターセッション部門、ステージ発表部門、学校紹介ブースとグランメッセの広い会場に高校生が750人、一般のお客さんも1700人を超える大イベントとなりました。

水俣高校からもステージには電気コース、ポスターセッションには普通科・建築コースから7つのチームが参加してきました。色々な学校の生徒の発表を見たり、質問を受けたりと充実した1日になったようです。なかなか鋭い質問にも丁寧に対応している姿をみて、なんとも一年間で頼もしくなったな…と感じました。やはり同年代の頑張りは何よりもよい刺激になりますね。

展示ブースでは機械科のイノシカハンターズや鉄道模型、商業科の開発商品を展示しましたが、子どもたちがかなり興味津々でかぶりついてみてくれました。

見学で参加した1年生も意欲的に色々なポスターの説明を聞いていました。来年の主役は新2年生です!頑張ってください。

【総探】届け!Message from Minamata 水銀に関する水俣条約のユースダイアログに参加しました

 水俣高校の2年生の探究活動では、毎年水銀の規制や水銀に関する水俣条約について取り組むグループがいます。今年は普通科の4名が、国立水俣病総合研究センターの原田先生のご指導もと、活動してきました。水俣病についての学び直しや、世界の水銀使用の現状、水俣市の水銀製品の処理方法など様々なことを学んだ彼らは、水俣から水銀の適正な管理と水俣の再生についてのメッセージをイラストで表現し、発信したい!という目標をもって取り組んできました。

 今日はそんな彼らの活動を発表するユースダイアログが環境省主催で行われました。水銀の学習に取り組んでいるスロベニアとフィリピンの高校生たちと、日ごろの学習の成果を発表し合い、互いの国の取組について理解を深めました。お互いの発表に対して質問も活発に飛び交い、1時間があっという間に過ぎました。

 水銀対策といっても、実際に話を聞くまでは知らないこともたくさんあったようで、改めて水俣から発信できることはなんだろうと考えるきっかけになったようです。

 3月10日の発表会が楽しみですね。

レヴィン先生と記念の一枚

【総探】ファイナリストに選出!SDGs Quest みらい甲子園

社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテスト、SDGs Quest みらい甲子園が開催されています。その熊本県大会に本校の取組をエントリーしたところ、3チームが一次審査を通過!2年普通科の総合的な探究の時間から水俣カヌー班、水俣食べる通信班の2チーム、そして、2年電気建築システム科建築コースからWood Connect Project班がファイナリストに選出されました!二次審査(最終審査)では各チームが制作したプレゼン動画が審査されます。熊本県大会のファイナリストとなる12チームは以下のリンクから確認できます!

https://sdgs.ac/sokuho

【総探】英語でプレゼン!UNEP中間ワークショップ

2月20日(月)に水俣環境アカデミアで行われた「UNEPプロジェクト中間ワークショップ」に2年普通科の生徒4名が参加しました。各国からの参加者に向けて、総合的な探究の時間に行った水銀や水俣病に関する調査について英語でプレゼンテーションを行いました。最後には、水俣市長や参加者の方々と記念撮影を行いました。日本の「環境省」に相当する各国代表の方々とお会いする貴重な経験となりました!

【探究活動】みなまたOysterProject最終調査

水俣高校は2学年の総合的な探究の時間で、OysterProjectに取り組んでいます。これは、水俣高校の2年生が代々取り組んでいる水俣の牡蠣を大きくおいしく育てるための研究で、水俣市漁協・国立水俣病総合研究センターと一緒に取り組んでいます。

今年は袋湾の水深が異なる3地点に牡蠣の入ったかごを設置し、5月から毎月大きさや重さを計測してきました。今日は1年間育ててきた牡蠣を開けて中身の重さを計測しました。そして大事な味の調査も行いました。水俣の牡蠣と日本各地の牡蠣を食べ比べるという、非常に味覚を研ぎ澄まして行う大事な実験です!見てください、みんな真剣な表情です!

どこが一番大きくなったか、身の入り方がよかったか、おいしかったかは、3月10日の成果発表会で報告です。お楽しみに!

【総探】【1学年】SDGs講演会を行いました!

2/1(水)の5限目にSDGs講演会を行いました。

水俣環境アカデミア所長の古賀実様を講師としてお招きし、

SDGsのことについて詳しく説明していただきました。


総合的な探究の時間でのポスター作成の中で調べてきたことを、

さらに深めることができるいい機会になったのではないかと思います。


質疑応答では、コンビニの未来について生徒が尋ね、

経済学との関わり合いを踏まえながら説明していただきました。

生徒代表謝辞では、「機械科としてできることを考えて行きたいです。」

という言葉もあり、講演の内容を今後にいかしていこうとする姿も見られました。


SDGs未来都市である水俣市の高校でSDGsについて学び、

よりよい未来を考えていくいい講演会となりました。

これからも様々な探究活動を通して地域の課題について考えていきます!

 

【総探】ただいま水俣スイーツ開発中

2学年の総合的な探究の時間の中で、スイーツで水俣を盛り上げよう!というテーマのもと活動しているグループがいます。地元水俣が誇るお菓子屋さんの鬼塚日昭堂さんの全面協力のもと、生徒の出した地元素材を使ったアイディアをもとに試作していただきました。今回はレモンケーキ風焼き菓子です。生地とチョコレートの組み合わせで一番何がよいか、お茶と甘夏の組み合わせを先生たちに調査しています。もしかしたら採用されて、販売されるかも…ということでお楽しみに!

水俣環境アカデミア研究体験プログラム

11月から水俣環境アカデミアが行っている研究体験プログラムに、本校1年生の5名が参加していました。いつもは見ることができない九大の研究室をオンラインで訪問したり、味覚センサーを作ってみたりと「研究」を身近に感じる活動をしてきました。同時に自分の身の回りの気になることをピックアップして探究活動をおこない、まとめてきました。1月21日(土)はこれまでの探究活動の成果発表でした。5人全員とも単に調べるだけでなく、アンケートを取ったり、取材をしたり、実験をしたりしてデータを集め、自分のなぜ?の答えを見つけるというしっかりした内容でした。アカデミアの古賀所長からも助言をいただき、2年生の探究活動が楽しみになる発表でした。

Webサイト完成間近!州立モンタナ大学オンラインプログラム⑤

 1月21日(土)に州立モンタナ大学オンライン学習プログラムの最終講座を実施しました。参加生徒は州立モンタナ大学と独自のウェブサイトを共同制作し、もう少しで完成します!熊本やモンタナの観光地を紹介するページ等の記事を英語で書き、ウェブサイトに掲載します。全5回の研修をとおして、生徒たちは自らの英語力の向上を大いに実感しており、ウェブサイ卜制作にも楽しんで取り組んでいます!

【SDGs】くまもとSDGsアワード2022表彰式

 12月24日(土)に、今回初めての開催となった「くまもとSDGsアワード2022」に、水俣高校のウッド コネクト プロジェクトやイノシカハンターズを含めた様々なSDGsへの探究活動の取組みが評価され入賞し、表彰状を頂きました。くまもとSDGs牽引部門とSDGs未来づくり部門があり、それぞれ39件合計78件の応募の中から、本校はSDGs未来づくり部門の上位6団体に入賞しました。

本校の取組みは、探究活動の中から地域の課題を自分事と捉え、様々な機関と連携し、持続可能な取組みで複数のプロジェクトが活動している点が評価されました。当日は代表として、校長と工業科職員2名が参加しました。

今回の受賞で生徒たちの頑張りはもちろん、地域の方々や応援してくださる方々のおかげで様々な学びや経験ができる環境に感謝しています。関係者の皆様ありがとうございます。

【探究活動】日越大学との交流・最終発表

水俣高校では、ベトナムの日越大学との交流事業を行っています。2年生普通科の生徒とベトナムの大学生が一緒にテーマを決めて互いの国の比較研究を行っています。4月から続けてきたこの研究もついにまとめとなりました。12月23日2学期の終業式後、4グループの最終発表を行いました。

4グループそれぞれのテーマごとに、日本とベトナムの現状、課題、課題解決のためにできることは何か、という内容をスライドにまとめて発表を行いました。

日本とベトナム、そして高校生と大学生という国も立場も違う人たちが1つのテーマの研究を行うということは、なかなか大変なことも多く、「スライドが終わっていません!」「連絡がなかなかつきません!」と苦労もありました。しかし、互いに1つの目的のために協力し合うという経験はなかなかできることではありません。大変なこともあったとは思いますが、お互いの価値観を理解し、どうやったら相手に伝わるか考えるという、本当の国際交流ができたのではないかと思います。

最後には修了証が授与されました。

【探究活動】SDGsマップアプリの開発が進んでいます

水俣高校では慶應義塾大学の植原先生のご指導のもと、今年からSDGsマップアプリを作るというプロジェクトを行っています。水俣市がSDGs未来都市であるということから、「観光客に楽しみながら水俣の良さを知ってもらい、SDGsについて学んでもらおう!そして水俣市のSDGs的な問題点も指摘してもらおう!」という目的でアプリを作ることになりました。参加している生徒は、プログラミング班とSDGs班に分かれて、SDGs班がアプリに必要な機能やデザインをまとめ、プログラミング班がそれをもとにプログラミングを行います。

とはいっても、プログラミング班は最初はネットワーク回線などの関係で予定通りにいかないことも多かったのですが、今日はしっかりアプリ作成のための作業が進みました。難しいところもありますが、みんな試行錯誤しながら頑張っています。SDGs班は水俣市をもりあげるイベントについて意見を出し合いまとめました。

鋭意作成中ですが、どのようなアプリができあがるのか、皆さん楽しみにしてください!

熊本スーパーハイスクール生徒研究発表会に参加してきました

12月3日(土)に崇城大学で実施された熊本スーパーハイスクール生徒研究発表会に、本校から6ポスター14名が代表として参加してきました。

今年は3年ぶりに対面でのポスターセッション発表でした。ポスターセッションとは、会場にポスターを設置して聞きに来た人にその都度発表と質疑応答を行うというスタイルです。自分たちが発表しないときは他の学校の生徒のポスターを聞きに行くこともでき、とても発表者と聞く人の距離が近いのが特徴です。

緊張するかなと思ってみていましたが、物おじすることなく他校の生徒や先生の質問にも丁寧に答え、時には談笑する様子も見られました。積極的に自分から声をかけてポスターを見てもらったり、他の生徒のポスター説明を真剣に聞き入ったりと、実際にたくさんの高校生と会うことで得られたものは大きかったのではないかと感じました。SDGsマップ班WCP班カヌー班イノシカハンターズ班二酸化炭素排出ゼロ班

【総探】【日越大学交流班】プレゼント交換を行いました!

 日越大学の学生さんとのアイスブレイクとして、プレゼント交換を行いました。「自分の周りで流行しているもの・好きなもの」をテーマに、日越大学と水俣高校のそれぞれがプレゼントを用意しました。

 

日越大学からは、日越大学のトートバッグにベトナムの食品や雑貨などを詰めて送ってくださいました。

 

生徒たちもプレゼントを受け取り、感激していました。

 

 水俣高校からは、生徒たちが選んだ食品や雑貨をラッピングして送りました。今後、贈りあったプレゼントについて、SNS等を利用し、交流をする予定です。

水俣市シンポジウムでの発表

水俣高校では3年前から、ベトナムの日越大学との交流を行っています。2年生の普通科を中心に、総合的な探究の時間の授業で、共同テーマについて両国の文化比較などを行っています。

10月22日に水俣環境アカデミアで行われた日越大学連携協定締結記念のシンポジウムにおいて、水俣高校の交流について発表する機会を頂きました。校長先生の学校紹介に続いて、交流に参加している2年生の唐津さんと倉本さんが生徒代表として取り組みを発表しました。

日越大学の学長先生や水俣市長も注目する中、大変緊張したと思いますが、とても堂々とした発表でした。

普段のSNSを使っての交流の様子や、実際に交流して感じた感想など、高校生の実際の取組について知ってもらえたのではないかと思います。