上手な聴き方(令和3年7月)

令和3年7月1日(木)、人間関係づくりワークショップ第2回目を実施しました。 

 

1.目的

 コミュニケーションにおける話の聴き方のポイントを学び傾聴の姿勢を身につける。

2.活動内容

  活動の流れ
 (1)

2パターンの聴き方を説明を聞く。

【聴き方A】

・空返事をする(ふうん、へえ等) ・目を見ない ・表情を変えない

【聴き方B】

・共感的な言葉を言う(なるほど、そうだね等) ・目を見てうなずく ・表情を変える

 (2)

2人組になりトレーニングを行う。

 ①話をする人・聴く人の順番を決める。

 ②話すテーマ※1を決めて【聴き方A】を交互に体験する。(1分間ずつ)

 ③同様に【聴き方B】を交互に体験する。(1分間ずつ)

 (3) 活動を振り返り、ワークシート※2に記入する。
※1話すテーマ
・最近嬉しかったこと  ・今一番興味を持っていること  ・今一番頑張っていること  ・今までで一番楽しかったこと
※2上手な聴き方(ワークシート).pdf

 

3.活動を通して(生徒たちの感想)

 生徒たちは、「空返事だと話に興味がないのかなと少し嫌な気持ちになった。私はあまり目を見て話していなかったので、これからは意識して上手な聴き方をできるようにしたいと思った。」や「今はマスクをしていて表情が分かりにくいので、目で分かるように心がけようと思った。聴き方には気をつけたい。」、「あまり話はできなかったが、今までの自分の話の聴き方が良くなかったことに気づけて良かった。しっかり話を聴けるようにしたい。」、「私は普段から話している人の目を見て、相づちを打ちながら聴けていたので、表情を変えるなどの変化もこれからつけていこうと思った。」といった感想を書いていました。

4.まとめ

 自分が話を聴いてもらうとき、どんな態度や声掛けをしてもらうと話しやすいかを意識することが大切です。コミュニケーションにおける話の聴き方のポイントを学び傾聴の姿勢を身につけることができました。お互いに寄り添って受け止め合える関係を築いていきましょう。