アンガーマネジメントゲーム(令和2年12月)

 令和2年12月1日(火)、人間関係づくりワークショップ第4回目を実施しました。  

 

1.目的

 自分の怒りのポイントや他者の怒りのポイントについて理解する。また、怒りのメカニズムを知り、怒りのできごとを解決する方法や怒りを抑える方法を学ぶ。

2.活動内容

(1)内容の説明

 ①アンガーマネジメントゲームを行う。

 ・もし〇〇なできごとが起こったら、どのくらいの怒りを感じるかを

  自分と他の人の予想をするゲーム。

 ・人によって怒りのポイントが違うということを体験する。

 (2)アンガーマネジメントの説明

 ①アンガーマネジメントとは?

 →怒りを上手にコントロールして適切な問題解決コミュニケーション

  結び付けること。

 (3)アンガーマネジメントゲーム

①もし〇〇が起こったら、自分はどれくらい怒りを感じるか「怒りの温度

 (0~10度)」をワークシートに記入する。

②もし〇〇が起こったら、△△先生はどれくらい怒りを感じるか予想し、

 「怒りの温度(0~10度)」をワークシートに記入する。

 ❶「友達が「どうせ私は...」と自虐的な話ばかり延々としてくる!」  

 ➋「我が子が恋人を連れてきた。でもその恋人が自分に向かってため口

  で話しかけてきた!」

③先生の点数を発表。

④予想と 実際の回答が異なることを知る。

 

※「怒りの温度」とは...

  10度 : 怒りで我を忘れる

   5度 : 心の中で怒りが爆発

   0度 : まったく怒りを感じない

 (4)怒りのコントロール方法の説明

①アンガーマネジメントの3つの暗号 

 ➊衝動のコントロール

   怒りを感じてからの6秒間で、怒りを増幅させるノルアドレナリン

  がピークになる。

  →別のことを考える。イライラした時には、〇〇を考えるとあらかじ

   め決めておくと良い。

 ➋思考のコントロール

   自分の中の強い思いや正義感通りにならなかったときや価値観が異

  なったときに怒りを感じる。

  →不要な「~すべき」は捨て、大事な「~すべき」(ここだけは譲れ

   ないという信念)を大切にする志向を心がける。

 ❸行動のコントロール

   変えられない状況に対して怒りを感じる。

  →行動の向け方を工夫する。

 (5)まとめ

①同じできごとでも人によって怒りのポイントが違う。

 →些細な言葉や行動でも、人を不快にさせることがあるため、相手の

  立場にたって物事を考えるようにする。

②怒りの解決方法やどのように怒りを抑えているかについてワークシー

 トに記入する。

③感想を記入する。

3.生徒たちの様子

 実施後生徒たちは、「一人一人怒りのポイントが違うことを学んだ。」や「人によって怒りのレベルが違うと頭では分かっていてもつい忘れて接してしまうことが多い。これから意識していきたい。」、「物事にこだわりすぎず、肩の力を抜いて生活したい。」などの感想を書いていました。また、怒りのできごとを解決する方法や抑える方法については、「怒りの対象と距離を置く。」や「好きな音楽を聴く。」、「お風呂に入る。」などがありました。

 同じできごとでも人によって怒りのポイントや嫌なことも違います。相手の立場にたって物事を考え、言葉や行動に移していくよう心掛けていきましょう。また、自らの怒りを解決・抑えるための方法をきちんと把握し、実践しましょう。