分からないことを質問しよう(令和3年10月)

令和3年10月1日(金)、人間関係づくりワークショップ第3回目を実施しました。 

 

1.目的

 「質問の仕方」のスキルを身につけることで、人間関係づくりが一層うまくいくことを理解する。

 

2.活動内容

  活動の流れ
(1)

次の場面ではどのように相手へ質問すると良いか、3つのパターンの実演を見て考える。

【場面】『数学の宿題がどこだったか聞き損なったので、困っている。』

モデリングⅠ:「強気で、唐突に質問する。」

モデリングⅡ:「遠慮がちに質問する。」

モデリングⅢ:「質問していいか確認し、ポイントを意識して質問する。」

(2)

Google Classroomの課題に取り組む。※1~3年生合同のGoogle Classroomに事前に参加している。

→モデリングⅠ~Ⅲのうち、どのパターンが質問の仕方として一番良かったか回答し、その理由についても記述して送信する。

(3) 送信された意見を共有する。
(4)

質問の仕方のポイントについて知る。

①都合を尋ねる。

②聞こえる声で。

③内容を整理して。

④お礼を言う。

(5) 本時の感想をGoogle Classroomの課題へ入力する。 

 

3.活動を通して(生徒たちの感想)

 生徒たちは、「まわりくどい聞き方をしてしまうときがあるので、事前に聞きたいことを整理しておきたいと思った。」や「話しかけ方が少し違うだけだが、聞かれた方の聞き取りやすさが全然違うと感じた。これから誰かに質問するときは今回学んだことを意識して質問しようと思った。」、「先生方の実演を見て、自分の今までの会話では相手の都合を聞かないこともあったので、今後は相手の都合を尋ねてから話をしようと思った。」といった感想を書いていました。

 

4.まとめ

 分からないことを質問する場面は、毎日の生活の中でよくあります。どのような場面でも、4つのポイント(①都合を尋ねる ②聞こえる声で ③内容を整理して ④お礼を言う)を使えば相手との良い関係を築くことができるので、少しずつ身につけていきましょう。