日誌

校長室からの便り

今、熊聾では・・・(その83)

 突如、幼稚部にアイスクリーム屋さんが開店しました。
 昼休みに年長(5歳児)クラスの子たちが数人で私を呼びに来てくれましたので、早速部屋に入ると沢山の種類のアイスクリーム(見本)が並んでいました。
 もともとは個別指導用に作った絵カード教材だったらしいのですが、子供たちがお店屋さんごっこに発展させたということで、意気揚々とお店の人になりきって注文を取っていました。
 どの子もお客さんよりもお店の人をしたいらしく、どうやらお客さんがいなくなって私を呼びに来たという流れでした。
 まだまだアイスクリームが美味しい時節ですので、しばらくは閉店ガラガラ~とはならないようです。
 

令和2年9月2日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その82)

 9月1日は防災の日です。防災の日は「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深めこれに対処する心構えを準備する」ことを目的として制定された啓発の日です。この日は、大正12年9月1日に発生した関東大震災にちなんだものであることは広く知られているところです。
 さて、折しも大型で強い勢力を持った台風9号が明日(2日)から明後日(3日)にかけて九州地方に接近する可能性があります。日本近海の海水温度が高いことから勢力を強めながら北上しており、最大風速70mという暴風を伴う台風ということで、最大限の注意を払わないといけません。
 学校では、昨日から校舎周りを点検し、学校とその周辺にも被害が及ばないよう対策をしているところです。御家庭におかれましても、くれぐれも御用心ください。


令和2年9月1日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その81)

 8月26日、株式会社ウインカム様から聴覚障害者教育福祉協会を通じて、全国の聾学校宛に、総計12,000個の透明マスクの寄贈がありました。
 本校にも教職員用と子供用合わせて175個のマスクが届けられましたので、近々配付させていただきます。
 今回は2種類の透明マスクが寄せられましたが、幼児児童生徒用には色付きのカラフルなマスクを配付することにしています。
 有難いお申し出が続いていることに心より感謝しております。

 
  令和2年8月31日
   熊本聾学校 校長 五瀬 浩

今、熊聾では・・・(その80)

 2学期が始まる直前のことでした。
 突然のゲリラ豪雨とけたたましい音を立てて鳴り響く雷に身震いするほどの時間が30分ほど続きました。急な大雨に校内の戸締りをしたり、パソコンの電源を切ったりなどの対応をしました。最終的には体育館のブレーカーが落ちた程度だったかな…と思っていたところ、一歩外回りを見てみると技術工芸棟横にある樹木に雷が落ち、直径20センチほどの枝が折れていました。
 8月に入り日照りが続き、雨が恋しくなっていたとは言え、あまりに極端な雨の降り様には困惑してしまいます。
 今後の週間予報を見てもまだまだ猛暑が続きそうです。熱中症対策もしっかりとって参りましょう。
 

 令和2年8月28日
  熊本聾学校 校長 五瀬 浩

今、熊聾では・・・(その79)

 理容科1年生の理容実習に約1カ月ぶりに出向きました。
 シャンプーとマッサージをしてもらいましたが、今回は初めてのバックシャンプーの実習ということで、生徒本人は事後採点を厳しくつけていました。
 モデルになって全身がフルフラット状態の時には細かい様子が分からないのですが、シャワーヘッドの向きや手や腕の使い方等、いろいろと専門的な技術が必要であることを実習担当の先生から聞きました。
今後も時折モデルとなって、生徒の技術の伸びを感じていきたいと思います。 
     

 令和2年8月27日
  熊本聾学校 校長 五瀬 浩