日誌

2022年2月の記事一覧

今、熊聾では・・・(その391)

 2月21日(月)、寄宿舎で送別会が開かれました。

 最初の計画では送別夕食会が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、夕食会は取りやめて、思い出のスライド上映と在校生・卒業生の言葉、そして記念撮影というシンプルな形で会が行われました。

 スライド上映では、寄宿舎での舎生たちの日常やイベント時のスナップ写真など、思い出がたくさん詰まった映像が流れ、会場には自然と笑いが起こったり、ある生徒は涙していたりと、寄宿舎生の絆の深さを感じることが出来ました。かなりの時間をかけて、かつ丁寧にスライドを作成してくれたのだろうと想像しました。

 また、高等部3年生は、時折声を詰まらせながらも、寄宿舎の先生方や友達に対して感謝の気持ちを語ってくれました。子供たちの成長と寄宿舎の先生方の温かさを感じたひとときでした。

 

令和4年2月28日      
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その390)

 高等部3年生が本校で過ごす日々もあと僅かになりました。

 先週は、小雪がちらつく中、高等部全体体育の中でキックベースボールが行われました。3年生チームと1・2年生チームに分かれて試合がありましたが、体力と経験に勝る(!?)3年生チームが圧倒的な強さを見せていました。

 また、別の日には高等部生徒と職員が参加しての送別ポートボールも行われ、生徒そして職員にとっても、思い出の1ページがまた一つ増えました。

 

 ※今週24日と25日は本校高等部入学者選抜学力検査及び幼稚部入学者選考考査のため、校長室からの便りはお休みします。

 

令和4年2月22日    

熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その389)

 先週16日(水)昼休み、今年度3回目のシェイクアウト訓練を実施しました。

 前回までの訓練と大きく異なる内容は、昼休み中の実施ということで、子供たちは思い思いに過ごしている状況であり、近くにいる職員が連携し、如何に早く安全を確保するかというところでした。

 室内、運動場などでの安全確保のための行動が上手くできたか、放送等による伝達に問題がなかったかどうか等の検証を行い、今後の防災教育に生かしていきたいと思います。

 
令和4年2月21日      
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その388)

 2月16日(水)、小学部4・5年生が「ペンタゴン交流」(旭川聾学校、岡崎聾学校、浜田ろう学校、熊本聾学校、筑波技術大学)に参加しました。

 一番盛り上がった場面は、旭川聾学校からの「○×クイズ」でした。「旭川の最低気温は?」、「2m以上のつららが出来るか?」、「校庭でスキーが出来るか?」「6人乗りのリフトがあるか?」等々、雪国ならではのクイズに本校の子供たちは興味津々でした。中でも、生中継で旭川聾の子供たちが校庭でスキーをしたり、水を含んだタオルを振り回すことでたちまち氷ってしまい、タオルが立ったりすることを見た時には、「やば~い」「うそでしょう!?」と興奮気味でした。

 技術の進歩によって、遠く離れたお友達ともリアルタイムでつながることが出来るようになったことには隔世の感があります。今後、様々な取組に発展し、広がっていくことを期待しています。

 

令和4年2月18日      
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その387)

 幼稚部の子供たちが「春を見つけにいこう」の学習で、校内の春探しをしていました。

 白梅、蠟梅、山茶花、パンジー、アジサイ等々、今が旬の花々もあれば、まだまだ蕾を固くしている木々もあります。

 私を見つけた青組(4歳児)の2人の子供たちが、すぐさま私に駆け寄ってきて、ハート形の花びらと山茶花の蕾をおすそ分けしてくれました。優しい心が育っている子供たちの振る舞いに私の胸はほっこり温かくなりました。

 写真は、赤組(3歳児)の子供たちが春の風を感じようと、渡り廊下に仰向けになって寝そべっている様子です。可愛らしいですよね。

 
令和4年2月17日      
熊本聾学校 校長 五瀬 浩