日誌

2022年2月の記事一覧

今、熊聾では・・・(その386)

 2月10日(金)、高等部本科3年生以外の生徒を対象として、本校の卒業生を雇用していただいている県内の企業2社(平田機工株式会社、株式会社肥後銀行)による会社説明会を開催しました。

 この取組は、県内の企業や仕事に対する生徒たちの理解を深め、意欲を高めることに繋がることをねらって、聴覚障がい者の雇用実績がある企業説明会を行ったものです。

 2社からは、本校卒業生それぞれ1人ずつの参加があり、生徒たちには良い刺激となったように思います。

 
令和4年2月16日      
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その385)

 熊本県内の特別支援学校5校(盲学校、熊本聾学校、松橋支援学校、ひのくに高等支援学校、鏡わかあゆ高等支援学校)には寄宿舎が設置してあります。

 毎年、寄宿舎指導員自らが寄宿舎教育における指導・支援の方法や内容、今日的課題等について学びを深めることで、寄宿舎指導員としての資質向上を図ることを目的として研修会を開いています。

 今年度と来年度は熊聾が事務局校として企画・運営の中心を担っており、先週木曜日には各校の代表者による運営委員会をZoomにて開催しました。前向きで建設的な意見が多く出されていて、頼もしい雰囲気を感じたところでした。

 今後もそれぞれの学校の状況やニーズ等を踏まえ、より良い研修会実施と寄宿舎在舎児童生徒の豊かな寄宿舎生活につなげていきたいと思います。

 
令和4年2月15日      
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その384)

 今の時期に開催することが恒例となっている手話落語部の「(校内)引退寄席」ですが、現在の新型コロナウイルス感染症の県内の状況を鑑み、中止することとなりました。

 大変残念ですが、生徒たちが演技しているときの喜怒哀楽の表情や事物の特徴を捉えた巧みな動きなど、豊かな表現力は私たちの目に焼き付いています。

 是非、次の演目披露の時まで、しっかりと構想を練り、表現力に磨きをかけてほしいと思っています。

 
令和4年2月14日      
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その383)

 共同教育センター棟のエレベーター設置及びトイレ改修工事が進んでいます。

 大きな音の出る工事は山を越えたようで、これから内部の工事が行われると思います。

 今年度中は使用できる状況にならないので、しばらくは引き続き本校舎内(学部棟・管理棟)で授業を行うことになります。高等部卒業生は新しい環境での学習を経験することが出来ず残念かと思いますが、思い出の詰まった校舎、教室での卒業までの残り僅かな大切な時間を過ごしてください。

 

令和4年2月10日      
熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

 

今、熊聾では・・・(その382)

 本校創立110周年記念誌が出来上がりました。

 関係の皆様、保護者の皆様にも近々お手元にお届けいたします。

 創立100周年を迎えた後、熊本養護学校高等部東町分教室の本校敷地内での開設、その後の熊本はばたき高等支援学校開校。平成28年の熊本地震。令和2年から今日に至るまでの新型コロナウイルス感染症に関する諸対応。まさに本校にとっては激動の10年間でした。

 それらのことも盛り込みながら編纂したのが「創立110周年記念誌」です。是非、お手に取っていただき、熊聾の歩みと子供たちの成長を感じていただければ幸いです。

 
令和4年2月9日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩