寄宿舎だより

寄宿舎便り

第52回マンドリン演奏会

 5月24日(木)18時30分より、盲学校体育館において地域交流の一環となる「第52回マンドリン演奏会」が開催されました。これは、1954年(昭和29年)に設立された『熊本マンドリン協会』による、ボランティアコンサートの一つとして開催されているものです。
  1時間という限られた時間の中で「丘をこえて」や「サザエさん」、「アメイジング・グレイス」や「ふるさと」など全10曲を演奏していただき、その間で各楽器の紹介もしてくださいました。また、マンドリン協会の常任指揮者である甲田弘志さんが、盲学校の為に作詞作曲された「春風がはこぶ花のうた」では、演奏とともに参加者が歌を歌う場面もありました。
 
会終了後には、参加者が楽器に触れる機会を設けていただき、思い思いに音を出して楽しむことができ、終始温もりの感じられる会となりました。

  熊本マンドリン協会の皆様、お忙しい中、御講演いただき誠にありがとうございました。

4月寄宿舎行事

・歓迎顔合わせ会

 4月9日(月)から11日(水)の夕食時に、歓迎顔合わせ会を行いました。名前や学年、好きな音楽や目標などをそれぞれ発表しました。新寄宿舎生の話を聞くこともでき、今年度の良いスタートを切ることができました。


・合同避難訓練(地震)

 4月18日(水)の18:30より、熊本聾学校と合同で地震の避難訓練を行いました。職員による地震発生の放送を聞き、身近なもので頭を守りながら、揺れが収まるまで待ちました。揺れが収まると、靴を履いて職員の声かけを待ち、職員と一緒に屋外まで避難しました。しっかりと職員の声かけを聞き、みんな落ち着いて行動することができていました。

・鯉のぼり立て

 4月25日(水)の16:15より、熊本聾学校と合同で鯉のぼり立てを行いました。それぞれの鯉を見たり触ったりして確かめていました。最後に、自分たちの手で少しずつ鯉のぼりを立てていきました。鯉が一番上まで登ったときには、みんなから大きな拍手が上がっていました。


・しょうぶ湯

 4月26日(木)の入浴時に、しょうぶ湯を行いました。浴槽にしょうぶを浮かべ、しょうぶの香りに癒されながら入浴しました。これから1年、みんなが元気で健康に生活できることを願っています。

・双葉会活動

 本校寄宿舎には、寄宿舎生で組織される双葉会という自治組織があります。会員である寄宿舎生同士の親睦をはかり、より良い寄宿舎生活が送れるよう、今年度も双葉会の活動が始まりました。

前年度役員より双葉会の説明があり、後日役員の選出を行いました。意欲的な候補者ばかりの中、会長と副会長(役員)がそれぞれ一名ずつ選出されました。その後に総会を開き、会長より監査役一名が指名され、承認されました。役員を中心に前年度会計や今年度の予算、行事計画の報告等が行われました。

 現在は5月24日(木)に開催が予定されている、第52回マンドリン演奏会の準備を進めているところです。

第52回マンドリン演奏会お知らせ

 5月24日()18時30分より、本校体育館にて第52回マンドリン演奏会を開催する予定です。素敵な演奏を熊本マンドリン協会の方からしていただきます。本校の児童・生徒や職員、地域の方々との交流の場になればと思っています。お時間のある方はぜひご参加ください。

送別夕食会

 2月28日(水)に、寄宿舎食堂にて送別夕食会を行いました。一部の送別会では、卒業生から挨拶をしてもらい、寄宿舎での思い出やこれから頑張っていきたいことなど、さまざまな話を聞くことができました。その後、在舎生から卒業生へ記念品の贈呈を行いました。記念品は双葉会役員が卒業生一人ひとりをイメージして選び、贈呈の瞬間には嬉しそうな表情やお祝い、感謝の声が聞こえてきました。最後に双葉会会長・副会長と職員による出し物が行われ、ブルゾンちえみ with B のリズムに乗って、卒業生のいろんな一面を知ることができました。そうして大盛況のうちに一部の送別会は終了しました。

 二部の夕食会は、熊本聾学校と合同で行いました。各司会より紹介があり、盲学校5名、熊本聾学校9名、計14名の卒業生に祝福や感謝の気持ちを込めて、在舎生、職員一同より大きな拍手が送られました。この日の夕食メニューはちらし寿司やエビの天ぷら、お祝いケーキなど豪華で、それを手作りのお品書きや卓上花がさらに引き立たせていました。思い出話に花を咲かせ、卒業生との最後の夕食を笑顔で、楽しみながら終えることができました。

ひな人形飾り

 2月21日(水)18時30分より、食堂ステージにて熊本聾学校と合同でひな人形飾りを行いました。男雛や女雛、笏(しゃく)や檜扇(ひおうぎ)、雪洞(ぼんぼり)など、どんな形か一つずつ丁寧に触りながら確認し、みんなで協力して飾り付けました。