日誌

高等部より

ミルクフ ~見る工夫を見つける身につける~の紹介 高等部だより 5月15日

近年、「見えない人、見えにくい人」に便利な用具やサービスが充実しつつあります。こうした状況は私たちにとって大変有用ですが、その一方で、「必要な情報をどこで得たらよいのかわからない」という声を多く聴取するようになりました。 「必要な時に必要な情報を得る」ためには、盲学校や熊本県点字図書館などにご相談いただくことが最良の方法ですが、当事者や保護者の皆さんが、普段からいろいろな情報に目を向けることも重要な視点です。そこで今日は、ホームページを1件、ご紹介したいと思います。 ミルクフ ~見る工夫を見つける身につける~:https://mirukufu.com/ ミルクフとは視覚障害者の「見る工夫」を集めたwebメディアです。便利グッズ、便利なサービス、生活上の工夫など、視覚障碍者の助けとなるような情報を集約・公開しておられます。さまざまな手段を活用して生き生きと生活を楽しんでおられる当事者ならではの体験談などは、児童生徒の将来のビジョンを描くためにも役立つのではないかと考えています。是非いちど、ご覧いただければ幸いです。 高等部 藤川

高等部だより 5月14日

  「私のリラックス法」 それは、「ゆっくり呼吸をする」です。疲れた時、緊張している時、不安だなあと思う時にゆっくりと呼吸を行うと気持ちがリラックスします。 その際のポイントが2つあります。

①息を吸うときより、はくときに時間をかける。

②息を吸うときに腹をふくらませ、はくときに腹をへこませる。

 

 ゆっくり息を吸い込み、その後、さらにゆっくりと息をはき出します。呼吸をする時に腹に手をあて腹のふくらみを感じながら行ってください。5分ほどゆっくり呼吸をするとゆったりとした気分になります。

 「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉があります。これは東洋医学でよく使われる言葉で、心と体は一体であるという意味です。不安だなあ、緊張するなあといった感情は体に影響して筋肉が緊張していきます。その逆にゆったりした気持ちになると体の緊張も取れていきます。

 普段、なにげなく行っている呼吸ですが意識を向けてゆっくり行うと心身ともにリラックスします。ぜひ学習の前後に行ってみてください。 高等部 平井

高等部だより 5月13日

「こんな話だったの!」

 有名な話だけれどちゃんと読んだことが無い、というものが私にはいくつかありました。その中の一つが宮沢賢治の「注文の多い料理店」でした。読んでみると、実におもしろく、そして怖く、意外な展開にハラハラ。みなさんもいろんな本を読んでみてはいかがでしょうか。

 ちなみに、「注文の多い料理店」については、Youtubeでも、いろんな俳優さんたちが朗読してくれています。朗読のお手本にもなると思いますので、ぜひ聞いてみてください。

 高等部 橘

高等部だより 5月12日号

 

 目が全く見えない私は、コンビニやスーパーなどでは店員さんにお願いして手引きをしていただきながら買い物をします。

 人との接触を極力避けないといけない状況の中、店員さんたちは嫌がるそぶりを見せずに対応してくださいます。


 みなさん いつもありがとうございます。


              高等部 松枝

高等部だより 5月11日号

「氣」のパワー

 

「氣」は「気」の旧字。1940年代まで、「氣」が使われていました。

東洋医学では「氣」はエネルギーを意味し、人の身体の中を流れています。

身体の中の「氣」が充足していれば病氣にならないと考えられています。 

「氣」と「気」の違いは、米と〆。

「米」は末広がりで八方に広がることを意味し、「〆」は押さえ込むという意味になります。

また、「米」は、私たちにとってエネルギーの源です。

 

しっかりとお米を食べることによりエネルギーが作られ、八方にエネルギーが放出されることで元氣な身体を維持することができます。

 

お米を食べて休校期間を乗り切りましょう!!

 

 

          高等部理療科 山岡正人