SPH活動日誌
ICT施工【土木科】
期 日 2020年9月30日(水)
場 所 コマツIoTセンタ九州
対象学年 土木科3年生7名
関連会社 コマツカスタマーサポート株式会社
無人航空機測量技術研究所
SPH事業において、コンサルタントコースではi-Construction(アイ・コンストラクション)を目標に活動をしております。先日、デモエリアにある土工のUAV測量を行い、その測量データを用いて3次元設計データを作成しました。
本日はその3次元設計データを基にICT建機を動かし、施工を行いました。今回施工を行う建機は20トンの油圧ショベルで、迫力のある建機です。設計データの座標の、建機のアームやバケットが自動アシストしてくれるので、経験の少ないオペレーター方でも施工することができます。コマツの方のご指導の下、無事に施工をすることができました。
施工後、無人航空機測量技術研究所の吉田様にご指導いただき、UAV測量での出来形測量を行いました。
今回のコマツIoTセンタ九州での実習は、自ら測量・設計・施工・出来形測量までを通して、土木の最先端技術に携わることができ、土木の魅力を感じることができました。
今回、ご尽力いただきました、コマツカスタマーサポート株式会社・無人航空機測量技術研究所の関係者の皆様、誠にありがとうございました。
※ 生徒が飛ばしているドローン映像の動画をYouTubeの本校公式チャンネルの方へ掲載しておきます。
https://www.youtube.com/channel/UCEHO2xQn3Bk9NYxXW0Tx8pg
CAD設計【土木科】
期 日 2020年9月9日(水)
場 所 コマツIoTセンタ九州
対象学年 土木科3年生7名
関連会社 コマツカスタマーサポート株式会社
SPH事業において、コンサルタントコースではi-Construction(アイ・コンストラクション)を目標に活動をしております。先日、デモエリアにある土工をUAV測量しました。
本日は講義をメインとして、CADや設計を行う部分を教えていただきました。初めて触れるソフトで、慣れない手つきでしたが、ご指導をいただき、体験することができました。
今後は私たちが計画したデータを基にICT建機を動かして、施工していきたいと考えております。
UAV写真測量【土木科】
期 日 2020年9月8日(火)
場 所 コマツIoTセンタ九州
対象学年 土木科3年生7名
関連会社 コマツカスタマーサポート株式会社
(株)無人航空機測量技術研究所
SPH事業において、コンサルタントコースではi-Construction(アイ・コンストラクション)を目標に活動をしております。大津町にあるコマツIoTセンタ九州の約2,200㎡の施工現場デモエリアでUAV測量を行いました。
前回お世話になった、微塵航空機測量技術研究所の吉田さんにサポートしていただき、測量を行うことができました。
対空標識を設置して、ネットワーク型RTKを使用して座標を測りました。飛行前点検や周囲安全点検を済ませ、飛行計画を実行させました。写真データ98枚、飛行時間は4分程でした。
学校へ帰り、データをPCへ取込み、3D点群を生成しました。
今後は、この測量データを用いてCADを行い、設計を勉強します。
以下は、実際に3D化した点群データです。
UAV写真測量講座【土木科】
期 日 2020年8月19日(水)・20日(木)
場 所 熊本工業高校土木科CAD室・ソフトボール場
対象学年 土木科2年生4名、土木科3年4名
関連会社 九州ドローンスクール (株)無人航空機測量技術研究所
今回は九州ドローンスクールのUAV写真測量講座を昨年度、ドローンの特別講習を受け、許可を得ている生徒と課題研究で取り組む生徒の8名が2日間受講しました。
1日目は、ドローンに係る知識やルール、UAV測量、DJI GSProについての講義が行われました。昨年度、法令等は学んでおりますが、改めて各法令について教えていただきました。写真測量に関しては、測量士補試験に出た、過去の出題例を交えて学びました。2年生はこれから測量士補試験を受験しますので、写真測量に関して対策することもできました。DJI GSProのアプリケーションでは、ドローンを自動飛行させるミッションを設定しました。撮影方法や撮影範囲、飛行高度など地形に合わせ、設定していきます。
2日目は、点群処理ソフトの使用方法と実飛行です。点群処理ソフトでは、写真を使用して点群モデルを作成しました。不具合が出て、時間がかかりましたが、モデルを作成することができました。午後からは、本校ソフトボール場を実飛行させ、写真データを収集しました。RTKを使って対空標識の座標を取得し、一連の流れを確認しました。
この2日間では、ドローンの基礎知識から写真測量まで多くのことを学ぶことができました。今後ドローンは災害復旧に関して、活躍していきます。今回の経験を今後の土木技術者として活かしてもらいたいです。
生徒アンケート集計結果(上期)
年度始めと年度末に実施しているアンケートの集計結果(上期分)です。今回は、防災教育の一環として、内閣府が制作した水害に関するYouTube動画を視聴したうえで、Microsoft Forms上のアンケートに回答する形式をとりました。県南の豪雨災害発生直後であり、いまだ線状降水帯がどこに発生するか分からない状況の中で、一人一人の防災意識を高めるためにも必見の動画でした。
1 実施要項
対象:全学年 全クラス
実施期間:令和2年7月10日(金)~7月20日(月)
実施方法:
(1)内閣府防災(YouTube)の動画を視聴する。
【通常版】(水害編)警戒レベルに関する映像(21分11秒)
https://youtu.be/Qveuokv2bR4
(2)Microsoft Formsのアンケートに回答する。
※上記のリンクはEdmodoに掲載し、配布プリントにもQRコードを印刷
※ハザードマップポータルサイトへのリンクも掲載
http://disaportal.gsi.go.jp/index.html
配布プリント:01 アンケート実施計画 20200710.pdf (1,050 kb)
2 アンケート項目
生徒配布プリント:02 3年次SPHアンケート(生徒)v04.pdf (1,171 kb)
3 集計結果
今回の集計結果:10_集計20200804.pdf (599kb)
これまでの推移:20_集計20200804 推移.pdf (314kb)
4 感想(抜粋)
PDFファイル:30_記述 生徒v3(抜粋).pdf (200kb)
(動画を見て感じたことを記入してください。)
- 専門の知識を持っているのと持っていないのとでは、災害時にする行動も少し違ってくると感じました。災害が起こった時に冷静に判断できる力が必要だなと感じました。その為にも、授業で習ったことだけでなく、自らの学ぶ意識も大切だと思いました。
- 今まさに動画のようなことが身近で起こっていて、ひとつひとつの情報を真剣に聞くことができました。川の形状によって氾濫しやすいところとしにくいところがあると聞いて、たしかに、川が合流している地点やカーブしている地点では流れが激しかったりして水が溢れやすいのだと思いました。自分の家は川や海がとても近くにあるので、しっかり家族とマップで氾濫が起きやすいところや避難経路、避難場所などを話し合って、確認して、水やタオルなどを備えたリュックを用意したり、もしもの時のために今できることを、もう一度考えて行動に移したいと思います。とても参考になりました。
- 災害の恐ろしさや、自分のとらなければならない行動などを再確認できて、良い機会だったと思います。自分の家は、どういう風な立地に建っているのかということをもっと知っていきたいなと思いました。そのためには、日頃何も起きない時に、ハザードマップなどをチェックしていきたいなと思いました。
- まわりが避難しなかったら、「みんなも避難しないし大丈夫か」と思い自分も動かないと思う。いざという時はご近所に声かけし、協力し合う事が必要だと思った。その為には、普段からのご近所付き合いや知識も必要に感じた。家族で話し合っておくのも大切だ。
- 自宅は川から比較的離れており、安全であるが、ついこないだの豪雨ではハザードマップで予想されていなかった場所まで水が流れてきたみたいなので、予想されないことも起こるということを頭に入れて今後防災計画をたてようと思った。
- 水害のみならず、災害に備えてハザードマップを用いた避難経路、避難場所の確認や非常事態時の持ち物等を把握しておくことの大切さ。また水害や災害の恐ろしさを感じました。自然災害は人間の技術がどこまで発展しても発生を防止することはできないと思うので、いつ災害が発生しても対応出来るよう準備しておきたいと思いました。
- いつ日本のどこで起こってもおかしくない災害で、自分が住んでる地域では水害は無かったのですが、もしも自分だったら〜という仮定して、実際のその場に居たら適切な行動を取れるのかと考えさせられた内容でした。
- やはり、災害国と言われる日本では、生きる以上、災害は防ぎきれない。そのため、最適な避難方法、危険箇所などを確認し、少しでも生命維持をすることが大切だと感じた。また、避難先での食糧、衣服などの準備も大切だと感じた。
- 自分達が対応していくために今学んでいる学校での内容(授業)の大切さが分かりました。
- 自分も災害時に役に立てる人になりたいと思った
- これから災害があった時に私たちが動いていかないといけないと思いました。1人では出来ないと思うので地域の方とも普段から交流を深めて協力出来るようにして行かないといけないと思いました。
- 避難などする時は近所の方々と協力して行えるように、日頃から積極的にコミュニケーションをとるなどしていきたいなと思いました。そして、自分の命は自分で守り、他の人の命も救えるような行動をとりたいです。
- この動画を見て避難が困難な人がたくさんいることに気づけたし、地域の人との協力が大事ということを改めて理解することができたので、これからの授業で災害に関することを学ぶときは最優先に理解したいと思います。
- 一人一人の油断が重なり合って大きな被害が出ていると感じたので、自分だけでもちゃんとした知識を持ち周りの人の安全にも気を配れるようになろうと思いました。
- 日本ではとても多くの災害が毎年起こっているので、そこに土木科として、専門の知識を持って学んでいきたいと思います
- 日本では年々災害が増えており、私たちが今学んでいる事が将来の日本に役立つ時が来ると自覚し、今しっかり学んで将来役立てていきたい。
- この動画を見て、災害に対する意識がさらに高くなりました。災害が起きた時に、周りの人を助けることは、とても大切なことなのですが、それをするためには自分の身をしっかりと守れるようになることが必要だと思いました。これからは何かあったときに周りの人をたすけることができるくらいに自分自身をつよくしたいです。
- 自分の学科で学んでいることが今回の様な災害時にどのように活かせるのかを考え日々の専門教科を頑張ろうと思いました。
- 他人事のように捉えるのではなく、もし自分が被災した方々の立場だったらどうしたらいいのかなど、もっと考えなければならない事が沢山あるなと思いました。
- また家の近くに川がある、ではなく、どのような形の川がある、というところまで把握していることも大事だということがわかった。
- 今年も熊本県で水害が起こり、梅雨や台風などで毎年災害が発生しているので、どのような順序をおって災害が起こっているのかが分かりました。また、避難などしなくても大丈夫という考えを持ちがちですが、自分や家族、周りの人の命を守るために大切な事なので早めの行動を心がけていきたいです。そして、将来は災害復旧に携わっていくので専門的な知識をもっと身につけ、災害から学んだ事を活かして次同じことを繰り返さないようなエンジニアになりたいです。
- 改めてこういう豪雨での災害はとても怖いと感じましたし、自分は大丈夫だろうという楽観した考えではなく1番最悪の場合を想像して行動することが大切だと思いました。そして冷静に物事を判断するには、正しい知識が必要だと思うので、これから更に勉強していきたいと思いました。
- 動画を見ている時はこういう場合はこうするなどわかるけど、実際自分がその場にいたら本当に行動に移すことが出来るのか、怖くなるだろうなと思いました。また、家族で話し合うことも大切で、ハザードマップを活用していくことも大切なことだと改めてわかりました。そして自分の命は自分で守ること、助け合うことが1番大切だといました。
- 水害を専門的にみることができたのは熊本工業に入ったからだと思いとてもいい経験ができたのではないかなと思いました
- もっと建築について学んでいかなければと思いました。
- この動画を視聴して災害は起こる前の対策、知識でうける被害の大きさが変わるなと思いました。自分の家がどのくらいの被害をうけるのか、近くの川は氾濫しやすい川なのかなどしっかりとその後のことを理解し災害と向き合うことが大切だなと思いました。
- 災害に対して適切な対応ができるようにもっと勉強をしていこうと思いました
- また、そのような災害が起きた時に自分が専攻している電気の知識を用いて困っている人の助けになりたいと思った。
(その他、気付いたことや意見・感想等あったら記入してください。)
- 土木科のSPH、防災マネジメント班では先週くらいに西日本豪雨についての活動をしていました。そのすぐに熊本の南部で線状降水帯による豪雨災害がおこりました。直近の話題であるのと、自分の地元が被害にあったということにとても驚き、ニュースを信じることができませんでした。その後の被害の内容や原因を伝えるニュースはどれも学んだ覚えのあるものばかりで被害の凄まじさを感じることが出来ました。誰が悪いというのはありませんが、行政側も住民側もそれぞれの行動が大事だということを今回の災害で改めてわかることが出来たなと思いました。
- ハザードマップを見たり、マイタイムラインを自ら作る人がいないこと等も被害が増える原因だと思うので、地域や近所の人たちと回覧板のようなみんなが目を通すようなもので災害予想のハザードマップを共有したり、マイタイムラインを作るサイトを掲載したりする事をしてみると災害対策の知識を身につけるきっかけになるんじゃないかと思う。
- 僕たちが学んでいることは災害にあった人を救うことができると思ったので、正しい技術、知識を学びたいと思います。
- この動画を見て、1人ではなく住民一人一人が災害についてもっと考えないと行けないし、避難経路なども確認しておくのがとても大切だと思いました。そのためにも日頃の避難訓練は積極的に参加をしないといけないと思いました。
- これから、災害が起こった時に学校で学んだことを活かせるように頑張って勉強したいです。
- エンジニアになって、人を助けることができるものを作りたいと思いました。
- インテリアの知識を活かして何か救えることがあると思うので、自分に出来ることをしっかり考えたいと思いました
- 災害の際に、自分にできることを明確にして、正確な判断のもと行動できる人になりたい。そのために工業生として、災害の時に色々な引き出しが頭の中から出るように今のうちにしっかり学習して知識をつけたい。
- 動画を見た後、自分の家のハザードマップを見て見ると、5m以上浸水すると予測されていました。自分の家は少し高い場所にあるから大丈夫と思っていたけど意外にも浸水してしまう事がわかったので今のうちに避難経路などを確認しておこうと思いました。
- 今回の大雨による水害で、多くの被害が出たことをニュースで見ました。より一層、建築士になりたいという夢を叶えたいと、思うようになりました。また、次このような被害が起きたら自分ができることを精一杯取り組み周りの人の役に立ちたいです。
- ここ最近、豪雨や地震などの自然災害が多く土砂崩れや川の氾濫による水害などがあり、より土木の重要さを強く感じました。このような災害に対して土木は欠かせないものだと思いました。これから先も自然災害はあると思うので、災害に対応できる力を身に付けていきたいと思いました。
- 私は、このような災害の、復旧に携わる仕事に就こうと思っているので、災害の多い日本を、災害から、守れるように、災害に対応できる人材になりたいと思います。
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