建設工学科ブログ
建設工学科 コンクリート破壊試験
令和5年4月18日(火)
建設工学科3年生の第1回目の実習はコンクリート破壊試験!
なお,試験用の供試体(直径12.5cm,高さ25.0cm)は2年生の終わりにを作成していました。
圧縮強度試験!
なんと!圧縮強さは40㌧(40000kg)越え~
小型の自動車(トヨタ ヤリスなど)の重さが約1㌧(1000kg)ちょいなので
このコンクリートの上に自動車を40台積み重ねても
壊れないという結果になりました。
本来,供試体を作成して28日後に圧縮試験をしなければなりませんが,春休みをまたいでしまったのでずいぶん強いコンクリートになってしまったようです(笑)
ちなみにこういう破壊試験もあります。
これは引張強度試験(割裂引張試験)といいます。コンクリートは引っ張ることが出来ないので,供試体を寝かせて上から圧縮するという方法で行います。みごとに真っ二つに割れますよ。
なおコンクリートは圧縮に強く,引張強度はその1/10程度と言われています。
建設工学科ではこうした実験を通して,社会基盤の構築に欠かせない材料の勉強します。