上天草高校の『いま』をお伝えします
本日の上天草プロジェクトⅠは。
本日の上天草プロジェクトⅠ。
テーマは「上天草の地場産業を知る(内航海運業)」です。
上天草市は海に囲まれた地域。
水産業や観光業において『船』が欠かせない地域です。
上天草市を支える産業のひとつ「内航海運業」。
意外と知らない海運業の現状や課題について知ることができました。
今回の上天草プロジェクトⅠの内容は【こちら】へ
新任式が行われました
今週より、新しく家庭科の先生がお勤めになられます。
本日は、2名の先生の紹介を兼ねた新任式が行われました。
戸田涼子先生
『初任が大矢野高校で、懐かしさを感じます。生徒の皆さんと会えることを楽しみにしていました。』
岡村裕美子先生
『親しみと愛着を持って、早く学校に慣れ、生徒と楽しく授業をしていきたい。』
お二方とも、長年、教職生活でご指導をいただいたベテランの先生です。
生徒の皆さん、いろんなコトを学んで欲しいと思います。
戸田先生、岡村先生。上天草高校生をよろしくお願いします!
薬物乱用防止教室
本日で中間考査が終了。
昼食後、薬物乱用防止教室が開かれました。
第一薬科大学薬学部教授の飯塚晃様をお招きし、
「薬学からみた薬物乱用の恐ろしさ」という演題でご講話いただきました。
薬物による幻覚症状や身体の変化など、医学の分野からのデータに基づいた説明をされる飯塚先生。生徒たちも危険な薬物については学んできたものの、薬物への依存度が高い方の表情の変化をみて驚いていたようです。
薬物の恐ろしさとは・・・
「耐性」と「依存性」
薬物に一度手を出すと、もっと過剰に欲しくなる。手に入れるために犯罪にも手を出すの繰り返し。人間の持つ理性では抑えきれなくなります。
誰かに薬物をすすめられたら「きっぱり断る」
でも断り切れなかったら・・・、
1.カエル大作戦(話題を変える)
2.壊れたCD作戦(同じ言葉を繰り返す)
3.3D作戦(だって、でも、どうして)
4.逃げるが勝ち作戦(なるべく明るく、人のいる方へ逃げる)
『薬物は人生をこわす!』
自分の体を大切に。薬物に依存しない健全な生活を送りましょう。
中間考査スタート
本日より、2学期中間考査がスタートしました。※先行実施あり
テスト本番まで、教科書やノートを読み込んでいる姿が多く見られます。
3年生は進路に向けての準備、1・2年生は部活動の大会など。
また文化祭前にとても忙しい時期ではあります。
しっかり授業で学んだ力を発揮できるように、最後の1秒まで頑張りましょう!
上天草プロジェクトⅠ~地域理解講座④~
本日の上天草プロジェクトⅠ。
地域理解講座④「上天草市の水産振興について」を行いました。
本日の講師の先生として、
上天草市経済振興部農林水産課
課長 水野 博之 様
参事 桑田 桂 様
主事 渡辺 孝二 様
の3名の方々にお越しいただきました。
最初に、水野様より上天草市の水産振興についてお話しされました。
上天草市は、有明海・八代海に囲まれた地域であり、観光業だけでなく、水産業にも力を入れている地域です。
上天草市の有名な海産物をご存じでしょうか?
「マダイ」「カザミ(ワタリガニ)」「ハモ」「車エビ」が有名です。
特にハモについては、キラキラと輝く姿から『大矢野黄金のハモ』として、関東関西の市場でも高い評価を受けています。
また漁獲量については、「コノシロ」「タコ」「カタクチイワシ」が上天草市の漁獲量の約半分を占めています。
しかし、コノシロ、カタクチイワシについては、年々漁獲量が減少している状況だそうです。
上天草市では養殖業も盛んです。
海水温の寒暖差が激しいため、出荷までに時間がかかると言われてますが、時間をかけた分、身がぎっしり詰まっていて絶品だそうです。
しかし、課題もいくつか抱えています。
まず「人手不足」が挙げられます。人口減少・高齢化に伴い、養殖業者の数も減少傾向にあるそうです。
次に「エサの管理」。畜産はエサの量を目で見て判断することができます。しかし、魚は海の中で育てるので、容易に判断することができません。えさを与えすぎると、食べきれなかった分のエサは無駄になります。エサが少ないと痩せてしまいます。このバランスが難しいそうです。
そして「赤潮被害」。上天草市でも赤潮被害の報告があったそうです。自然を相手にすると予想できないことが起こるものです。
現在生徒たちが取り組んでいる上天草プロジェクト。地域の課題に対して、解決に向けて取り組むか。水産業の課題を解決するためのアイデア生まれてきそうですね。
また、本日の授業のもう一つのテーマに「質問をする」がありました。
ちょっとしたことでも質問をしてみることを課題にしてみました。
生徒からも、
「どうして漁獲量が減ったのか」
「赤潮対策の手立てについて」
「実際、水産業は儲けるのか」
など質問がありました。
これらの質問に対し、桑田様、渡辺様よりご回答いただきました。
本日は、上天草市の産業についてお話しいただきました。
上天草市は観光資源豊かな地域です。
しかし、観光のメインである上天草の美味しい魚料理を楽しんでいただけるのは、水産業などの第1次産業が観光業の「土台」としてしっかり支えているからです。
観光客をたくさん呼び込むアイデアを考えるとともに、地元の産業界の活性化について取り組むことも大切だと感じることができました。
インスタ映えする「黒板アート」
今年の10月。大矢野高校を卒業された方が、地元大矢野町にガトーショコラのお店『おやつ家 菓音』をオープンすることになりました。
それに伴い、本校生徒に「ぜひ店内の黒板アートを描いてほしい」というお話をいただき、有志4名で参加させていただくことになりました。
お題は『天草の地図を描くこと』です。
生徒の身長より大きい黒板。
天草の上島・下島を丁寧に描き上げていきます。
そして完成!
インスタ映えする天草の地図が完成しました。
半年から1年で絵柄を変更する予定だそうです。
次の絵に変わらぬうちに、ぜひ一度お立ち寄りいただき、生徒の大作を観てください。
おいしいガトーショコラと天草の地図がお待ちしております。
上天草プロジェクトⅠ~フィールドワーク~
現在、「第7回高校生ビジネスプラン・グランプリ」へ出品するビジネスプラン作成に取り組んでいます。
1年生を17の班に分け、それぞれ地域の課題を解決するプランを考えました。
今回の上天草プロジェクトでは、3つの班が、自分たちが地域の課題と思うことについて解決を目指してフィールドワークを行いました。
今回のフィールワーク先は次のとおりです。
・藍のあまくさ村(藍の村観光株式会社)
・上天草市役所企画政策課
・上天草市役所産業政策課
あまくさ村では、商品の開発や販売について教えていただき、上天草市企画政策課では、バスを中心とした公共交通の現状と町づくりについて。産業政策課では、市の特産物やブランドについて、時間をかけて教えていただきました。
商品の開発や販売についてのインタビュー(あまくさ村)
公共交通の現状と町づくりについて(上天草市企画政策課)
市の特産物やブランドについて(上天草市産業政策課)
ここで学んだことを活かして地域課題の解決につなげていきます。
どこでも「学びの場所」に早変わり
最近の上天草高校の授業に変化が起きています。
2学期からICT(情報通信技術)を取り入れた授業が行われています。
なんと『iPad』が導入されました!
教室内でインターネットを活用したいという数多くのリクエストをいただいた中での導入です!
実験の様子を動画で撮影したり、授業の導入部分でインターネットを活用したりと、現在フル回転で活躍しています。
今回は、2年2組普通科特進クラスの様子を紹介します。
「総合的な学習の時間」で取り組んだ、『希望する進学先(上級学校)の情報を集める』ものでした。
これまでだと、情報会計科棟や家庭科パソコン室の使用許可を取るのに大変でした。
これからは、教室や場所を選ばず、タブレットひとつで、そこが学びの場所に変わります。
生徒の方が操作に慣れているようですね。
今度、生徒に操作方法を教えてもらいたいと思います。
3年就職・指定校進学激励会
9月16日(月)より「就職選考会(採用試験)」が始まります。
いよいよ就職活動が本格化していきます。
本日の7限目。就職希望および指定校推薦による上級学校への進学を希望している向けて激励会が開かれました。
校長先生からは、
最後まで準備を怠らないこと。
高校生らしい、一生懸命さを伝えて欲しいこと。
第一印象の大切さ。あいさつ身だしなみの大切さ。
上天草高校の看板を背負い、次年度にもつなげて欲しい。
面接試験に挑む、受験生に向けてアドバイスをいただきました。
初日の16日が試験日という生徒もいるようです。
緊張するかと思いますが、次のステージで活躍する自分をイメージして、しっかりと自分の思いを伝えてきて下さい。
受験生頑張れ!
地域協働だより 第2号
「地域協働だより」第2号が発行されました。
今回は、文部科学省より指定を受けた20の高校マップを掲載しています。また、今後の上天草プロジェクトについて掲載しています。
全国に先駆けた授業を通じて、地域課題の解決を行っている高校20校。上天草高校は全国の注目の的になっています。