◆上天草高校ブログ◆

上天草高校の『いま』をお伝えします

第13回 熊本県高校生介護技術コンテスト

 3月8日(水)に芦北町しろやまスカイドームにて実施された第13回高校生介護技術コンテストへ福祉科2年、江口さん、尾上さん、井上さんが参加しました。

 

 3名はこの日のために、数ヶ月前から練習に練習を重ねてきました。

 その3名を2年福祉科のみんなが支えるように、支援を一緒に考えたり、環境整備行ったり、動画撮影を行ったり、タイムを計ったり、モデル役を引き受けたりとクラス一丸となって取り組みました。

 結果は優良賞と言うことで悔しい結果となりましたが、指導して下さった福祉科職員より「この悔しいという気持ちが大切!この大会にかけた思いの大きさを実感できたね!私はみんなの支援が1番いいと自信をもって言えるよ!」と言葉をかけてもらい、悔しさを今後の高校生活のエネルギーにかえた3人でした。本当に良く頑張りました!

 また、今回の大会より、観客を招いて、福祉系高校生の自身が運営に携わるなど、コロナ禍前と同じような形式で実施されました。

 本校からも6名の生徒が運営役員として大活躍してくれました。

下記URLからしばらくはコンテストの様子をご覧いただけます。本校は3番目1:13~1:29あたりです。

介護技術コンテストオンライン配信URL

 https://www.youtube.com/live/HaSzUyCMpME?feature=share

 

熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会に参加!

3/4(土)にグランメッセ熊本で開催された「第1回熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会~県立高校学びの祭典~」に、本校生徒24名が参加しました。

 

探究活動に関するポスター発表に6班参加し、「地域課題」の研究分野で地元上天草について発表しました。

このように外部で自分たちの研究について発表するのは初めての生徒が多かったですが、熊本県下の高校生、一般の方、教育関係者など、多くの方に発表をして、上天草について知ってもらい、研究についてご意見を頂き、とても良い機会となりました。

自分たちの視点だけでは得られない意見をいただくことができたと思うので、ぜひ今後の活動と研究に活かしてほしいです。

くまモンにもポスターをじっくりとみてもらうことができました!

 

 

福祉科の生徒は、矢部高校と共同で、OneTeam「林業のチカラ×ふくしの心」で製作したボッチャ「ランプ」の展示とボッチャ体験を行いました。

生徒達もはじめは緊張している様子でしたが、会場に訪れた子ども達など、多くの方に積極的に声をかけにいくことができ、ボッチャの説明と体験を通して、ボッチャについて知ってもらうことができました。とても良い機会となりました!

 

ポスター発表を聞いてくださった皆様、ボッチャ体験を訪れてくださった皆様、本当にありがとうございました。

いじめ防止全校集会

3月3日(金)LHRの時間を利用して「いじめ防止全校集会」が行われました。

 

集会に先立ち、人権教育主任から「教員も生徒も同じ方向を向き、学校全体で一丸となっていじめをなくしましょう。そのためにも生徒ひとりひとりが、

①他の人の立場に立ち、その人の気持ちが想像・共感できる力をつけてほしい

②自分の考えや気持ちをしっかりと表現し、伝えることができるコミュニケーション能力を身につけてほしい

と挨拶がありました。

また、その後は生徒会によるいじめ防止と人権尊重に関する啓発のための動画を視聴しました。

SDGs仕事スタジアム特別講座 開催!

SDGs推進、起業家教育、表現力の向上などを目的に、SDGs仕事スタジアム特別講座が開催されています。

 第1回は1月28日、第2回は2月5日に行われ、3月中に第3回も予定されています。

第2回の様子はこちらです。

上天草のSDGs問題と取組についてアイデアを出すワークショップです。

個人・企業・国の視点から問題と取組案を、生徒自身が考え、それをもとに実際のボードーゲームを完成します。

第1回の講座では、SDGsでは「未来の姿」から考え、それがイノベーションにつながることを学びました。

今回の講座では、「SDGs」について、「なんか聞いたことある~」で終わらせるだけでなく、

当事者として、問題や取組を「考えることができる」ための学びがあったのではないでしょうか。

未来のあるべき姿に向けて、問題を洗い出し、そのための取組(=課題)を考える。

普段から周りをよく見て生活し、SDGsを意識すると見えてくるものがあります。

生徒達は頭を抱えながらも、調べたり聞いたりして、ワークショップ課題に取り組み、入力作業を進めています。

 

その後のキャラクター育成講座では、SDGsの取組について、ファンタジーにおきかえ、イラストを作製します。

SDGsの物語として「キャラを立てる」イラストの組み立て方を学びました。

参加した生徒達がどのようなイラストを描くのか、楽しみですね。

 

ランプ寄贈!

 今年度矢部高校林業科学科の皆さんと本校福祉科はOneTeamプロジェクト事業を活用して、ボッチャで使用するランプ作りに取り組みました。

 このたび、その成果としてできあがったランプを中南小学校5年生に寄贈して参りました。

 中南小学校5年生の皆さんとは昨年より、ボッチャを通して交流を深めてきました。

 昨年度の交流では、1人でボールを投げることができない児童をクラスメイトが担任の先生と工夫しながら手伝う場面がありました。

 その様子から生徒達が、「私たちにできることは何か・・・」と考えた時、「パラリンピックでみた、ランプがあればもっと楽しくプレイできるのでは?」と思いついたのが、今回の活動につながりました。

 小学生達はこのランプを活用し、昨年度よりもレベルの高い戦いを見せてくれました。

 ボッチャ大会の数週間前に先にランプだけ寄贈し、大会に向けてクラスで練習をしてもらっていたのですが、5年生同士の息もぴったり合っており、ナイス投球にみんな大喜び!歓声があがると当時に、ボールを転がした児童もにっこり笑顔を見せてくれました。

 

 さらに、ころがったボールがどこに行くか見るために、タブレットを活用してボッチャを楽しんでもらえるよう工夫しました。

 

 会の最後には、「高校生のおかげで、楽しむことができた!」とうれしい感想をいただきました。

 このランプが届くまで、なかなかボールを遠くまでころがすことができず、みんなより少し前からボールをころがすこともあったそうです。しかし、「このランプを活用することでみんなが同じ条件で、戦うことができるようになりました。ありがとうございます。」と担任の先生から感謝の言葉もいただきました。

 

 中南小学校5年生の皆さん、矢部高校林業科学科のみなさんありがとうございました。

 これからも本校福祉科は、だれもが一緒に楽しめるボッチャを体験してもらえるように活動していきたいと思います。

 ご希望の方は、本校までお問い合わせください。