消える水の謎
場所：葦北郡芦北町銅山の近く

　かつて、この川の中程で、川の水が下に吸い込まれてしまっていたそうである。現在は河川改修で河床をコンクリートで整備したので、川の水が消えてしまうことはない。
 　このあたりには石灰岩が分布しているので、鍾乳洞に吸い込まれているのではないかと、ある人がモミがらを川にたくさん流したところ、芦北の佐敷の鍾乳洞から、そのモミが流れ出たそうである。


現在の地形から考えると、あまりにもとっぴな話に聞こえるかも知れないが、場所は与奈久帯の石灰岩が分布しているところである。

　青の矢印のようにモミがらが地下の鍾乳洞流れていったと、考えられるが、さて、地下にこんなに巨大な鍾乳洞があるのだろうか？
　その後、同じようなことをやった人がいるそうであるが、うまくいかなかったということである。


[芦北・球磨川]