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カルスト地形
場所:球磨郡球磨村横井

ここでは秩父累帯三宝山帯神瀬層中にある石灰岩が地表で風化・侵食を受けたためにできたカルスト地形を見ることができる。
  国道219号線と一勝地で分かれて県道263号線に入り,高沢の集落を過ぎてから北側の林道を登っていくと杉林の中に点々と白い石が見えてくる。

 この場合の風化・侵食は大気中の二酸化炭素を溶かした雨水が,石灰岩を溶かすことによっておこるので,特に『溶食』といったりする。
 この地域には広く石灰岩が分布しており,そのため地表では特異な岩峰やカルスト地形を,地下では球泉洞で代表されるような鍾乳洞を形成することがある。


[芦北・球磨川]