家庭科アーカイブ

2018年5月の記事一覧

家庭科 被服チェック

以前のブログでも御紹介しましたが
家庭科準備室前の金属の壁面を
「一品持ち寄り弁当の日」のクラス写真などを
マグネットで貼る掲示板として活用しています。

今日は、明日〆切の「被服チェック」投稿者一覧
を掲示していますので
いつもより多くの生徒たちが
とっても熱心に確認しています。


家庭基礎・科学家庭では、
これから被服領域に入ります。

被服領域では、
他の領域以上にできることの個人差が大きく
事前調査をすることが重要です。
診断的評価ですね。

自分のできることを8段階(独自設定)でメタ認知する
「自立度チェック」(第二高校版)と同じように、
授業で取り組む「まつりぬい」や「ボタン付け」
など20項目をどの程度できるのか
自分で診断する「被服チェック」を実施しています。

eラーニングで投稿する形式ですので
どのくらいできるのか、
自動で数値化されたものを把握できます。
数値の小さい項目を重点的に
授業で取り扱うようにしています。

”苦手”と思っていたけど、
できるようになった!
という嬉しそうな生徒の声が
今年も聞けることを期待しています。

家庭科 課題をスムーズに

1年生へ向けて
家庭科では毎年、
運動会までの課題を出しています。

「現代における家族に関する新聞記事」
を切り抜き、要約し、まとめと課題を書くものです。

熊本県の高校の家庭科教師で作成している
「家庭科学習ノート」
に出題されていますので
県内の多くの高校生が取り組んでいる課題です。

例年、取組の中に
趣旨からずれている記事を取り上げているもの
まとめの内容が不十分であるもの
などなどがみられます。

そこで今年は、
取り組む前の説明の際に
何を目的に、どういう条件で取り組むのか
口頭での説明だけでなく
文書で、チェックリスト形式を取り入れて
提示してみました。

提出されたノートを見ると
例年より取り組みやすかったのではないか
と思われるものがたくさんみられます。

当たり前ではありますが
「課題に取り組みやすくする工夫」が
課題を深く掘り下げて取り組むことにつながると
実感しています。