家庭科アーカイブ

2018年2月の記事一覧

家庭科 1年間の成長

昨年も取り組んだ「グラフィックシラバス」を
今年も1年間を振り返って製作しました。

自分の成長を「メタ認知」する取組です。

学習をして、振り返る
これを繰り返すことで
大きく成長していくことにつながります。

美術科のみなさんの作品がすばらしく
ぜひお見せしたいという気持ちです。
ほんの少しですが
どうぞご覧ください!


















1年生全クラスで実施します。
1年生の未作成クラスのみなさん、
構想を練っておいてくださいね!
楽しみにしています。

家庭科 文化を尊重する体験

授業の中で、1年間を振り返って
「やりがいがあったと感じたこと」
を文章で答える、という問題を出しました。

自らの体験を振り返る意味があります。
そのことで
自分の成長を認識する機会となります。

「やりがい」を感じる部分は
人それぞれです。
しかし、
当たり前ではありますが
授業に取り組むクラス全体の雰囲気によって
大きく影響を受けます。

みんなで協力せずには乗り越えられないポスターツアーも
協力し、作りだすことに楽しさを感じるまでに到達すると
みんなが大好きな調理実習さえも
上回ってしまうようです。
チーム力で大きく成長する様子に
こちらも嬉しくなります。

また、「バングラデシュ料理の調理実習」に関しても
感激する記述がありました。

*****
日本の米とは異なる米を
初めて見て、食べた。
その食感は、
今まで体験したことのないものだった。

また、手を使って食べたことも初めてで、
私はそれを体験し、
楽しむことができたが、
文化というものを尊重できずにいる人々もいた。
残念というか、かわいそうな人だと思う。

私は昨年9月に
第二高校の代表として
アメリカ合衆国のモンタナ州に行ってきた。

そのメンバー選抜の面接で
『「異文化を学ぶこと」は何につながりますか』
と聞かれた。
それの答えとして明確なものを持っていなかったので
その回答はあきらめた。
そのときから「異文化」を意識するようになった。
*****

この生徒のクラスでの
バングラデシュ料理にやりがいを感じた生徒の多さは
他のクラスより多い結果でした。
自分の中のひっかかりがあることで立ち止まり
考える。
そのような貴重な機会であったと感じます。

ヤスミン先生、御提案ありがとうございました。