生物部ブログ(~平成30年度)

生物部 文化祭大盛況


 9月29,30日の2に間、第二高校では文化祭が開催されました。校内の展示は29日のみでしたが、生物部のコーナーには多くの人で賑わいました。
 今年の生物の展示のテーマは『外来生物』です。外来生物の紹介や展示などを行いました。また、江津湖の生物の紹介では、タカハヤ、ドンコ、ヨシノボリなどの魚類、スジエビやミナミニマエビの節足動物を展示紹介しました。
 特に観客の興味を集めたのは、外来種であるタイワンリス(クリハラリス)の解剖です。タイワンリスは、長崎県五島市で駆除されたものをいただきました。熊本県でも宇城市の三角半島に数多く生息していましたが、駆除が進み、近年はその個体数が減少したようです。

 秋もすっかり深まり、校内でも冬服を見かけるようになりました。気が付けば、校内のヒガンバナも開花し、ピークを過ぎた感があります。第二高校南側(東区役所側)の道路際にはヒガンバナが見事に開花していました。


生物部 秋のお彼岸


 第二高校では地震の復旧工事が進んでいます。第1棟(管理棟)は解体され、第2棟(普通教室棟)と第3棟(特別教室棟)は補修工事のための足場が組まれています。地震の傷跡から一歩ずつ前進している感じです。
 今年も第3棟前にヒガンバナの蕾が現れました。知らない間に大きくなり、やがて赤い花を咲かせそうです。日中はまだまだ暑いのですが、確実に季節は移っています。
 生物部は生徒理科研究発表会に向けて、オオスカシバ(ガの一種)の研究に一生懸命です。


生物部 開放的になりました!


 第3棟の補修工事で南側にあった柵が取り外され、生物室周辺は明るく開放的になりました。生物実験室の工事も進み、授業が実施できるまでもう少しとなりました。
 柵があったため手入れができなかった花壇も、しばらくの間に荒れていました。これから草花を植えたいと思います。
 2学期は生徒理科研究発表会があります。現在オオスカシバの生態に関する研究を行っていますが、思うようには進んでいません。とりあえずコツコツとデータ処理を行うのみです。

         柵が取り払われた生物室周辺

生物部 台風に備えて

 台風5号が接近しています。
 現在、第二高校生物部は、スズメガ科のオオスカシバの生態について研究しています。この研究は平成26、27年の理数科の先輩方が課題研究で取り組んでおられたもので、今年度は生物部が継続して研究に取り組んでいます。校内にはオオスカシバの産卵の嗜好性を調査するためにクチナシを10株程度置いています。
 しかし、台風で倒れてはいけないと思い、先日風が当たらない安全な場所へ移動しました。

 校内は復旧工事が本格的に始まり、花壇の管理もままならない状態です。しかし、今秋の生徒理科研究発表会に向けて研究を進めています。
 夏休み期間中も休日返上で、データを取っています。

生物部 梅雨入り前


 6月に入り、蒸し暑くなってきました。沖縄は梅雨入りしており、九州の梅雨入りも間近といった感じです。
 第二高校では、今、教育実習が行われており、放課後は生物の教育実習生3人と話す機会も多く、普段より賑やかになっています。
 花壇の夏野菜もずいぶん大きくなりました。ナス、トマト、ピーマン、それぞれ収穫間近です。






 高校総体直前です。運動部の皆さん頑張ってください。応援しています。

生物部 オオスカシバがやってきた!


 平成26年と27年に理数科2年の課題研究で、立田山ヤエクチナシの研究に取り組んでいたこともあり、生物教室前には一重咲きのクチナシと八重咲きのクチナシがそれぞれ5株ずつ鉢植えされています。先日は、一重咲きのクチナシに白い花が咲いているのをみつけました。付近にはクチナシ特有の甘い芳香が漂っています。八重咲きの立田山ヤエクチナシの開花はもっと後で、現在蕾も見当たらない状況です。立田山ヤエクチナシは、環境変化に弱いのか、現在5株中2株は枯れかけています。一重咲きのクチナシ5株は元気です。

 最近は夏を思わせるような気候になり、昆虫の活動も盛んになってきたようです。そんな中、今日正午過ぎにオオスカシバがクチナシ付近をホバーリングしているのを見ました。花を咲かせている一重咲きのクチナシの葉に産卵をしていました。
 今年、生物部は立田山ヤエクチナシ、オオスカシバについての研究を始める予定です。理数科の先輩方がオオスカシバの生態や立田山ヤエクチナシの遺伝解析などの研究をされてきましたが、生物部も引き続き研究を進めていこうと思います。

             クチナシの花

         辺りにはクチナシの甘い香りが漂っています

 みなさん、オオスカシバを御存知ですか?スズメガの一種ですが、ガと違ってとてもかわいい感じがします。今日、産卵した卵を大切に見守り、成虫まで育てたいと考えています。

生物部 結実!?


 運動会と中間考査が終わり、落ち着いたかと思えば、来週は高校総体・総文祭があります。生物部は、総文祭での展示・発表はありませんが、県立劇場で他校の展示や発表を見学する予定です。
 5月に入り、第二高校では、本格的な復旧工事が始まっています。今週は、第2棟(普通教室棟)と第3棟(特別教室棟)の間の渡り廊下の工事が始まり、生物室前にも工事のための塀ができました。視界は遮られましたが、復旧に向けて前進していることを実感しています。

          工事のための塀ができました!

 塀の向こう側では、生物室前の花壇の夏野菜が小さな実をつけました。先週、黄色い花を咲かせていたミニトマトは、現在は青い実をつけています。また、ナスはいつのまにか10cm程度の立派な実をつけていました。夏の日差しにナスの色素のアントシアンが輝いています。本当に濃い紫です。

              ミニトマト

                 ナス

生物部 オリーブの蕾


 生物室南側にオリーブの幼木が2本ありますが、小さな蕾をつけました。蕾の一部は開花して、小さな白い花が咲いています。熊本市で結実するのはとても難しいのですが、何とかオリーブの実を収穫しようと期待しています。

           オリーブの蕾です

 生物部前にはたくさんの植物がありますが、梅雨入りを前にアジサイも大きな蕾を付けています。その下にはシイタケの原木がありますが、先日、大きなシイタケを発見しました。食べるには少し大きすぎるシイタケです。

             手のひら大のシイタケ

 最近は寒暖の差が激しく、体調管理がたいへんです。そんな気候にも負けず、生き物たちは盛んに生命活動を繰り広げています。夏は近いようです。

生物部 久しぶりの雨

 晴天に恵まれた連休も終わり、第二高校は今週末の運動会に向けて練習が本格化しています。久しぶりの雨で、運動会の練習は室内となりましたが、運動場にとってはいい雨だったかもしれません。もちろん植物にとっては恵みの雨でした。

 生物室前の花壇には夏野菜が植えられていますが、ここ最近はグッと成長しました。連休中も部員が水やりを欠かさずやっていたので、元気に成長しています。中でも、トマトとジャガイモの成長が著しく、収穫が楽しみです。

            トマトが大きく成長しました

          ジャガイモは白い花を咲かせています

生物部 春が来た!


 今年の冬は長いのか、春休みといっても肌寒い日が続いています。特別教室棟南側の花壇の植物も、春はもう少しといった感じです。
 よく見てみると花壇の脇にツクシを見つけました。ツクシ(土筆)はスギナともいい、学名はEqisetum arvensaといいます。一般に栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシというようです。採集して、胞子の観察に利用したいと思います。


 花壇の隅では、チューリップが蕾をつけていました。もうすぐ開花です。